旅行日記

◆ 番外編 ドライブ 大谷石地下採石場跡 → 東武ワールドスクウェア ◆


2015年9月14日、月曜日。

レンタカーを借りて アニメーターの先輩、後輩たちと 4人で 栃木方面へ ドライブに行ってきました。

一ヶ月前くらいから計画していたのですが、ドライブに行く日の直前に 大雨の影響で 栃木、茨城方面が大変なことになってしまっていて、正直 大丈夫なのかな?と思いましたが、基本的に高速での移動、行く場所も山の方だから大丈夫だろう、ということで出発。

朝の 7時に 自宅から 一番 近い 川越の レンタカー屋で車を借り、練馬で待っている友人たちを回収しに向かいます。

平日の朝なので ある程度 渋滞は覚悟していましたが、想像以上の混み具合で本当に参りました。
川越から練馬までの 約 34kmを走るだけで 2時間の浪費。
初っ端から計画が大きく狂いました。
都内の渋滞を甘く見ていましたね…。
毎朝 車で通勤している人は大変だな…ほんと。

最初、都内の レンタカー屋で車を借りようかなと考えていたのですが、ここまで渋滞するなら おとなしく都内で借りておくべきでした。


練馬で メンバーを回収した後、いよいよ出発。
大泉ICから 東京外環自動車道に乗り、川口JCTから 東北自動車道へ。

途中 佐野サービスエリアで休憩しつつ、約 2時間くらいで 栃木県宇都宮市にある『大谷資料館』に到着。

※ ここから先、大谷資料館、大谷石地下採石場跡の写真のみ クリックで拡大できます。


大谷資料館の駐車場。
岩山が ゴッソリ四角に削り取られていて、いきなり すごい光景。


周辺の地図。


資料館 入り口前。


資料館 内部。

入り口付近のモニターには 地下採石場跡で撮影された ミュージシャンの PVなどが流れていました。
なんか、何々の映画や ドラマで使われたとか、ウェブサイトにも この資料館内にも やたらと細かく書かれていて、とにかく主張が すごい。
そういうの要らないんだよな…。
なんか、それを目的に聖地巡礼に来てるみたいに思われるのは癪というか、何となく『これ書いておけば人が来るでしょ』みたいな、舐められている感じがするというか。
…僕が捻くれているだけですが。

実際、僕は映画や ドラマで この場所が よく使われていることを ウェブサイトを見るまで知りませんでした。
以前、ある絵描きさんが ここの写真をアップしているのを見て、純粋に行ってみたかったのです。
誰に対する言い訳なのか…。


地下採石場(跡)内。
ライトアップされていて、不思議な感じの音楽が ずっと流れています。
なんか、ピラミッドの中みたいな…。

最初に入った時の第一印象は、「怖い」でした。
写真だと だいぶ明るく写っていますが、実際は もっと暗くて、天井とか ほとんど見えないくらい。
石の圧迫感というか、天井が落ちてきそうな感覚というか、広くて音が反響している感じとか、水が滴る感じとか、とにかく ちょっと ゾッとする感じがあって、むしろ それが良い感じ。

ちなみに採石場内の気温は 12度。
結構 寒いです。




これは携帯で撮った写真。


ここ、カメラの補正がかかっているのか、なぜか やたらと赤く写るんですよね。
多分 緑色の ライトのせいだとは思いますが。


これも携帯。


假屋崎省吾という人が作ったらしい 花の アートが置かれています。

ちなみに 採石場内には三脚の類は持ち込めないので、とにかく カメラが ブレないように撮影しました。
それでも やっぱり 多少は ブレてしましましたけど。




天井から外の光が見えます。


先日の大雨の影響もあってか、やたらと水が滴っています。
カメラを濡らさないよう注意しつつ撮影。


一番 奥の空間。
人が写っていると広さが分かりやすいですね。






順路に沿って階段を上ります。


採石場内で撮影された写真が壁に ズラリと飾られている空間。

ちなみに、場内の各所に ここは〇〇の撮影に使われました、という写真付きの説明 パネルがあって非常に萎えます。
それさえなければ素晴らしい空間なのに。
撮影実績自慢など要らん。
くどいし。
せめて ウェブサイトと資料館だけにしておきなさい。


ドンペリもあります。


緑色の ライトがあるところの上から見下ろしたところ。


地下の水路。
暗くて見えませんが、奥の方からは ザ〜ッと 水の流れる音が聴こえています。
おそらく水路自体は浅いと思いますが、肉眼だと暗くて 覗き込むのも 結構 怖い。


水路の別アングル。


ここでも外から光が射し込んできています。


入り口付近に戻ってきました。










階段を上り外に出ると、暑い

地下の気温が 12度くらいですから、外に出た途端 汗が吹き出しました。


資料館の中にある展示コーナー。
採石場に関する様々なものが展示されています。
大谷の地質、手掘り採掘から機械化に至るまで、輸出、輸送に関してなど。










駐車場近くにある『ふれあいコーナー』。
自販機が並んでいる休憩所ですね。
ここも岩を切り取った空間になっていて、なかなか圧迫感がすごい。



大谷採石場を出たあと、次に向かったのは 比較的 近くにある、『東武ワールドスクウェア』。
入場料も高いし、正直 どうしようかなと思っていたのですが、せっかく ここまで来たんだから行っちゃえ、ということで、行くことにしました。
この日 行かなかったら たぶん もう 一生 行くことはないと思うので。

東武ワールドスクウェアは 先日の大雨で大変なことになっていた鬼怒川温泉にあるので、当然 鬼怒川の近くを走りましたが、川は すごい濁流になっていて 生々しかった。


東武ワールドスクウェアに到着。

天気が悪いのが残念。
ついに ポツポツと雨が降ってきました。

東武ワールドスクウェアは、遥か昔、物心がつくか つかないかくらいの頃に 一度 親に連れて来られたことがあったような気もするのですが、まぁ、どっちにしても憶えていないので 初めてと言っていいかな。

ちなみに電話で母親に確認してみたら、「鬼怒川は行ったことないんじゃないかな」みたいなことを言っていたので、完全に記憶違いなのかも。
母親の記憶力は アテになりませんが。
イトコの オジサンに連れて行ってもらったという可能性もなくはないしなぁ。


園内マップ。
レゴ(?)で作られています。


まずは園内に入る前に 飲食コーナーで昼食。
僕は カツ丼。


まずは 現代日本ゾーン。

国会議事堂。


東京駅。


なかなか細かくてよくできています。


実際に電車も走っていて、駅の発車ベルや アナウンスの声も流れています。


スカイツリー。
実物より 2年早く完成していたそうな。
なぜか上の方から モクモクと煙がでていました。

ちなみに園内にある ミニチュアは全て 25分の1の縮尺で再現されているそうです。


スカイツリーの根元。


旧帝国ホテル。


東京ドーム。
工事中でした。


新東京国際空港・第2ターミナルビル。




ちゃんと飛行機も動いていて、音も鳴っています。

ああ、中に入って飛行機を鷲掴みにしたい。








東京国立博物館・本館と、表慶館。




国立代々木競技場。


見ての通りの 東京タワー。

こういう ミニチュアとか ジオラマとか見ていると、ゴジラみたいに思いっきり破壊したい衝動に駆られますね。
もちろん やりませんが。




ふじ丸。
細かい。


漁港。
漠然と漁港。

奥には マンハッタン(ニューヨーク)が。




ここから アメリカゾーン。

ニューヨーク・ハーレム。
フラット・アイアン・ビルなど。


探せば どこかに バットマンがいるらしい。
ここは ゴッサムシティなのか。


ワールド・トレード・センタービルと、クライスラー・ビル。
写真では隠れていますが、エンパイア・ステート・ビルも ちょこっと見えています。


ホワイトハウス。




望遠での寄り。

オバマ大統領一家がいます。
肉眼だと小さくて分かりづらいかも。


エジプトゾーン。


これは メンカウラー王のピラミッド、かな。


スフィンクス。




カフラー王のピラミッド。


奥の砂丘の上にはラクダと人が。


アブ・シンベル大神殿。


ここから ヨーロッパゾーン。

コロッセオ。




パルテノン神殿。






聖ヴァシリー(ワシリイ)寺院。


ピョートル噴水宮殿。


マヘレの跳ね橋。


平和宮。


ノイシュバンシュタイン城。


バッキンガム宮殿。


サン・ピエトロ大聖堂。


サン・ピエトロ大聖堂、正面から。
清掃中。


人も細かい。


望遠ショット。
小雨が降っているので レンズを交換するのも大変。
















ピサの斜塔。


ベルベデーレ宮殿。


ミラノ大聖堂。
ミニチュアでも すごいし、でかい。


ガリバートンネルを使って中に入っていきたい。


エッフェル塔。


サン・マルコ寺院。


シャンボール城。




ヴェルサイユ宮殿。
横から。


正面。




『ノートルダムの鐘』で お馴染み?の、ノートルダム寺院。




凱旋門。




サグラダ・ファミリア。


ウェストミンスター寺院。


タワーブリッジ。


ドーバー城。


アルハンブラ宮殿。
横から俯瞰で。




グエルパーク。


カサ・ビセンス。


バルセロナ大聖堂。


ビッグベン英国国会議事堂。


ここから アジアゾーン。

アンコール・ワット。

『劇場版サイコパス』でも出てきましたな。


マスジット・イ・シャー。


アーナンダ寺院。


タージ・マハル。


故宮。




よく見ると クレーンカメラや撮影クルーがいるので、『ラストエンペラー』の撮影風景を再現したものだと思われます。




天壇。


天壇、奥側。


敦煌・莫高窟。


雲崗の石窟。


万里の長城。






台北101。

現在製作中で、10月頃に一般公開されるそうです。
丸見えですけどね。


高雄龍虎塔。


景福宮 勤政殿・香遠亭。


ソウル南大門。


日本ゾーン。

薬師寺。

中学の修学旅行で行ったなぁ。


法隆寺。


二条城二の丸御殿。


春日大社。


鹿苑寺金閣。


こちらは 慈照寺銀閣。




清水寺。


東大寺大仏殿。


厳島神社。


姫路城。




日本に こんな山はないじゃろ。




瑞巌寺。


田麦俣の民家。


熊本城。


稲刈りが終わった田んぼにあの有名なおじさんが…というようなことが パンフレットに書かれていたけど、カールおじさんでもいるのだろうか。

どっちみち 写真 撮れてないけど。


合掌造りの民家。




出口付近にある 動物公園のコーナー。
…のとなりの 遊園地。






動物がいる スペース。














電車も ちゃんと走っています。


道後温泉本館。


大浦天主堂。


旧グラバー邸。

小学校の修学旅行で行ったな〜。
さっきの熊本城とセットで。


旧開智学校。


堂崎天主堂。


旧北海道庁舎。


札幌時計台(右側)。


守礼の門。

天気も悪かったので ざ〜っと回りましたが、それでも思っていた以上の ボリュームでした。
わりと ベタな観光地ではあるので、行きたいと言いつつも そこまで期待していなかったのですが、それなりに楽しめました。
…2500円(大人料金)を払う価値があるかどうかは人それぞれでしょうけど。


東武ワールドスクウェアを出たあとは、もう時間に余裕もなかったので、寄り道もせず 真っ直ぐ東京へ。

メンバーを駅に送り届けてから 川越の レンタカー屋に車を返しにいかなくてはならなかったのですが、夜も 結構 ひどい渋滞に引っかかってしまい、結局 車を返却したのは レンタカー屋が閉まる時間(22時)の 10分前。
ギリギリでした。
途中 道路工事はあるわ、信号には一個ずつ 全部 引っかかるわで 本当に ヒヤヒヤしましたが、事故も トラブルも特になく無事に車も返却できて良かったです。

しかし、日帰りだと やっぱり バタバタだなぁ。
結局 最後に みんなで 夕食を食べる時間もなかった。

いつか、みんなの都合さえ合えば泊りで出かけてみたいものです。


今回、本当は 栃木や群馬方面で もっと行きたい場所が いっぱいあったのですが、とりあえず埼玉より北に初めて行けたので(北海道は除く)、それだけでも自分の中では ひとつ目的が達成できました。

そのうち群馬方面にも行ってみたいと思っています。



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