旅行日記

◆ 北海道(道東) ドライブ旅 [ 3 ] 2015年6月19〜20日 ◆


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■ 6日目 (19日 金曜日)


納沙布岬の朝。

時間は 3時くらい。
雲の上は もう かなり明るくなってきています。


望郷の岬公園 駐車場を出て、岬の先端に移動します。


納沙布岬灯台。


灯台の左側。


灯台から西側を向いたところ。

望郷の岬公園がある方向ですね。
『笹川記念 平和の塔』が見えます。


こちらは南側。


『珸瑤瑁(ごようまい)』方面。
読めない。


遠くに見える島は 歯舞(はぼまい)群島の ひとつだと思いますが…。

これは『秋勇留(あきゆり)島』、かな?




ウミネコがいます。




東側の海の上に灯台のような物が見えます。

どうやらこれは『貝殻島』という高潮時には水没する島(岩礁)に立っている灯台らしい。


これは ブイかな?


雲が晴れてきて東側の空が オレンジ色になってきました。

ちなみに僕以外にも 4人くらい朝日を撮影しに来ている人がいましたが、内 二人は曇っている空を見て途中で諦めて帰ってしまいました。
日の出 予定時間の手前には完全に曇っていて 自分も諦めかけていましたから。

左に写っている方の格好を見ていただければ分かりますが、かなり寒いです。
こんな状況でも半袖の自分は完全に 北海道に慣れていない感 丸出し。




いよいよ雲の向こうから太陽が昇ってきます。


キターッ


雲があって水平線(島があるから地平線か?)から昇るところは見られませんでしたが、4時10分、日本最東端での日の出です。

(雲がなければ 日の出の予定時間は 3時40分でした。)












雲が太陽を覆い始めました。


朝陽を浴びた 貝殻島灯台。












あっという間に空は雲に覆われてしまいました。

昨晩の星空といい、ツイてたなぁ。
先日 美幌峠での朝日は拝めなかったので、ここで見られて本当に良かった。


6日目 (19日 金曜日)のルート。

さて、出発です。
今日は寄る場所が多いので気合入れて挑みます。


最初に 立ち寄ったのは日本最東端にある コンビニ、セイコーマート うちやま歯舞店。

朝食を調達しようと思っていたのですが、24時間営業ではないらしく、閉まっていました。

この辺りでは こんな早朝から コンビニを利用する人がいないのでしょう。
そりゃそうか。

仕方なく 根室市まで戻って セブンイレブンで食料の買い出し。


軽く朝食を済ませたあと、やって来たのは『根室車石(花咲灯台車石)』。


車石(くるまいし)園地の案内板。


花咲灯台。


波が打ち寄せる音がすごい。


根室車石の説明パネル。


車石が見えてきました。


下に降りていく階段がありますが、時々 もの凄い波が来て水飛沫が飛んでくるので、早歩きで さささっと歩きます。


下に降りたところ。

道の先の方は打ち寄せた波で濡れています。


波が強いので先端部には近付かず 斜め横からの撮影になってしまいましたが、これが『車石』です。


大きな波を撮影しようと思って しばらく カメラを回していましたが、来ませんでした。
これでも 結構 水飛沫すごいんですけどね。


他の場所も歩きます。


納沙布岬がある東側。

友知湾。




この島は…多分 左が『チトモシリ島』で 右が『友知島』かな?

無人島ですが、詳細は よく分からず。


友知島の寄り。






遠くに うっすら見えるのは『トモシリ岬』の辺りかな。


























ここでも釣りをしている人たちがいます。






一通り 根室車石 周辺を歩いたあとは、次の場所へ。


次にやって来たのは『落石(おちいし)岬』。


落石岬は環境保全地域になっているため、岬の先端までは車では行けず、駐車スペースから歩いて行きます。




いきなり鹿たちが お出迎え。




…あ、いや、全く歓迎はされておりませんが。










すごい見てる…。


かなり警戒されています。

奈良とかにいるような餌付けされて人に慣れた鹿とは違い、野生の鹿ですから 人には近づいて来ません。
むしろ逃げていきます。


旧無線局。


木道の入り口。


デコボコしていて 少々 歩きづらいですが、進みます。


エゾアカマツの純林。


広い場所に出ました。




落石岬湿原。


まだまだ道は続きます。




再び純林の中へ。


途中 木道が壊れかけている場所もありましたが、林を抜けて 灯台がある場所に到着。


しかし、自分が行きたかったのは灯台ではなく岬の先端部分だったので、ここから更に西に向かって歩いて行くことにします。

この決断のせいで あとあと大変な思いをすることに…。


歩いたルート。

灯台までなら片道 20分くらいで済んだのですが、結果的に 1時間以上 歩く羽目に。
特に、灯台から 地球環境モニターリングステーションまで続く道は整備などされておらず、道は ぬかるんでるわ、谷はあるわ、途中に川を渡る箇所はあるわ。
普通の格好で行く場所ではありませんでした。
最低でも長靴は必須。

完全に甘くみていました。




整備はされていませんが、踏みならされた道はあるので、それを頼りに歩きます。


結構 急な下り。
道が ぬかるんでいる場所があるので、滑らないよう慎重に…。


ここまで来たら 今更 戻ることもできないので、とにかく黙々と先に進みます。




岬の先端は まだまだ先です。


またしても谷。


谷の向こうに鹿が。


僕が近付くと一斉に逃げていきます。

軽々と坂を登っていきやがってぇ…。




さっき旧無線局の近くにいた鹿とは別の鹿たちだと思いますが…。
この辺りには鹿が いっぱい いるようです。


相変わらず警戒されています。


人間には決して近付こうとはしません。


しばらく歩いて ようやく『国立環境研究所 地球環境研究センター 落石岬ステーション』が見えてきました。




落石岬の西端に到着。


漁をしている船が見えます。


駐車スペースへ戻ります。

モニターリングステーションから駐車場までの道は舗装こそされていませんが、先程の道と比べたら はるかに歩き易い。

濡れた草の中や水溜まり、川の中を歩いたものだから、ズボンの裾と靴の中が完全に水浸し。
大変 気持ち悪いですが 我慢して歩きます。


海沿いの道を歩いていると、頭上で「フォフォフォフォフォフォッ」という風を切るような音が何度も聞えてきて、最初は何の音なのか分からなかったのですが、あとで 鳥の仕業だということが分かりました。

強風が吹く中、小さな鳥が急降下しながら羽を バタつかせる時に鳴っている音のようです。
結局 何という鳥なのかは分かりませんでしたが。


しばらく歩いて車に戻ってきました。

靴と靴下を脱いで、濡れた足を拭きます。

うひ〜っ。

靴は一足しかないし、これから どうしたものか…。
どこかで新しい靴を買うか、靴を洗える コインランドリーを探すかしかないか。

とりあえず しばらくの間は裸足で運転です。
車の暖房を足元だけ全開にして、窓を開けながら次の目的地に向かって走ります。


北太平洋シーサイドラインを 延々 走ります。
最高に気持ちいい。






落石岬から 1時間ほど走って、霧多布半島の東端『霧多布岬』に到着です。

1時間の間に 靴も だいぶ乾きました。


ここでも駐車場から岬の先端まで歩きます。


これは北側、『きりたっぷ展望台』がある方向。






湯沸岬灯台。


湯沸方面。






先端部分に到着。
































霧多布岬を しばらく散策したら、次は すぐ近くにある『アゼチの岬』に移動します。


霧多布半島の西側にある、『アゼチの岬』。




霧多布岬には 結構 人がいましたが、こちらには誰もいません。

琵琶瀬湾が見渡せます。


岬の先端部。




『ゴメ島』。


手前は 『小島』、の一部。

奥に見えるのは『嶮暮帰(けんぼっき)島』。






『霧多布大橋』。


浜中町も見えます。








少々 時間が余っていたので『霧多布湿原センター』にも来てみました。


霧多布湿原。

左奥に見えるのは 嶮暮帰島。


湿原の中を通る道路。

奥に見えるのは 先程いた 霧多布半島です。


霧多布湿原センターでは 湿原の中を歩くツアーや 自然体験プログラムなどもやっているようです。


10時。

霧多布温泉 ゆうゆ』。

開店時間に合わせて 霧多布半島に戻ってきました。

入り口に『ルパン三世』の絵がありますが、そういえば 浜中町は ルパン三世の原作者 モンキー・パンチ先生の出身地でした。


脱衣所。

平日の朝ということもあり、自分以外 誰もいません。
完全に貸し切り状態。


貴重品を入れるロッカー。

ちなみに 100円です。




内湯。


露天風呂。

風が強く 寒いですが、浜中町と 琵琶瀬湾を見下ろしながら温泉が堪能できます。


建物内にある ゲームコーナー。

ビデオゲームの類はありませんが、温泉施設の中の こういう空間も懐かしい感じがして良いですね。


ルパン三世の ラッピングバス。


温泉で疲れと汚れを落としたあとは、『琵琶瀬展望台』にやって来ました。




南側から 霧多布湿原を眺めることができます。




琵琶瀬湾と 琵琶瀬の町。


琵琶瀬川。




天気が微妙なのは残念ですが、美しい湿原を堪能できます。


次にやって来たのは『涙岬』。

岬の入り口には涙岬の伝説について書かれています。


例によって 駐車スペースから歩きます。


涙岬の先端までは 500m。










涙岬の見晴台に到着。





乙女の涙の伝説にあった、娘の顔に見える岩。




こちらが『立岩』。


確かに岸に向かって必死に進んでいるようにも見えますね。


再び遊歩道を歩いて駐車場に戻ります。


涙岬の次にやって来たのは『ピリカウタ展望台』。

厚岸から 道道 955号線を南に下った先、床潭(とこたん)の南側にある展望台です。

いつの間にか雲も晴れてきました。


近くにある『愛冠(アイカップ)岬』と違って ここは観光地の類ではないので、誰もいません。

いわゆる 穴場スポットですな。


ただ、長いこと人が立ち入っていないのか、展望台は蜘蛛の巣が張っていました。

観光客どころか地元の人も来てないんだな。
良い眺めなのに。

駐車場から展望台に登る坂道の入り口に 車両止めの ロープが張ってあるから 誰も来ないのかも。
『車両進入禁止』と書かれているだけで、別に立ち入り禁止にはなっていないのにね。


展望台の一番上。

虫が いっぱいいるので 速攻 退避。


展望台から見た 床潭の町。


奥に見えるのは『アイニンカップ岬』。

『愛冠岬』とは違います。






ピリカウタ展望台を出たあとは、洒落臭い『愛冠岬』は当然の如くスルーして、『厚岸(あっけし)グルメパーク』へやって来ました。

ここで 昼食タイムです。


グルメパーク入り口からの景色。


グルメパーク 2階にある レストラン『エスカル』で食べた、『かきぶた合戦丼』。
1260円。

厚岸名物の牡蠣と 豚丼が いっぺんに楽しめます。
アサリ汁も最高。


厚岸グルメパークで昼食を済ませたあとは 厚岸湾を ぐるっと西側から回って 『尻羽(しれぱ)岬』にやって来ました。

海沿いなので どうしても岬ばかりになってしまいますが、今日は これで最後です。

ちなみに 尻羽岬に来るためには 片道 5kmほど ダートを走る必要があります。


そして、駐車スペースから岬の先端(東)に向かって 1kmほど歩きます。

仕方がないが、今日は歩いてばっかりだな。




何か 霧というか、もやが。


右側には太平洋が広がります。


海難物故者供養塔。




どんどん歩きます。

しかし、落石岬よりは 全然 楽。




看板がある場所までやって来ました。

ここまでで 800mくらいかな?

しかし、この看板、風で剥がれてしまったんですかね。


↑ ※『風雨来記 3』(F・O・G)ゲーム内写真より。 おそらく 2012年頃のもの。


更に先に進んでみます。




崖の下、海の上に鳥居が見えます。








岬の先端に続く道が見えます。






残念ながら 道が草で隠れてしまっています。

できるだけ草を踏みにじったりはしたくないので、今回は ここまでで断念。


あの道の先の景色も見たかったですけどね。


尻羽岬を出たあとは、道道 221号 塘路厚岸線を通って 塘路(とうろ)湖方面へ向かいます。


これは途中で立ち寄った畑。

位置的には『塘路ネイチャーセンター』辺り。
塘路湖の すぐ傍ですね。






キツネがいます。






摩周国道から見た『塘路湖』。


ここから 道道 1060号 クチョロ原野塘路線に入り、『コッタロ展望台』へ向かいます。


5kmほど ダートを走り 『コッタロ湿原展望台(第1展望台)』に到着。

それにしても 今回の ドライブ旅では 結構 ダートを走っているなぁ。
車 大丈夫かな…。
石とか跳ねまくるので 車体に傷が付いてないか心配。


コッタロ展望台までは 200段ほどの階段を登ります。

大した段数ではないんですが、今日は早朝から歩きっぱなしだったので、結構 しんどい…。


階段を 100段くらい登ったところ。


更に上に登ります。









ここが一番上の展望台。


『コッタロ湿原』が一望できます。




展望台の高さは 80mくらいらしいのですが、充分に素晴らしい景色が堪能できます。




コッタロ川。






ハンノキ林。












俯瞰で見る湿原の林は圧巻。










奥に見えるのは『シラルトロ沼』。


これも コッタロ川、かな?


階段を下りて駐車場に戻ります。


次にやって来たのは『細岡展望台』。

釧路湿原が一望できる展望台です。


『細岡ビジターズラウンジ』。

駐車場から展望台まで歩いて行きます。






展望台に到着。

通称『大観望』。




遠くの方が霞んでしまっていますが、それでも素晴らしい眺めです。

釧路湿原といえば霧のイメージもありますが、霧に包まれた湿原というのも幻想的で良さそう。


釧路川。


展望台は西側を向いているので、天気が良い日に湿原に沈む夕陽を見たら綺麗なんだろうなぁ。




途中 コンビニで休憩。

上の写真は セイコーマートの『北海道牛乳モナカ』と『ガラナエール』。


本日の宿泊地である『釧路』へやって来ました。

これは『釧路駅』。


駅前の泉。


夕食タイム。

釧路出身の制作さんに 釧路の オススメ店を いくつか教えてもらっていたのですが、その中から『レストラン 泉屋』を チョイス。


美味しそうな メニューが並んでいます。


ドーン

しかし、この お店に来た目的は これ。
ここ釧路では 結構 有名らしい、『スパカツ』。
928円。

鉄板に乗った スパゲティと カツ、そこに ミートソースをかけたもの。

味は まぁ、想像通りだと思いますが、鉄板に乗った スパゲティというのは珍しい。
ゆっくり食べていると鉄板に スパゲティが こびり付いてしまいます。


ボリュームもあって、満腹。

美味しかったです。
ありがとう、制作の Iさん。

また釧路に来ることがあったら 他のメニューも試してみますよ。


宿に行くには まだ少し早いので、釧路周辺を ドライブします。


『高山パーキング』。

夜景を見るために作られた駐車場です。
車に乗ったままでも夜景が楽しめます。


白樺台方面の夜景。


そんなに高い位置ではありませんし、あまり広い範囲は見渡せない地味な夜景ですが、個人的には地元の隠れスポット的な感じで好きです。






点滅する視線誘導柱の明りも良い感じ。







空も だいぶ暗くなってきました。


月のアップ。

クレーターが分かるくらいには寄れますね。


夜景を眺めたあとは、『民宿・休坂』へ。


ゲストハウスですが、今の時期は宿泊客も少ないらしく、4人部屋に一人で宿泊です。

Wi-Fiもありますし、チェックアウトも自由。
お金は先払いで 今回は素泊まりなので、フロントにある箱の中に鍵を入れておけば いつでも好きな時間に チェックアウトしていいらしい。
これは ありがたい。

ネットのチェックと 撮影した写真のチェックをして、早めに就寝。



■ 7日目 (20日 土曜日)


7日目 (20日 土曜日)のルート。

いよいよ最終日。

今日は帯広に戻ります。


朝 8時。

宿の チェックアウトを済ませ、朝食を食べるために まずやって来たのは 釧路駅近くの『和商市場』。


和商市場の中。

新鮮な魚介類が並んでいます。

60店舗以上の店があるそうな。


開店直後だというのに、結構 お客さんがいます。


まずは惣菜屋さんで ご飯を買って丼に盛ってもらいます。

そのあとは市場を回って好きな海鮮を買っていき、ご飯の上に乗せてもらうのです。


でーん
これぞ『勝手丼(勝手どんぶり)』

15年くらい前から ずっと食べたかったのだ。

調子に乗って 一切れ 500円する 大トロと 蟹足を乗せたので、これで 2800円(具のみ)くらいになってしまった。
まぁ、今回の旅の最後の贅沢ということで。

とびこは お店の人が サービスで乗せてくれました。


飲食スペース。

ここで食べます。


和商市場を出たあとは 釧路の クロネコヤマトに寄って 着替えなどの もう必要のない荷物を全て埼玉の自宅に送りました。
これで一気に身軽に。


釧路市を出て わりと すぐの場所、白糠町にある 道の駅『しらぬか恋問(こいとい)』。

太平洋沿いにある道の駅です。




恋問海岸。


天気も良くて気持ちいい。




道の駅の敷地内にある『ユーラス白糠ソーラーパーク展望台』に登ります。

展望台自体の写真は撮り忘れましたが、木製の展望台です。










これが ソーラーパーク。

太陽電池モジュールが並んでいます。
13万4400枚あるそうな。


白糠を出たあとは、ただ ひたすら海沿いの道を南西に向かって走ります。


白糠から 80kmほど走って、『湧洞湖』の近く。

畑の中に タンチョウがいました。


立派な タンチョウです。

近くで見ると 結構 大きい。


2羽いました。


道路を歩く タンチョウ。




よく見ると脚に数字が書かれた タグが付いています。


車が近づいて来たので、飛んで草むらの奥に行ってしまいました。




こちらは もう 一羽の タンチョウ。

こちらには タグがありません。


お互いの位置を確認するように、一羽が鳴いたら もう 一羽が鳴き返します。


周辺の道路。




湧洞湖に続く道。

北海道の道は、メインの大通り以外は 結構 路面の状態が悪いです。

ちなみに 湧洞湖に行こうと思ったら道が閉鎖されていました。


仕方なく次にやって来たのは 大樹町にある『晩成温泉』。

雄大な太平洋を眺めながら ヨード泉を堪能できます。

ちなみに バスタオル類も無料で貸し出ししているので、基本的に手ぶらで OK。
荷物を全て送ってしまっていたので 大変 ありがたい。


風呂へと続く廊下。


休憩室。

太平洋を眺めながら マッサージチェアで休むのも良いかも。


脱衣所。


人がいたので中は撮影できませんでしたが、脱衣所から見たところ。


温泉を満喫したあとは 大樹町の道の駅へやって来ました。

しかし、道の駅 自体に用があるわけではなく…。


目的はこちら。

『味の龍月』。


『牛トロ丼』。
780円。

これは確か ツーリングマップルか何かに載っているのを見て食べたいと思っていたんですよね。

ご飯の上に 刻み海苔、白髪ねぎ、カイワレ大根が敷き詰めてあって、その上に牛トロ、白身だけに焼き目を付けた目玉焼きが乗っています。
そこに ワサビ醤油をかけ、掻き混ぜながら食べます。

ものすごい絶品、というほどのものではなく、店構えからも分かるように わりと地味な印象の料理ですが、普通に美味しいです。
地元の人たちに 長年 愛されている お店、といった感じ。

自分が行った時には 牛トロ丼を食べている人はいませんでしたが、他の メニューも美味しそうだったなぁ。


あとは レンタカーを返して 空港に戻るだけなのですが、まだ 飛行機の時間までは 全然 余裕があったので、初日に行きたいと思いつつ行けなかった 士幌町の『ナイタイ高原』に 思い切って行ってみることにしました。

大樹町から ナイタイ高原までは 片道 100kmあります。
距離自体は何ともなかったのですが、問題は帯広市内の渋滞。
これに引っかかってしまい、だいぶ時間を ロスしてしまいました。


ナイタイ高原牧場の中。

レイトハウスに向かう道。
牧場の入り口から レイトハウスまで 更に 7kmほど山道を登ります。

この写真は途中の駐車スペースから。
高原に降り注ぐ光の筋が美しい。














レイトハウスに到着。






牧場の 総面積は 約 1700ヘクタール(東京ドーム 358個分)あるらしく、公共牧場としては日本一の広さらしい。


素晴らしい景色に ただただ溜息が出るばかり。








遠くに見えるのは…おそらく 上士幌町。






こっちが 士幌町…かな?












しばらく ナイタイ高原の景色を堪能したあとは、急いで 帯広空港方面へ戻ります。

ナイタイ高原から とかち帯広空港までは 約 80km。

戻りは そんなに渋滞に引っかかることもなく、わりと スムーズに進みました。


空港を通り抜け、やって来たのは 道の駅『さらべつ』。

ここで お土産を買います。


途中、空港周りは土砂降りでしたが、更別方面にも雨雲が近付いて来ています。

友人と会社用の お土産を買い、自宅へ郵送してもらうことに。

道の駅の中の飲食スペースで ソフトクリームを食べつつ、レンタカーを返す予定の時間まで小休止。


道の駅で休憩したあと、雨の中 ガソリンスタンドへ。

最後の給油を済ませてから、空港に戻ります。


レンタカーを無事に返却し、帯広空港に戻ってきました。


空港内。


飛行機の時間まで まだ 1時間くらいあったので、空港内の飲食スペースで 夕食。


19時55分発の飛行機で東京に戻ります。


いや〜、本当に あっという間の一週間でした。

こんなに濃厚な時間を過ごしたのは何年ぶりだろう。

天気とか、霧とか、ところどころ残念な部分もありましたが、それも含めて楽しく充実した一週間でした。
車中泊とか、初めてのこと尽くしでしたから。

一人旅なので 感動を共有できる相手がいないのが ちょっと寂しくはありますが…。
写真や動画も良いんですけど、やっぱり その場その場の匂いとか、肌で感じる空気とか、そういうのは現地に行って体感するしかないですから。

いつか、誰かと一緒に行けたら、それも楽しいだろうな。
一週間の旅とかになると 一緒に行ける人は なかなかいないとは思いますが…。


とにかく 最高の旅でした。

今回は 時間の都合で道東しか回りませんでしたが、道央や道北、道南にも いずれ必ず行きたいと思っています。
何年後になるかは分かりませんが、また必ず来るぞ、北海道


ちなみに この一週間で走った 総走行距離は 約 2200kmでした。
北海道の最北端から 九州の最南端まで走るくらいの距離ですね。
かなり走ったなぁ。
元々の計画では 1500kmくらい走れれば良いかな、と思っていたので、だいぶ 余分に走った感じ。


◆ 今回の旅でかかった費用 ◆

・ 飛行機代(往復) ・・・ 3万ちょっと(早割)

・ 一週間分の レンタカー代 ・・・ 3万弱 (補償金込み)

・ ガソリン代 ・・・ 2万5000円くらい

・ 宿泊費 ・・・ 2万円ちょっと

・ その他 食費、駐車場代、入浴費など ・・・ 3万くらい


全部で 大体 13〜14万くらい、といったところでしょうか。

宿泊費は 全部 素泊まりにするか 車中泊を増やすかすれば、もっと抑えられますね。

ガソリン代も走る距離や走り方次第で だいぶ抑えられるかも。
レンタカー代が安く済んだのは おそらく オフシーズンだったからだと思います。

上手くやれば 10万以内に抑えることも 充分 可能かと。

まぁ、参考程度に。



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