2013年4月26日 金曜日。
午後 13時、東武野田線 南桜井駅。
この日は念願だった「首都圏外郭放水路」の見学会に参加する日。
漫画家のタカイハルオさん主催の、大人の社会科見学イベント第一弾。
メンバーは いつも同人イベントなどで絡む人達を含めて
5人。
南桜井駅から 3〜40分 歩いて見えてきたのが「庄和排水機場」。
手前に だだっ広いグラウンドがありますが、この下に本日見学する「調圧水槽」があります。
建物内にある「地底探検ミュージアム 龍Q館」に入ります。
中2階にはシールドマシンの模型や地層から出てきた貝の化石などの展示品が。
2階の廊下には ここを訪れた有名人のサインが並んでいます。
押井さんのサインもありました。
同じく 2階、地底体感ホール前のギャラリーコーナー。
首都圏外郭放水路の模型やポンプ設備の模型などが見れたり、ガラス越しに操作室を見ることもできます。
2階から見た外の景色。
見学会参加証を受け取ります。
地底探検ホールでビデオを見たあと、今度は首都圏外郭放水路についての説明を受けます。
ビデオと模型を使って詳しく説明されています。
模型には ちゃんと水が入るという凝った仕様。
模型の寄り。
続いて ポンプ設備の説明。
こちらの模型も可動します。
結構すごい。
しかし、25mプールくらいの量の水を 1秒間で排出できるというのは
凄いとは思うけど 想像ではイマイチ ピンとこないなぁ。
ポンプ模型 寄り。
最後に操作室の説明を受けて、いよいよ地下にある調圧水槽に向かいます。
広いグラウンドを横切り、階段を100段くらい上り下りするということで、出発前に見学者全員で軽く準備運動。
これが調圧水槽への入り口。
階段で下りている途中は危険なため撮影は禁止。
下りる途中の景色はお見せできませんが、調圧水槽が見えた瞬間は
なかなかに圧巻でした。
ついに来ました
首都圏外郭放水路の 調圧水槽内。
さすが地下だけあって ヒンヤリと肌寒いです。
ここでも軽く調圧水槽の説明を受けます。
説明が終わると 10分間の撮影タイム。
自由に見学できる範囲にはロープが引いてあります。
移動できる範囲は狭いですが、それでも充分に調圧水槽の迫力を堪能できます。
柱の高さは18mあるそうです。
人と比べると その大きさが よく分かります。
奥に見えるのは第1立坑。
近付くことはできませんが、第1立坑の深さは
70m以上あるそうです。
こわ…。
天井から光が漏れていますが、この部分は蓋になっています。
ここから ブルドーザーを降ろして 調圧水槽内に溜まった土を掻き集め、再び
この穴から土を運び出すのだとか。
大変な作業だ。
ちなみに、この緑色に見えている光、カメラのレンズを通すと
この色なのですが、肉眼では普通の光なんですよね。
なんでだろ。
10分間の撮影タイムが終わり、再び階段を上って外に出ると、空が雨雲で覆われていました。
帰りは駅前の「さくらの木」というイタリアンレストランで夕食を食べました。
いや〜、あっという間だったけど楽しかったなぁ。
久しぶりにドキドキワクワクしましたね。
自主的にも こういう見学会やりたいものです。 |