2013年の日記

   2013年12月28日(土) 今年最後の更新

いやいや、残念な年末になってしまいました。
月曜日の夕方に インフルエンザを発症してしまいまして、今週は ほとんど家から出ることができませんでした。
とほほ…。

インフルエンザにかかるなんて、人生初かもしれません。
喘息だったり アトピーだったりという持病はありますが、普段 風邪も そんなに ひかないというか、せいぜい鼻水が出る程度で 熱が出たり寝込んだりするほどの病気なんて 中学生以来 全くなくて。
中学生の時、友人と一緒に映画を観に行ったのですが、その帰りの電車の中で 二人とも同時に気分が悪くなり、夜には 40度超えの高熱、次の日は学校を休む、ということがあったのですが、あの時 以来かも。
あの時の症状も インフルエンザに似ていますが、潜伏期間を考えると どうなんだろう。

今回の インフルエンザは 先週の土曜日に行った 攻殻スタッフの忘年会が原因だろうな、間違いなく。
それ以外 ほとんど外に出ていなかったですし。
だとしたら、あの場にいた 他の スタッフは大丈夫だったのだろうか。
帰りの電車で うつされた可能性もありますが。

今まで インフルエンザにかかった記憶もなければ 予防接種もしたことがなかったので、完全に油断していました。
今年一年 ダイエットをしていて 結構な速度で痩せていましたから、ウィルスに対する抵抗力が弱っていたのかもしれません。

しかし、インフルエンザというのは 本当に すごいスピードで症状が現れるんですな。
ついさっきまで何ともなかったのに、急に ものすごい悪寒がしはじめて、暖房をつけているにも関わらず 体が寒さで ガタガタ震えだし、あっという間に高熱が出て。
これはヤバイ、すぐに病院に行かねば…と フラフラしながら家の外に出たら、あまりの寒さに本気で凍死するかと思いましたよ。
そりゃぁ、暖房を入れている部屋の中でも ガチガチ歯が鳴って、手が震えて携帯も落としそうになるくらい悪寒がしてるわけですから、当然 外に出るなんて自殺行為なわけで。
まぁ、しばらく歩いているうちに少し体が温まって震えは治まりましたが。

ただ、今週の月曜日は祝日で病院が閉まっていたんですよね、タイミングが悪いことに。
インフルエンザの薬は薬局では市販されていませんし、仕方なく家に戻って 額に冷えピタを貼って寝ました。

一晩 寝たら だいぶ楽にはなっていましたが、念のため 朝一で もう一度 病院に行ったら 見事に インフルエンザだと言われて。
体調的には問題なくても 人に うつす可能性があるので、今週は大人しく家に閉じ篭ることにしたというわけです。
で、ここで 今年 一年間やり続けた ウォーキングの総歩数や 総距離のデータをまとめておきます。

『Walker』という iOSアプリを使っていますが、ちゃんとした万歩計ではないので 数字は あまり アテにはならないかもしれません。

左の画像は今年の 1月末から 今日(12月28日)までの総データですが、距離の数字を修正しているのは、つい先日まで歩幅の設定を調整しておらず 正確な距離が測れていなかったためです。
いつも歩いている 6.3kmのコースと、そのコースを歩いた時の総歩数から 6.3kmの距離を割ることで ある程度 正確な歩幅が算出できるわけですが、その歩幅で今年の総距離を計算し直したものが上の赤い数字というわけです。
1700kmというのは 大体 青森から熊本くらいまでの距離ですかね。
そう考えると だいぶ歩いたなぁ。

ちなみに、この万歩計アプリは 一日中 常に回しているわけではなく、ウォーキングをする時か、通勤時などの長距離移動の時しか測っていません。
なので実際には もっと歩いているんですけどね。

平均すると 1日に 1時間の ウォーキングをしていたわけですが、今年 一年の中で 丸々 12日間も ウォーキングだけに費やしたんだと思うと ちょっと ゲッソリしますね。
まぁ、そのおかげで 1月から 18kg 痩せたわけですが。

ちなみに iOSの体重管理アプリで記録していた ここ 1ヶ月半の体重変化グラフ。
スタジオに泊まり込んでいた時は 体重も あまり量れず 記録も付けていなかったので、中途半端ですが。
オレンジの点が朝に量ったもので、青い点が夜に量ったもの。
朝と夜に 2回 体重を量るのは、睡眠中の体重の減り方で代謝を見るためです。
朝起きた時に 600g〜1kg減っているのが 一番 理想的らしいのですが、なかなか そうはいきませんね。

とりあえず このグラフを見てもらえば分るように ここ 1ヶ月半で 6kg痩せました。
途中 グラフの山が大きく上がっている部分は 人と食事に行ったり 忘年会に行ったりした時です。
当たり前ですけど、ダイレクトに出ますね。

実家にいる間も 規則正しい生活と ウォーキングは続けたいと思います。
年明けから また徐々に忙しくなってくると思いますが、可能な限り この生活を維持して、来年の年末には更に痩せていたいものです。

先週の攻殻スタッフ忘年会のあと、飲み足りないらしい 竹内さん(border:2 監督)に誘われ、二人で開いている居酒屋へ行って 軽く 二次会をやったのですが、そこで 僕の仕事のやり方についての話になり、厳しい言葉を いくつか いただきました。
ザックリ簡単に言うと”無駄は捨てろ、本質は他にある”という お話なのですが。
自分自身 以前から 重々自覚していたことではあったのですが、なかなか人から言ってもらえることは少ないので、改めて身に染みました。
ちょっと、現状に甘えていた部分もあったので。

厳しく言っていただけるということは 期待してもらえているということですから、その期待に応えられるように来年も頑張ります。
「俺が見込んだ男なんだから」とも 言ってくれていましたしね。

もうひとつ嬉しかったのは 総監督の黄瀬さんが「立石君は 攻殻またやってくれないのかな」と 言ってくれていたらしい という話を聞いたこと。
大変 ありがたいことです。

攻殻をやっている最中は 仕事に対する プレッシャーもありましたが、それ以外にも ダイエットやら 知人との ゴタゴタやら いろんな ストレスが重なり、精神的に かなり滅入っていて。
正直、あの時は作業を楽しむ心の余裕も あまりなく ただただ 振り落とされないように しがみついている状態で、結果 周りの スタッフにも いろいろと迷惑をかけてしまいました。
でも、竹内さんと黄瀬さんの何気ない一言で報われました。
それだけで、今年は良い一年だったと思えます。
やってよかった。

黄瀬さんとは 打ち入りの時に軽く挨拶をしただけで 作業中は ほとんど絡みがありませんでしたが、来年は もう少し お話できるといいなぁ。

攻殻機動隊ARISEは 来年も border:3、border:4と 続いていきますので、今後も 宜しく お付き合い下さいませ。


仕事の絵だけ描いているのが しんどかったので 仕事の合間に息抜きで描いた、『UFO-CO(うほこ)』。
TAITOの ニンテンドーDS用ソフト『SPACE INVADERS EXTREME 2』に登場する キャラクターです。
超今更ですが。
だいぶ前から 描こう描こうと思いつつ描けていなかったので、ようやく描けて良かった。

つい先日 あるイラスト仕事で この絵と ほぼ同じポーズの絵を描いたのですが、そちらでは パンツが描けなかったので こっちで発散。
…いや、別に無理して パンツ描く必要はないんでしょうけど…。
とりあえず 思いっきり 元気な感じの絵が描きたかったのです。
こういう 頭身が低いキャラも 最近 描けていなかったので。

pixivにもアップしていますが、以前アップした 10周年記念絵と同じように こちらは 上下を カットしていないバージョンで。

ちなみに僕は今 DSを持っていないので、ゲームの方はやったことがありません。
また DSを持つことがあったら買ってプレイしたいと思います。

大好きな TAITOと ZUNTATAに愛を込めて。

さて、明日の お昼の飛行機で福岡に帰ります。
戻ってくるのは 1月6日の夜になると思います。

温泉 いくぞ。
むっちゃん万十 食べるぞ。
『博多だるま』の店舗にも行きたいな。


それでは みなさん、良い お年を
また来年

   2013年12月17日(火) web拍手 返信
八木橋さん
こんにちは、八木橋というものです。
先日、「アニメ背景、レイアウト資料参考」と言うワードで検索をかけたところ、こちらのサイトを発見しプロのレイアウトの仕事を見ることができ、とても勉強になりました。
自分は現在、自主制作アニメーションの制作に関わっており、アニメ作品のノウハウについて学んでいる最中です。
そこで、大変不躾で図々しいことを言っていることは承知ですが、レイアウトを大きめの画像で上げていただくことはできないでしょうか、自主制作アニメのレイアウト制作の際に、資料として大きめの画像ファイルを手元に置いておくことが出来ればレイアウトの作成する際にとても助かります。
自分でも、いきなりこのような事を頼むというのは、失礼だとは思っているのですが、背景のレイアウトを作るに完全に行き詰まっており、少しでも資料が欲しく思い、書き込ませていただきました。
これからのご活躍を期待しています。


どうも、はじめまして。

正直、レイアウトのページは 以前から無くそうかと思っていまして。
八木橋さんのように喜んでくださる方も 時々いらっしゃるので とりあえず消さずに放置してある状態なのですが…。

大きな画像をアップできない理由は 主に ふたつありまして。
ひとつは、仕事で描いたものを無許可でアップしているという問題。
背景原図(レイアウト)だけなら まぁ そんなに怒られることはないだろうと思って勝手に掲載していますが、さすがに大きな画像にするのは気が引けると言いますか…。
いろいろと見えて欲しくない部分があるので あのサイズなのです。

あと もうひとつは、スキャン時の オリジナルデータが PC上には残っていなくて、大きいサイズのものを アップするためには 押し入れの奥底に仕舞ってある ダンボール群を引っ張り出し、大量の作画用紙の中から レイアウトを探し出さなくてはいけない、という物理的な問題です。

なので、大変 申し訳ありませんが、大きなサイズのものを アップするのは無理です。
その代わり、近々 新しい レイアウトをアップするかもしれません。

あと、これは余計な お節介ですけど、嘘や間違いだらけの僕の絵なんかを参考にするのではなく、実写の映画や本などを参考にされた方が良いと思いますよ。

   2013年12月15日(日) グラビティと、ピロウズライブと、今年の総括

ゼロ・グラビティ』、公開初日に ユナイテッドシネマ としまえんの IMAX 3Dで観てきました。
いや〜、凄い映像体験でした。
久しぶりに 映画館で観るべき、”映画らしい映画”を観た気がします。
複雑な ストーリーとか 人間ドラマとかは ハッキリ言ってないですけど、無重力空間の疑似体験映画としては かなり リアルに作り込まれていて、宇宙ものが大好きな自分としては 大変 素晴らしかった。
まぁ、所々 大袈裟な部分や漫画的表現(某国の衛生とか)、宇宙飛行士にあるまじき行動など突っ込み所は多々あるんですが、そこを差し引いても観る価値は充分にあると思います。
これは 是非 IMAX 3Dの スクリーンと音響で観て欲しい。
というより、劇場で観ないと あまり意味がない映画です。

正直、『パシフィック・リム』とか、近年の大作 CG映画とかを観ても そんなに映像で驚くことはなかったんですけど、『ゼロ・グラビティ』は 久しぶりに「どうやって撮影しているんだろう?」と 首を傾げるシーンが いくつかあって。
単純に CGが写実的でリアル、という部分に関しては 別に今更 驚くに値しませんし、予告映像にあるような派手な破壊シーンにも そんなに関心はないんですが、無重力の表現の仕方というか、人物から小物に至るまでの細かい”動き”の部分で感嘆詞が出ましたね。
カメラが 宇宙服のバイザーを通り抜けたり、近年の ハリウッド映画にありがちな 不自然かつ無茶な カメラワークに関しては 個人的には いただけませんが。
とりあえず ソフト化される際には 是非 メイキングも収録して欲しいところです。

余裕があったら もう一回 IMAXで観に行きたいな。


昨日は ピロウズの『LOSTMAN GO TO CITY』ツアーの最終日、Zepp東京に行ってきました。
Zeppに来るのも これで 8回目(内 1回は Perfumeのライブですが)。

Zeppは 大体 年末に来ることが多いですね。
いつも 青海駅のロッカーに荷物を預けて、海風吹く中「寒い寒い」言いながら半袖で会場に向かうという。

セットリストは ツアー初日、11月16日の SHIBUYA-AXと ほぼ同じ。
アンコールの『この世の果てまで』が『WAITING AT THE BUSSTOP』に変わっていたくらい。

サプライズとしては、『都会のアリス』を演奏する時に MVで ダンスを踊っていた 二人の ちびっ子ダンサーが ステージ上に登場したこと。
MVでも素晴らしいダンスを踊っていましたが、まさか生で観られるとは。
衣装も MVと全く同じ。
EXILEの ダンススクールの子だそうですが、小さいのに ダンスも上手くて礼儀正しくて、しっかりしてますなぁ。
心が薄汚れたオジサンには眩し過ぎますよ。

さわおさんのMCで印象的だったのは、『bloodthirsty butchers』の トリビュートアルバムに参加する件についての話。
「よーちゃん(吉村秀樹)は死んでしまって、(トリビュート曲を)一番 聴いてもらいたかった人に聴いてもうことは もう叶わないんだけど…、自分も 25年間やってきて 2枚もトリビュートアルバムを出してもらって、それを聴けるというのは何ものにも代え難い幸せなことなんだと思う」、というようなことを 途中 言葉を詰まらせながら言っていて、グッときました。

ダブルアンコール後の最後の MCでは、「バンドを長いことやっていると、時には”楽しい”というだけでは乗り越えられないこともある。 つらい道を選ばなくてはいけないこともあった。」「でも、俺はまた楽しくなった。 …誰にお礼を言っていいかわからないから、君たちに言うよ。 ありがとう」と 涙を堪えながら言っていました。
本気で泣きそうになっている さわおさんを見るのは武道館の時以来ですが…。
約 一年半くらい ピロウズは活動を休止していて、その間 さわおさんは
THE PREDATORS』の 4枚目のアルバムを出し、3枚目の ソロアルバムも出し、ソロとしては初の全国ツアーもやって、何だかんだ充実した音楽活動を送っているなと思っていましたが、雑誌の インタビューや ラジオの発言から受ける印象以上、僕らが想像していた以上に ピロウズの歩みを止めていたことは さわおさんにとっては辛いことだったんだな。
ソロアルバムのインタビューでも ピロウズの活動を休止することを”自殺未遂”だと言っていましたしね。

まぁ、とりあえず 無事に活動を再開してくれて良かったですよ。
相変わらず 新曲も たくさんできているそうですし、来年は アニバーサリーイヤーで 企画 目白押しのようだから、当分は退屈せずに済みそうです。

まずは 来年頭の トリビュートアルバムが楽しみ。


しかし、これで 今年のイベントは全て終わりましたね。
大きなイベントは。

あとは月末 実家に帰省するまで 仕事をしつつ、友人達と まったり忘年会を やったりするくらいかな。

さて、今年も残すところ あと 二週間ちょいになってしまいました。
これから先 ゆっくりと日記を更新している余裕はなくなるかもしれないので、今のうちに今年の総括をしておこうかと。
まぁ、総括と言っても、そんなに振り返るような出来事もないんですけど。

今年も いろいろありました。
ピロウズの カウントダウンライブから始まり。
スカイツリーに行ったのが今年の頭だったか。
首都圏外郭放水路の見学に行ったのも もう随分 前のような気がしていますが、4月末で。
箱根に行ったり、バーベキューやったり、社員旅行で山中湖に行ったり。
『風雨来記3』もあり。
この サイトも 10周年を迎え。
日記に書いていないことも含めて本当に いろんなことがありましたが、忘れられない充実した一年になりました。

とりあえず、全体の印象から言えば、今年は良い年だったと思います。
ここ数年の中でも 一番 浮き沈みの激しい年でもあって、すごく辛くて しんどいこともあれば、ものすごく嬉しいことや楽しいことも たくさんありました。

それこそ ピロウズじゃないですけど、僕も 2年前にアニメ仕事を 一時的に休業したわけですが、この 1、2年の間に撒き続けた種が 少しずつ芽を出し始め、ようやく仕事が軌道に乗り始めてきたところです。
来年は もっと頑張って芽を伸ばしたいですね。
花が咲くのはいつになるのか分りませんが、諦めずにチャレンジします。


ダイエットは ずっと続いています。
攻殻の後半辺りは 忙しくて サボってしまっていた時期もありましたが、何だかんだと 今年の 1月から この 1年間で 17kg痩せました。
来年も 可能なら同じくらい痩せたいところ。
アニメ仕事と ダイエットを両立させるのは なかなか大変ではありますが、気を抜かず続けていきたいと思います。
このままの調子で続ければ 来年の夏頃には 結構 痩せているんじゃないかな。
早く軽い体に戻りたい。


今年は 自分という人間について 改めて見つめ直す良い機会にもなったかな。
今後も 少しずつでも変わっていければいい。

去年の年末の日記を見返したら『来年は勝負の年になると思う』と書いていましたが、勝負は まだ継続中です。
来年が本当の勝負の年になるでしょう。
来年も良い年にしたいな。

殻に閉じこもって じっとしていたからって 何か楽しいことや嬉しいことが舞い込んでくるわけではないですから、楽しみたければ とにかく まずは行動しないことには始まりません。
来年は今まで できなかったことを ひとつでも多くやろう。

   2013年12月10日(火) web拍手 返信
9さん
心理学でいうセルフハンディキャッピングってやつですね。
多くの若者が通る道、ですよね。


そうですね。
要するに プライドが高いんですよね、特に絵描きという人種は。
自分も正にそうですが。
絵描きにとって自分の絵を否定されることは 自分自身を否定されることと同義ですから。


ひとつ書き忘れたというか、思い出したんですけど。
昔 自分が何故 自分で自分のことを「下手」だと言ったり、褒められても謙遜したりしていたかというと、中学生時代に絵を描くことで クラスメイトから チヤホヤされていたのに 高校生になったら自分より上手い奴が周りに いっぱいいて一気に自信を喪失した時の経験と、その高校時代から専門学生時代にかけてやっていた同人活動で、本を買ってくれた お客さん達から絵を褒められて良い気分になっていた時の自分に対する恐怖心、トラウマがあったんじゃないかと思います。
特に同人をやっていた時の経験が大きくて。
専門学生時代、就職活動をするために スッパリ同人活動はやめましたが、実は それまで かなり同人の世界に ドップリ ハマっていて――作っていた本自体は何てことはない コピー誌だったんですけど、そんな本でも 毎回 買いに来てくれる お客さんがいて、いつも絵を褒めてくれて。
誰かから自分が認めてもらえていることに すごく居心地が良くなっていたんですよね。
正に周りから チヤホヤされて思い上がっていた中学生時代と同じで。
絵描きとか、ある程度 自己表現をする人たちは みんな共通して承認欲求は強いと思うんですけど、運動も勉強もできず、女性にもモテない自分には 絵を描くこと以外に何の特技もないわけですから、そんな自分を認めてもらえることへの喜びは相当なものだったわけです。
正直、専門学校に行っていなかったら あのまま プロの絵描きにはならずに ずっと地元で同人活動を続けていたかもしれません。
それぐらい依存していました。
ある時 そんな自分に気が付き、 ゾッとして。
ずっとプロを目指して絵を描き続けてきたのに 俺は このままでいいのか、と。
「これはまずい」と思って 同人の世界から離れましたが、その時の自分の甘さというか、駄目さが怖くなって、結果的に人から褒められること自体に恐怖心を抱くようになってしまいました。
褒められると意識が緩んでしまうというか、今の画力や現状に どこか満足している自分がいるような気がしてしまって。
だから、人から褒められても それを決して受け入れてはいけない、と思い込んでいたんだと思います。
自分で自分のことを「下手」だと言うことで、自分に暗示をかけていたんですね。
「お前は下手なんだから、自惚れるな! 現状に満足するんじゃない!」という風に。
何だか、再び泥沼に引き摺り込まれるような恐怖心があったんだと思います。

こうやって文字に起こすと ちょっと大袈裟ですし、当時 それを自覚していたわけではありませんが、多分そういうことだったんじゃないですかね。
他の絵描きさんは分りませんが、自分は そういう経験が影響しているんだと思います。
基本的に 駄目人間なので、甘い方、楽な方に すぐ流されそうになってしまうのです。

まぁ、さすがに プロになって長いですから、今は褒められたからって 特別 気が緩むことはありませんし、素直に嬉しいと思えるようにはなりましたけどね。
むしろ、承認欲求があって何が悪い!っていう。
絵描きだったら 誰だって人から褒めてもらいたい、認めてもらいたいものですし。
恐怖に感じることでも 恥じることでも 自惚れでもないんですよね、本当は。

   2013年12月09日(月) ヘタレでへっぽこでポンコツで下等なヘタクソ野郎!

SNSなんかで プロフィールに『へっぽこアニメーターです』とか『下手くそです』とか書いている人を よく見かけます。
アニメーターに限った話ではなく、絵描きさんに多いのですが。

自分も昔 自分で自分のことを「下手くそ」と よく言っていましたし、以前は このホームページや SNSでも『木っ端アニメーターです』とか 『(業界の)隅っこの方で こそこそやってます』とか書いていたので、そういう風に自分を卑下したくなる気持ちや心理は よ〜〜く分かるのですが、僕は ある時期を境に そういうことを言ったり書いたりするのを止めました。
自己暗示というか、自分で自分のことを下手だ下手だ言い続けていると 本当に下手になっていくような気がして。

そもそも、過去の自分も含め、何故そういうことを言ったり書いたりしてしまうのか。
世の中には本当に上手い人がたくさんいて、自分なんて 全然 まだまだ下手くそだ、という気持ちは 当然 あるでしょうけど、それを わざわざ 他人にアピールする必要があるのでしょうか。
謙虚さを アピールしたいのか。
「自分は下手ですよ、自覚して(できて)いますよ、決して自惚れてなんかいませんよ。」、
という。
それとも、誰かに「そんなことないですよ」と言って欲しいのか。

結局、他人から「下手だね」と言われることに必要以上に怯えているだけなんですよね。
人から言われる前に自分で先に言っておこうという。

要するに自意識過剰なんです。
「そもそも 誰も お前のことなんて気に留めてねぇよ」、と 過去の自分にも言ってやりたい。

自分もそうですけど、多分 みんな深い考えはなくて、何となくで サラッと書いちゃっているんだと思うんです。
本当に ヘタレだとか 下手くそだとか、心の底から思っていて悩んでいるわけではない。
本気で悩んでいる人、コンプレックスに感じている人は、多分 自分が アニメーター(プロの絵描き)であることすら書かないんじゃないかと思うのです。

自分で自分のことを卑下すると ちょっと心が楽になるんですよね。
悲劇のヒーローというか、そういう自分に酔ってしまっていて。

だけど、絵が下手だとか ポンコツだとかいうことを アピールして、それで 一体 誰が得をするというのでしょう。

例えば プロのミュージシャンが「自分 演奏下手なんですよね」とか 、新曲を書いておきながら「自分の曲 全然 駄目なんだよな」とか言ったとして、喜ぶ スタッフやリスナーがいるのか。
料理人が「僕 料理 下手なんですよね」と言ったとして、誰が そんな料理人が出す料理を食べたがるのか。
思っていても わざわざ口に出して言わなくていいことなんです。

まぁ、言い訳をしたくなる気持ちは本当に よく分るんですけどね。
『〇〇のところ間違えちゃったけど まぁ、いいや』とか、『失敗しちゃったけど次回から気を付けよう』とか、他人から突っ込まれる前に書いちゃうことは自分も多々ありますし。
分かってるんだったら 修正してからアップしろや!、って話ですよね。

そもそも、こういう話を日記に書いていること それ自体が何のアピールなんだよ、という話になってしまいますし、それを また人から突っ込まれる前に書いている自分に更に突っ込むという。
もう何も書けなくなってしまいますな。
人一倍 自意識過剰なんですわ。


話は ちょっと ずれますが。
以前 某 雑誌編集者が言っていたことですが、同じ能力の二人の絵描きがいたとして、その二人に仕事を依頼した時、一人は「いやいや、自分なんて…。」と 控えめな態度で、もう一人は「是非 自分にやらせてください!」と やる気 満々だったとしたら、当然 後者に依頼します、みたいな話をしていて、納得した憶えがあります。
過剰な やる気アピールは逆効果にもなり兼ねませんが、少なくとも 謙虚(というか卑屈?)な態度を見せても 依頼する側からしてみれば 何のプラス要素にもならないわけで。
むしろ不安要素の方が募りますよね。
「依頼して本当に大丈夫なのか…?」、という。

自分が仕事を依頼する側だったとして、プロフィールに『へっぽこ絵描きです』とか書いてあったら、依頼したいとは思わないでしょう。
へっぽこと言いつつ 上手かったら それはそれで「ふざけるな!」と思いますが。

自信過剰になるのは駄目ですが、クライアントから信頼されるためには ある程度 堂々とした態度で構えていられるようにならないといけないな、と思います。
実際は 内心 ヒヤヒヤだったとしても。


そういえば、一昔前の僕は 人から絵を褒めて貰えた時、「いやいや、僕なんて全然ですよ」という(謙虚なつもりの)返答をしていましたが、いつからか 素直に「ありがとうございます」と言えるようになっていました。
なんか、人から褒められて「ありがとうございます」と言うことに 抵抗というか、照れがあったんですよね、昔は。
「人から褒められて思い上がっているのか コイツは」、と 冷めた目で客観的に自分を見ている もう一人の自分がいて。

楽なんですよ、謙虚なフリをする方が。
「ありがとう」と言うということは 自分自身を認めることでもあるわけで。

多少は自分に自信がついたということなのかな。
でも、素直になれて だいぶ気が晴れました。
今でも上手い人の絵を見て へこむことは しょっちゅうありますが、それでも自分のことを下手だとは思わなくなりました。

…仕事を遅らせて スタッフに迷惑を掛けることに関しては いまだに土下座祭りですが。

とにかく、自信 持っていきましょ。

   2013年12月01日(日) 攻殻LABOと border:2

昨日 新宿に出掛ける用事があったので、ついでに アルタ前の東口広場でやっている
攻殻LABO』を覗いてきました。

昼の 2時頃に行きましたが、結構 人居ましたね。
ひとつ日記のネタにしようと 義体屋の列に並ぼうとしたら 60分待ちになっていたので諦めました。

バトーさん。

後に分かったことですが、僕が この場を離れた すぐあとに 竹内監督と石川社長が来て トークショー(?)をやっていたみたいですね。
もうちょい居ればよかったな。

バルト9にも寄ってみました。
ヒットしてくれるといいなぁ。

というわけで、『攻殻機動隊 ARISE border:2 Ghost Whispers』、公開中です。
自分も作画監督として参加しておりますので、良かったら是非 劇場で観てやってくださいまし。
二週間限定公開(12月13日までかな?)なので、お早めに。

おまけ。
『SQUARE ENIX』が入っているビル。

昨日は違う業種(と言っても そんなに違わないですけど)の方々との飲みに誘っていただいて、すごく楽しい時間を過ごすことができました。
なんか、何も気を遣うことなく思いっきりゲームの話ができるっていうのは良いですね。
身の周りには ゲームが好きな人はいっぱいいるんですけど、ディープな人が あまりいないので。
まぁ、自分も趣味が偏っているんで そんなに詳しいわけではないのですが。

時間があれば もっと いっぱい喋りたかったなぁ。
長年 お会いしたいと思っていた方々にも お会いできましたし、大変 充実した一日でした。


あとは 今月14日の ピロウズライブが終われば、自分の中で 今年のイベントは終わりかな。

2013年も 残り一ヶ月。
気合い入れていきましょ。

   2013年11月27日(水) 猫天国

毎日 ウォーキングで あっちこっち いろんな所を歩いていると新しい発見があったりするのですが、最近 狭山市市民健康文化センター『サンパーク奥富』に隣接している公園で 猫が数匹たむろしている場所を発見しました。

最初に この場所を訪れたのは 3週間くらい前なのですが、昨日 行っても また同じ場所で猫たちがくつろいでいたので、おそらく毎日いるんじゃないかな。

上の 10枚が 3週間前に撮った写真、下の 8枚が昨日撮ったものです。
最初に訪れた時は 3匹しかいませんでしたが、昨日は 6匹いました。
もしかしたら公園内のどこかに まだ他の猫がいるのかもしれません。

しかし、家から歩いて行ける場所に こんな天国が存在していようとは。
平日の昼間は公園内に ほとんど人もいないので、好きなだけ戯れることができます。

人に慣れているのか、猫たちは近付いても落ち着いています。
中には逃げるやつもいますけど。

ここで威力を発揮するのが iOSアプリの『猫カメラ(Meow Cam)』。
数種類の猫の鳴き声やら ビニール袋のガサガサ音やら いろんな効果音を鳴らすことができる 猫撮影専用の カメラアプリなのですが、この猫の鳴き声が 案外 効果あって。
iPhoneから「ニャー」という鳴き声が鳴った瞬間、その場にいた猫が全員 はっ と首を上げて、一部の猫は仲間がいるんだと 辺りをキョロキョロ見渡しながら歩き回り出すという、大変 愉快なアプリです。
音が鳴った僕の方に近付いてきて 周りを グルグル回ったりします。
どうやら若い猫ほど効き目があるみたい。

(同じシリーズで 犬の鳴き声が出せる『犬カメラ(Bow Cam)』もあるのですが、こちらは まだ犬に向けて試したことはありません。 そのうち使ってみたいな。)

それにしても、ここにいる猫たちは一年中いるのだろうか。
川沿いで寒いですし、さすがに真冬は居ない気がしますが。
飼い猫というわけでもなさそうなんですけど、サンパーク奥富のスタッフやら 公園の利用者の人たちが世話してるのかな。

さすがに僕が勝手に餌をあげるわけにはないけど、これから ちょくちょく戯れに行こうと思います。

   2013年11月24日(日) ダイエットの話、続き

9日の日記で 体重は あまり減っていません と書きましたが、ここ 二週間で徐々に代謝が上がってきたのか、何だかんだと 先月から 6kgほど痩せました。
攻殻に入る前、春先に バーベキューやっていた頃の体重と比べると 約 15kg減。
体脂肪率も少しですが落ちています。

ようやく体が”痩せるモード”に入ってきたようです。
この、代謝が上がってくるまでの助走期間というのが なかなか体重が落ちなくて じれったいんですよね。
ここで 暴飲暴食したり 運動をサボったりして 一度 失速してしまうと、また加速するのに数週間かかってしまうので、この状態を 如何にキープできるかが重要で。

僕の今の年齢と身長、体重から基礎代謝を算出すると 2200kcal(/日)以上になるのですが、一日 2000kcal以上は摂取しないようにしています。
カロリーを記録する時も、1の位は繰り上げて記録するようにしていて、例えば 273kcalの食品であれば、280kcal、198kcalの食品なら 205kcal、というふうに、気持ち多めにしています。
その方が計算もし易いですしね。
(もちろん、カロリーの数字だけでなく、野菜を食べたり 炭水化物は摂り過ぎないように気を付けるなど、食事の バランスも大事ですが。)
これに プラス 1時間の ウォーキングを加えることで、少しずつですが痩せていけると。

ここで重要なのが、2000kcal(基礎代謝分)は超えてはいけないけど、同時に必ず 2000kcalは食べる、ということ。
脂肪を燃焼する(代謝を上げる)にも 当然 エネルギーは必要なので、キチンと食事は摂る。
絶食とかすると、体が どんどん エネルギーを燃焼せず蓄える方向にシフトしていってしまうので、逆効果なんですよね。
一時的には体重は減るけれども、結果的に どんどん痩せづらい体になってしまうという。

あと、代謝が落ちる 夜の 8時以降は何も食べない、0時には寝る、運動の前に少しでも食べる、というのも徹底しています。
本当は一日で 一番 代謝が上がる 朝の時間に運動を済ませてしまうのが理想なんですけど、それを寒い冬場に実践するのは なかなか厳しい。
できるだけ昼間のうちに運動するようには心がけていますが。
(余談ですが ウォーキング時には『顆粒ヴァーム』を飲んでいます。 これが 結構 効きます。)

仕事が忙しくて どうしても運動ができない日は とにかく食べ過ぎないようにする。
痩せないまでも、太らないようにさえすれば良いわけですから。

可能な限り ストレスを避けるというのも ダイエットを長く続けるためには重要で。
食べないで イライラするくらいなら 少しでも食べた方がいい。
数日連続で暴飲暴食するのは駄目ですが、ちょっと食べて太ってしまった くらいなら すぐに取り戻せますし。
結局、ダイエットの一番の天敵は この ストレスなわけで。
まぁ、ダイエットに限った話じゃないですけど。

仕事でも何でも、余計な ストレスは 極力 避けて、楽しい気持ちで取り組みたいですね。

人間の体が太ったり痩せたりするメカニズムは わりと単純なので、それを理解すれば あとは 痩せるためのメニューを実践するだけなのですが、単純が故に「痩せようと思えば いつでも痩せられる」と思ってしまい、ダイエットを サボってしまう という罠にはまってしまわないように気を付けなければいけません。
自分が正にそうなのですが、過去に一度 30kg痩せた経験があるだけに、どこか軽く考えてしまっているところがあるのは否めません。
前回 痩せた時より歳も食っていますし、どんどん痩せづらい体になってきていますから、油断しないようにしないと。

それから、ダイエットをやっていると 必ず 「無駄なことはやめておけ」みたいなことを言って 食べさせよう太らせようとしてくる連中もいたりしますが、そういう奴らは ことごとく無視ですよ。
痩せて悔しがらせてやろうぜ、という。

…まぁ、職場で監督とかに食事に誘われたりする時なんかは 嬉しい反面 ちょっと困ったりするのですが…。

何はともあれ、ダイエットは まだまだ始まったばかり。
焦らず 気長にやっていきますよ。

   2013年11月20日(水) ダイエット

ふと、ダイエットって いつから始めたんだっけ?と思って過去の日記を遡ってみたら、2006年の 1月に ウォーキングをやりだしたのが最初だったようで。
それが人生初のダイエットでもあったんですよね。
それまで一度も真面目に痩せようとしたことがなくて。

でも、本格的にダイエットを始めるのは クロスバイクを買った 2007年の年末。
先輩が尿路結石になった話を聞いたのがきっかけで、そこから ちゃんと食べた物の カロリーも記録するようになり。
あの頃は 家から スタジオまで 往復 32kmの距離を自転車で通勤しつつ、毎日 1〜2時間のウォーキング、更にカロリー制限も徹底していたので、半年で 30kg以上痩せましたが、やはり無理をし過ぎて 結局 リバウンド。

やはりダイエットは時間をかけて少しずつやっていかなければいけない、ダイエットは体重を減らすのが目的ではなく 生活習慣(食生活)の改善が目的である ということを学習しました。

2010年に携帯を iPhoneに変えてからは カロリーと体重を 毎日 アプリに記録していますが、それまでの数年間は ノートに手書きで記録していたんですよね。
今考えると えらい面倒なことを キッチリやってたなぁ。
あの執念は何だったのだろう。

今年の1月末から 万歩計アプリも使い始めて、歩いた歩数や距離も記録しています。
年末辺りに今年の総歩数と歩行距離、時間をまとめたいと思いますが、この日記を書いている今の段階では 歩いた 総距離は1200kmくらいです。
四国の お遍路くらいの距離ですね。
時間で言えば 丸 10日間くらい歩きだけで費やしていることになります。
うへぇ…。

今年は ダイエット用の プロテインも飲み始めて、野菜ジュースも 毎日 飲んでいます。
相変わらず モンスターとか エナジードリンクは飲んじゃっていますが、以前みたいに コーラだの ファンタだのといった炭酸ジュースの類を飲みまくる事はなくなりましたし、スナック菓子も ほとんど食べなくなりました。
ダイエットを始める前は病的に食べていましたから。
散々 飲み食いした挙げ句、寝る前に スナック菓子を 2袋とか ザラにありましたし、今思うと よく体壊さなかったな と。
若かったから平気だったというのもあるでしょうけど。

一日一本とはいえ、エナジードリンクも いい加減 そろそろ控えなきゃいけないな、と思っています。
お金も かかりますしね。
タバコみたいになっちゃってるんだよな…。

先日の日記にも書きましたが、夜 0時くらいに寝て 朝 6時くらいに起きる生活も可能な限り徹底しているので、体の調子は ここ数年の中でも ダントツに良いです。
最近は キチンと熟睡できているようで 夢も まったく見ませんし、目覚めも スッキリ。
素晴らしいですね。
…まぁ、また スタジオに泊まり込むようになったら 崩れるかもしれませんが。

目標体重までは まだまだ長〜い道のりですが、来年の夏くらいまでには ある程度 痩せておきたい。
そのためには これからの冬場が勝負。
痩せにくい、太りやすい この季節を どう乗り切るか。

とにかく、体を壊さないよう、体調管理に気を付けつつ じっくりやっていこうと思います。

   2013年11月18日(月) ピロウズライブとか 安比奈線とか

損得勘定や効率の良し悪しだけで人や物事を判断する ロボットのような人間にはなりたくないと思って生きてきたけど、気が付けば いつの間にか自分の成長の妨げになるようなものを いくつか背負い込んでしまっていた。
そろそろ その足枷を外す時期なのかもしれない。
別に自分が得をするものばかりを選ぶ必要はないが、ただの重りでしかない物を わざわざ背負う必要もない。
時には冷徹な決断も必要だ。

自分は よく人から「甘い」と言われる。
だからナメられるし、付け込まれる。
それでも、嘘をついて人を騙したり、利用したりする側の人間になるよりはマシだと思って生きてきた。

だけど、限度がある。
僕は人の力になりたいと思うし、自分の絵で喜んで欲しいとも思うけど、誰かが楽をするために都合よく利用されたいわけじゃない。

もっと自分に自信を持って、徹底的に闘っていこう。
進路を妨害しようとする奴、足を引っ張ろうとする連中には 全力で ドロップキックを お見舞いしてやろう。


the pillows TOUR 2013
"LOSTMAN GO TO CITY"
2013.11.16 SHIBUYA-AX セットリスト

01.White Ash
02.NO SELF CONTROL
03.ROCK'N'ROLL SINNERS
04.Hello,Welcome to Bubbletown's
  Happy Zoo (instant show)
05.Mr. Droopy
06.都会のアリス
07.ウィノナ
08.Last Holiday
09.RUSH
10.About a Rock'n'roll band 【新曲】
11.FUN FUN FUN OK!
12.Skim heaven
13.Crazy Sunshine
14.ハッピー・バースデー
15.クオーター 莫逆の友
16.Wake Up,Frenzy!
17.Sleepy Head
18.モールタウン プリズナー
19.POISON ROCK'N'ROLL
20.Ready Steady Go!
<EN-1>

21.世界の果てまで
22.Blues Drive Monster
<EN-2>

23.ハイブリッド レインボウ
年末恒例になりつつある(去年はありませんでしたが) ピロウズ マニアックツアー『LOSTMAN GO TO CITY』の 初日、SHIBUYA-AXに 漫画家の タカイ君と参戦してきました。

AXに来るのは 今回で 4回目。
SHIBUYA-AXは来年の 5月に無くなってしまうということで、おそらく今回が最後の AXライブになるでしょう。

今回は活動休止明け初の ワンマンライブツアー(FC限定ライブや対バンは既にやっている)なので、マニアックライブと言いつつも 定番曲も ほどよく混ぜていく、と 事前の インタビューなどで さわおさんは言っていましたが、その割には 結構 攻めたセットリストになっていました。

例年だと 冬ということで『FLAG STAR』や『ムーンマーガレット』をやったりしていたんですけどね。
今年は そういう季節感(?)のある選曲もなく。

そういえば、『ウィノナ』の手前の MCで「すごい久しぶりに演るよ」と言っていましたが、ウィノナは 2008年の GO TO CITYツアーでも演ってるんですよね。
そこまで久しぶりでもないという。
『White Ash』は 生で聴いたの初めてかもしれない。

今回のセットリストは 好きな曲ばかりで大満足。
久しぶりだったからというのもあるでしょうけど、攻めの曲ばかりで休まる暇のないライブでした。
MCも少なめだったな。
楽しかったけど ちょっと疲れた。

新曲の「About a Rock'n'roll band」は アップテンポの爽快なサウンドに ロックに目覚めた少年期(?)の心情を振り返るような歌詞を乗せた、ピロウズ節 全快の曲でした。
もしかしたら、メンバーに向けて歌ったものなのかな?
ちゃんと歌詞を把握するまでは何とも言えないけど。
とにかく すごく良い曲だったので、早く CDを出して欲しいところです。

来年の 結成 25周年に向けて 2枚目のトリビュートアルバムが発表されたり、初代ベーシスト(元リーダー)の 上田ケンジさんを迎えて 第一期ピロウズ一夜限りの復活ライブが行われたりと、来年はイベント&リリース三昧の一年になりそう。
お金 貯めておかないとね。

先日 ウォーキングがてら 西武新宿線 南大塚駅から延びている 西武安比奈線沿いを歩いてきました。
隣駅なので自宅からも歩いて行ける距離にある廃線(厳密には休止線)です。

まず自宅から南大塚駅まで歩いて、そこから線路沿いの道を辿り、かつて終点の安比奈駅があった場所まで行きました。

iPhoneの地図アプリを見ながら歩きましたが、地図上では道として表示されていても 実際に行ってみると ただの草むらという場所が結構あって。
長年 人が足を踏み入れていないらしく 膝上くらいまで伸びた雑草で覆われているのです。
もはや道ではないという。
後戻りもできないので 覚悟を決めて雑草と泥水の中を歩きました。
おかげで ズボンに細かい枝やら棘やら種やらがビッシリ刺さって、あとで 全部 取るのが大変でした。
もうちょっと楽な道もあったようですが、選択を誤りましたね。

まぁ、何はともあれ 何とか終点まで辿り着いて無事に帰ってきました。
途中しんどかったけど、たまには こういうのも良いですね。

   2013年11月09日(土) まとめて近況

お久しぶりです。

昼間は 多少 暖かいですが、夜や朝は だいぶ寒くなってきましたね〜。
いよいよ今年も年末が近づいて来ている感じです。
秋から冬にかけての この時期が大好きな僕としては とにかく ワクワクします。

ウチの最寄りの駅は 10月の頭くらいから イルミネーションを飾り始めていて、さすがに気が早いだろうと思いましたが、それでも夜の街が キラキラしてくると テンション上がってきますね。
そのうち コンビニなんかでも クリスマスソングが流れ始めたりするのでしょう。
楽しみだ。
…クリスマス過ぎちゃうと テンションは下降していくんですけどね。


最近は ずっと自宅に篭もって仕事をしています。
次のアニメ仕事が動き出すまでは自宅作業かな。
来月辺りから また スタジオに拘束されると思いますけど。

仕事以外にやっていることと言えば、ダイエットのための食事調整と ウォーキング、あとは寝るだけです。
ここしばらくは 早寝早起きを徹底するようにしています。
おかげで 体調は すこぶる良いです。
この調子が続いてくれればいいんですけど。

肝心の体重は…まだ あまり減っていません。
先月 アニメ仕事が終わったあと しばらく ダイエットを サボッてしまっていたので、そこで増えてしまった体重を ようやく元に戻したところです。
これから忘年会の季節ですが、――まぁ、おそらく今年は そんなに呼ばれないと思うので、そこは心配していないのですが、実家に帰省する一週間の間に食べ過ぎないようにだけ気を付けたいです。
実家に帰ると バンバン 食事 出てきますからね。
たまに食べる分にはいいんですけど。


そんなこんなで ずっと自宅に篭もっていて ロクに言葉すら発していない日々ですが、仕事や運動以外にも ちょこちょこイベントはあったりしたので、その辺の近況を まとめてザックリ書いていこうと思います。


■社員旅行
先月 日記を更新した日の すぐ後。
社員旅行で 一泊 温泉旅行に行ってきました。(自分は社員ではありませんが、先月終わったアニメ仕事の打ち上げも兼ねて行かせていただけました。)
山中湖。

残念ながら天気は雨で 富士山は拝めませんでしたが、お腹いっぱいの美味しい料理と 露天風呂を堪能させていただきました。
小雨が降る夜の露天風呂は最高でしたね。
雨は降っていましたが、月がクッキリ出ていて綺麗だったなぁ。

近場でいいので 給料 入ったら また 温泉 行きたいな。

■クロニクル
つい先日ですが、映画 『クロニクル』を ようやく観てきました。
仕事が忙しかったりで 劇場で観るのは諦めかけていましたが、元々 二週間 限定公開だったのが 11月半ばまで延長されることになったということで 都内に出る用事がある日に観てきました。

内容は至って シンプル。
超能力を扱ってはいますが、要するに冴えない(モテない)少年の思春期の不安定な心情を描いた作品ですね。
友だちとの関係、女性経験での失敗、虐め、病気で寝たきりの母と 酒乱の父親。
そういう ゴチャゴチャドロドロした思春期少年の感情が”超能力”という力で分かりやすく表現されているだけであって。
主人公の アンドリューみたいに、何もかも 吹き飛ばしたい、消し去りたいという気分になることはありますもん。
誰だって そういうのはあると思いますけど。
監督の学生時代の実体験が反映されているのであれば一番いいんですけど、それはどうなんだろう。

元々は 大友さんの 『童夢』を映画化したかったんだけど、交渉が上手くいかずに この『クロニクル』の企画に変わった、という話もありますが(本当かどうかは知りませんが)、 後半部分の内容なんかは正に そんな感じ。
『童夢』や『AKIRA』が好きな人は楽しめるんじゃないかなぁ。

ちなみに この映画、低予算で作られたということですが、全然 そんな風には見えません。
空を飛ぶシーンなんかは ちょっと チープに見える部分もありましたが。

来月の頭に もう ソフトが出るみたいなので、ソフトが出たら 自分も もう一回 観ようと思います。


■SPACE BALL
大平貴之氏が企画プロデュースしている 移動式宇宙体感シアター『SPACE BALL』を観るため、豊洲まで行ってきました。

球体ドームの中に入り、全方向モニターに映し出される宇宙の映像と立体音響を楽む プラネタリウムです。

【動画】 SPACE BALLとは
※ドームの仕組みは上の動画を観た方が分かりやすいかと。

映像は 大体 13分くらいで、内容の大まかな流れは、宇宙から観た地球 → 海底まで降りていく → ロケットで再び宇宙へ → ISS(国際宇宙ステーション) → 土星 → 海王星(ボイジャー2号の軌道) → 太陽圏を脱出 → 宇宙の果て → 更にその先へ、――という感じ。
海中とロケット打ち上げのシーンは実写ですが、その他の宇宙のシーンは全て CGです。
ヘッドホンから流れる ナレーションを聴きながら 映像を楽しみます。

天井から足下まで視界全体がモニターなので、映像のカメラが動くと自分が座っているシアターの倚子自体が動いているような錯覚があります。
13分なので 大丈夫でしたが、長時間 観ていたら 多分 酔います。

しかし、その広いモニター全体に映し出される宇宙や星々の映像は綺麗でしたね。
なかなか 素晴らしい体験でした。
できれば もうちょっと観ていたかったですけど。

17日までやっているようなので、興味がある方は是非。
休日の チケットは もう完売しているかもしれませんが。


■アーケード版 『GLOOVE CORSTER』
TAITOの iOSアプリ『GLOOVE CORSTER』の アーケード版が ようやく稼働開始したということで、新宿に寄ったついでに遊んできました。

ゲームの内容そのものは iOS版と大差ないんですけど、タッチスクリーンではなく ブースターという パッドを 実際に叩くだけで爽快感が だいぶ違います。
音楽に合わせて ブースターも光りますし、縦長大画面の映像を観ながら ヘッドホンでプレイすれば 結構 トリップできます。

ただ、ブースターを叩く時に手に力を入れ過ぎると指が痛くなってくるので力の調整は必要かも。
新しいターゲットが出てきたりして焦ると つい力が入ってしまうんですよね。

NESiCA(ICカード)があれば曲も増えていくということで、初めて NESiCAも購入。
これから都内に出る度に ちょこちょこ やっていこうと思います。

■キュリオスティーコーラ
”世界一 美味しいコーラ”といわれている(?) フェンティマンス社の『キュリオスティーコーラ』を買って飲んでみました。
ほんのり ジンジャー風味のコーラで、世界一 美味しいとまでは思いませんでしたが、結構 クセになる味かも、とは思いました。
店頭で見かけたら また飲んでみたい気はしますが、通販の 12本セットは もういいかな。

■MONSTER Rehab
同じく ドリンクシリーズ。
今年の春くらいに 日本未発売の『MONSTER ASSAULT』を通販で買って飲みましたが、今度は『MONSTER Rehab』という シリーズを買ってみました。
4種 24本(1本 458ml)パック。
ロサンゼルスからの発送だったので、今回も 注文してから届くまでに 1ヶ月くらいかかりました。
(まぁ、単に アメリカ人が仕事してなかっただけだとは思いますが。)

この Rehabシリーズ、その名前が意味するとおり 健康志向の MONSTERで、カロリーは控えめ。
海外製品の成分表の見方がイマイチ分からないので自信は持てませんが、缶に書かれている数字を信用すれば、一缶 10kcal程度。
実際 味は薄いです。
炭酸も入っていませんし、普通に フルーツフレーバーのジュースです。
缶のデザインのわりには優しい飲み心地。
エナジードリンクを飲んでいる感覚ではないですね。
美味しいですけど。
味は どれも似たような感じですが、個人的には赤いやつ(ROJO TEA + クランベリージュース)が 一番 好きです。

ASSAULTに比べたら安く買えましたが、24本は ちょっと多かったかな〜。
一日一本ずつ チビチビ 飲んでいくことにします。


■コレクターズと 池袋交差点24時
THE COLLECTORSの 加藤ひさし(Vo)と
古市コータロー(G)がやっている 『池袋交差点24時』。
最近の心の癒しになっている ポッドキャストです。

攻殻の作業の終盤くらいから 聴き始めて、最近ようやくリアルタイムに追いつきました。
一本 約 25分で、今現在 250エピソードくらいまであるので、ノンストップで再生しても 4日分くらいありますね。
これを ここ 1、2ヶ月の間 仕事しながら ず〜っと聴いていました。

池袋交差点24時の存在自体は だいぶ前
から知っていてダウンロードはしてあったのですが、何となく放置してしまっていて。
仕事中に いつも聴く音楽やラジオに飽きてきた時に 軽い気持ちで聴き始めたら 一気にハマってしまいました。

内容的には 60年代生まれの オッサン達が 昭和の話だとか 小・中学生並みの くだらない話だとかを ただ ダラダラと話しているだけなのですが、それが心地いいんですよね。
なんか、家に男友達で集まって くっちゃべっている感覚というか。

コレクターズは ピロウズ関連で トリビュートアルバム『BEAT OFFENDERS』(あと『THE ROCK'N'ROLL CULTURE SCHOOL』)は持っていましたし、対バンツアー(オッサンツアー)の DVDや TVなどで ライブも観たことはあったのですが、オリジナルアルバムを買う程までには至らず 10年以上 経ってしまいました。

加藤さんの面白キャラは何となく知っていましたが、コータローさんが こんなに喋る人(面白い人)だとは 全然 知らなくて ちょっと意外。
おかげで コレクターズにも興味が出てきて 結果的に CDと DVDも購入してしまいました。
ポッドキャストに送られてくるメールでも 僕みたいに ポッドキャストがきっかけで コレクターズに興味を持った、CDを買ったという話が何度も出てきますが、この影響力は恐ろしいですな。
いや、正直 もっと早く聴いていれば良かったと思いました。
CDも ポッドキャストも。

いやしかし、コータローさんは本当にカッコいいな。
昭和の男前。
こういう人に弱いんだ。
小5の時に父親を、14歳の時に母親を亡くし、両親を追ってガス自殺まで図ろうとしたこともあったそうですが、そういう過去の自分を 「あのころの自分は大きな誇り。 今の俺から見て最高に格好いい。 だから 今 頑張れているんだよ。」と言い切っている インタビューを読んで コータローさんという人が すごく好きになりました。
ポッドキャストでは そういう話は微塵もしていませんけどね。
そこがまた良いんだよな。
ポッドキャストだけ聴いてると 適当気楽に生きてる ちょっと ガラの悪いオッサンみたいな感じですけど。
当然、本人の中では 複雑な想いもあるんだとは思いますが。

そして ライブで モッズスーツを着て リッケンバッカー(もしくは ES-335)を掻き鳴らす姿は更に格好いい。
いいなぁ、こんな 50歳。
憧れです。

もちろん 加藤さんも 大好きですよ。

そのうち コレクターズの ワンマンにも行ってみたいな。
30周年記念ライブには行こうかしら。
(まだ だいぶ先)

■風雨来記3
風雨来記3』、3人のヒロイン 全ての エピソードが終了しました。
うん、最後まで地味でしたが 面白かったです。

3人の構成は 基本的に初代と同じですね。
スタート地点の すぐ近くで出会えて 毎回 行き先を教えてくれる少女、バイクで長距離移動する女性、神出鬼没の女の子、の 3パターン。
3人目は 神出鬼没っぷりが半端なくて、攻略本を見ないと 相当 厳しいレベル。
(あまり時間を無駄にできないので見ました。

一人旅エンドは まだ見ていませんし、
いまだに行けていないスポットも 結構あるので、そのうち また時間を作って やりたいと思います。

フォグの公式Twitterによると 何か 追加コンテンツを準備中とのことなので、そちらにも期待。
さすがに 追加キャラはないと思いますが…新しい スポットとか イベントとかかな?


『3』を 一通り終えて、久しぶりに 初代 風雨来記を プレイしたくなってきました。
そのうち PS2版を引っ張り出そう。


   2013年10月19日(土) 回帰

先週の頭に「攻殻機動隊 ARISE border.2」の仕事も全て終わり、しばらく まったりと過ごしておりました。
先日は五反田のイマジカで初号試写もあり、あとは劇場での公開を待つのみです。
公開までは まだ一ヶ月以上ありますが、このサイトを見に来てくださっている方には 是非 観に行っていただきたいですね。
宜しく お願いします。
とりあえず、今後も続報があれば告知させていただきます。

それにしても、この半年間は 本当に いろんなことがありました。
仕事上でもプライベートでも。
楽しくもあり、辛くもあり、 不安や葛藤もあり、様々な感情が入り乱れて 一時期は不安定にもなっていましたが、尊敬する大先輩の方々の ありがたい お言葉もいただけたりして、だいぶ自信をつけることができました。
参加してよかったな と 心から思っています。
まぁ、先日の日記にも書いたように、相変わらず迷惑もかけてしまいましたが。

ありがたいことに次のアニメ仕事やイラスト仕事も たくさん来ていて、しばらくは充実した日々が過ごせそうです。

さて、明日と明後日は社員旅行に行ってきます。
僕は IGの社員ではないのですが、打ち上げも兼ねて(?)参加させていただけるということなので、温泉を満喫して来ようと思います。

【風雨来記3】
仕事が終わったので、5ヶ月間 放置していた「風雨来記3」を ようやく プレイしました。
とりあえず、ヒロインのひとり、逢沢なぎさのシナリオから攻略を始めましたが、「1」や「2」の時に比べると だいぶ地に足が付いた お話で すんなり楽しめました。
特に 何か大きな事件が起きたりだとか 盛り上がりがあったりとかではなく 全体的に地味な印象ではあるんですけど、これくらい シンプルな方が僕は好きです。
まぁ、残りの ヒロイン 二人のストーリーは分からないですけど。

なぎさの声、プレイ開始時は何となく絵との違和感というか、芝居がかっている印象があったのですが、後半では すっかり慣れていましたね。
声優さんもキャラに馴染んで 演技自体 上手くなっているように感じたのですが…それは単に僕の聞こえ方が変わっただけなのかも。

しかし、風水嵯峨さんの音楽は 何度 聴いても素晴らしいです。
今回 新曲は少なく (なぎさルートに関しては)ほとんどが「1」の音楽で構成されていますが、雄大な北海道の風景写真を見ながら風水さんの音楽を聴いていると、新人アニメーター時代に 初代 風雨来記をプレイしていた時の気持ちが蘇ってきます。
サントラ自体は この 12年の間にも定期的に聴いていたのですが、やっぱりゲームの中で聴くと 更にグッときますね。

北海道に行きたくなるなぁ。
ずっと 行く行く 言いつつ、いまだに行けていません。
もう 12年も経っちゃったよ。

いつか、北海道で星空を見上げながら「泡沫の来訪」(曲名)を聴くのが夢です。


   2013年10月07日(月) 長かったような 短かったような

アニメの作業も ほとんど終わり、あとは ラッシュチェックと そこで出た リテイクの対応を残すのみとなりました。
もう 原画レベルで修正することは ほぼ無いと思いますが、まだ これから初見のカットが 結構 残っているので、予断はできません。
でも、とりあえずは だいぶ落ち着いたと言えるでしょう。
昨日は久しぶりに丸一日まったり過ごしました。
今日と明日は ラッシュチェックのためだけにスタジオに入ります。
いよいよ あと少し。
作業に入った頃は『これ本当に終わるのか?』と思っていましたが、何とか ここまできましたね。
まぁ、毎度の如く いろんな人に迷惑をかけてしまいましたが。
細かいことは、後日また改めて書くことにします。

先日、twitterで専門の同期が 『一人カラオケに行く勇気はまだない』みたいなことを つぶやいていたので、ヒトカラ熟練者の自分が 『慣れればなんてことないよ』と リプを飛ばしたら 『一人で行くのは寂しい』と返ってきて、軽くショックを受けました。
一人は恥ずかしい、だったら分かりますが、寂しいというのは 全く考えもしませんでした。
そうか、一人で カラオケに行くのは寂しい行為だったのか。

もう 10年近く一人でカラオケに行っていて、今まで 少なく見積もっても 100回以上は ヒトカラやってると思うんですけど、一度として”寂しい”なんて思ったことがなかったので、そんな自分は人として終わってるんじゃないかと思ったわけです。
もちろん友人とカラオケに行くことはありますが、基本的に身の周りで カラオケが好きな人がそんなにいないので、結果的に ヒトカラになってしまうことが多いんですよね。
今でこそ カラオケに行く回数は減りましたが、一時期は週に 3、4回とか行っていたので、そんなのに いちいち付き合ってくれる友人は そうそういませんよね。
まぁ、週に 3回と言っても、平日の昼間に仕事を抜け出して、飯を食べるついでに軽く 1時間、とか そんなノリですけど。
ヒトカラは周りに気を遣う必要もないし、同じ曲を 何回 歌ったっていいし、ストレス解消には最適なんですけどねぇ。

考え方は人それぞれでしょうけど、一人カラオケが寂しいと感じる人は、歌うことが好きなんじゃなくて、みんなと ワイワイ騒ぐのが好きなんでしょうね。
自分も人と行くカラオケは新しい発見があったりするので好きですが、あまり大人数だと歌える回数が減るので それはあまり好きじゃないんですよね。
以前、絵描きさんたちのオフ会で 30人くらいのカラオケがありましたが、あそこまでくると もはやカオスです。
ほとんど歌えませんし、みんな 各々 喋っていて 誰も歌なんて聴いていませんし。
自分は 多くても 2、3人くらいが一番いいかな。

カラオケに限らず、上京してきてからの この 15年半、ずっと一人で生きてきたので、もはや一人でいることに何の疑問も感じなくなってしまいました。
仕事上の付合いや、絵描きさんの お知り合いは数え切れないほどいますが、友人と呼べるほど親しい人は あまりいません。
会社では基本的に黙々と作業するだけですし、食事も一人、当然 家でも ずっと一人です。
全く言葉を発しない日だって ザラにあります。

自分は社交性がありませんし、コミュ障というほど深刻なものではないと思いますが、人に気を遣い過ぎて口数が減る(あるいは話しかけない)タイプなので、一人になるのも仕方がないというか、自分の問題なので受け入れるしかないと思っていました。

要するに、面倒くさいというか、逃げていたんですよね。
嫌われるくらいなら 初めから仲良くならない方がいいという。

本当は寂しいんだけど、それを認めたくないというか、見ないようにしていたというか。
群れるのは苦手だけど、かといって独りになりたいわけじゃない。

でも、寂しいからといって、周りの話題に合わせるために 無理して モンハンやったり 艦これに手を出したりする気は毛頭無いわけで。
そんな人間だから 友達が少ないのは当たり前だろうと。
肩書きや お金でしか他人を判断しない人とか、そういう人間の嫌な部分も たくさん見てきましたし、別に 表面だけの薄っぺらい友達がたくさんいることより、腹を割って語れる親友が一人でもいる方が自分はいいですけど。

なんか、段々 何が言いたかったのか分からなくなってきましたが、こんな 面倒くさい人間でも仲良くしてくれる人たちがいてくれるのは、本当にありがたいことです。
いつか、その友人達に恩返しができたらいいな。

web拍手 返信。

ばるすぅさん
シワスさんどうもこんにちは!
いつも命を削ってアニメを創ってらっしゃる感じがして本当に尊敬してます、ですが体調には気を付けて頑張ってください!
勿論シワスさんだけでなく、モノづくりしてる方々全員尊敬してます!
なるほど・・・なんか聞いていて面白いです!
やはり人と話す(文章だけですが汗)のは刺激があって本当に楽しいです。
それでなんとなくなのですが、精神的に孤独なのかそうでないかの違いなのかなぁと感じました。
実際にはもっと色んな意味があるのだとは思いますが・・・すみません。
自主制作アニメですか!?うわぁ観たいです!!10年も温めているとは凄いですね・・というよりかは忙しくて作れないという感じでしょうか?(笑)同人誌も含め期待しております!!
やはりそうですよね!皆さん物事をとても深く考えてらっしゃいますし、本当知識欲が凄いなとよく感じております。
どちて坊やですか・・(笑)それを聞いて思い出しましたが、自分が小学1年生位の時に、自分の名前を習ってもいない漢字でかけるのはどうして?と担任の先生に聞いたことがあって、当たり前でしょ?と返された記憶があります・・・確かに今考えると当たり前なのですが、当時は納得できなくてただただ腹だたしかったなと記憶してます。
・・・・なんか話が脱線しました・・・すみません・・・
人がお好きでないというのもきっと理由が色々あるのでしょうが、いつかお会いしたときに話せたらなと思います。その時はよろしくお願いしますね!
長文失礼しました。


ばるすぅさん、どうも。
随分 返信が遅れてしまいました。
すみません。

別に命までは削っていないですよ。
可能な限り徹夜は避けて 毎日 6時間は寝るようにしていますし、御飯も しっかり食べています。
若い頃は無茶もしましたが、今は健康の方が大事です。
体を壊してしまっては 元も子もないですしね。

『人が好きじゃない』、というのは ちょっと言葉が適切じゃありませんでした。
特に好きでも嫌いでもない、ということです。
『人好きでしょ?』と訊かれれば、『いや、特には…』くらいの感じで。

   2013年09月10日(火) 浮上

ここしばらく精神的に不安定な日々が続いていましたが、ようやく落ち着いてきました。
年に一回くらい 不安定になる時期があるんですよね…。
でも、今年のは体の異変として現れちゃっているから、これ以上 進むと かなり危険な気がする。
仕事にも支障をきたしてしまっているから、今は余計なことを考えず仕事に集中しないと。

あと少し…今月さえ乗り切れば とりあえず ひと段落つくはず。

web拍手 返信。

ばるすぅさん ※長かったので少し端折らせていただきました。 すみません。
お久しぶりです!
最近更新がなかったのでお忙しかったんだろうなぁと勝手に思っておりました(笑)
【中略】
シワスさんはとても感受性が強い方なんだなぁとよく伝わってきました。
自分も昼よりも夜の方が好きなので、なんとなくわかるような気がします・・昼はエネルギーを放出する時間で、夜はそのエネルギーを蓄える為の時間みたいな・・・こう、精神的な部分が多いというか・・・外の姿とは違って、油断した姿がそこにある感じがするのでその人を深く知ることが出来そうな感じがするので自分は夜が好きです。(何より静かですしね(笑))
シワスさんは本当に人がお好きなんですね・・街で一瞬すれ違ったあの人も、自分とすれ違うまでに何十年という人生を送ってきたのに自分の人生という物語の中ではほんの少ししか出てこない登場人物に過ぎない、でもその人の人生にとっても、自分がそう思ったのと同じような扱いなんじゃないかなぁ?と思ったりします!つまりそれぞれの人の物語みたいな感じです!
今自分があの人について考えてる事も当の本人は知る由もない・・・だから、今こうして考えてる自分はその人の物語の裏設定みたいな感じと自分は捉えてます!ビルのお話にしてもそういうことなのでは?と勝手に思ったりもします(笑)
【中略】
うーん、いつかシワスさんと一度直接こういうお話をしてみたいなぁ〜。(笑)


ばるすぅさん、どうも。
あまり家に帰っておりませんでした。
帰ってきても仕事の疲れで更新する気力が なかなか沸かなくて…。

僕が夜が好きな理由は別にもあって、『一人になれるから』です。
人がいっぱい活動している昼間は『独り』だけれど、夜は『一人』になれる気がするのです。
別に望んで一人(独り)になっているわけじゃないんですけど、どうせ ひとりになるんだったら人が大勢いる空間よりも自分一人の空間の方が落ち着きます。
考えごとをするには夜の散歩が一番いいです。
まぁ、そんなに深刻でもないんですけど、何となく夜の眠っている街が落ち着くんですね。
普段 人がたくさんいる場所なほどいいです。

知らない家族のことを妄想すると 夜でも『独り』になるので、『一人』になりたい時には考えません。

余談ですが、10年くらい前から ずっと いつか作ろうと思っている 自主制作アニメ企画の中に、正にこの『夜の街を一人で歩くのが好き』なことを ほぼそのまま反映させた企画があります。
いつか、公開できる日が来るといいのですが。

モノを作る人間は基本的に みなさん感受性は高いんじゃないですかね?
基本的に 人が あまり気にしないこと、無意識でやってしまっていることなんかを『なんで?』って気にしちゃうタイプなんですよ。
「一休さん」の「どちて坊や」みたいなものです。
他人からしたら『そんなん どうでもええわ』ということを やたらと気にするので、過去に友人と口論になったことも しばしばあります。

ちなみに、人自体は そんなに好きじゃないですよ。
興味はありますが。

いつか、お会いする機会があったら飲みながら話しましょう。

藤井さん
数年前から閲覧させてもらってます。
09月06日の日記の「一軒一軒の家を見ながら その家に住む家族のことを考えること」。
まったく同じことを私もしてます。子供の頃からです。
仲間が見つかったような気分で無性にうれしいです。


はじめまして。
いつも見ていただいて ありがとうございます。

子供の頃からですか。
それは凄いですね。
僕はいつ頃からやってたっけなぁ…。
やっぱり、東京に来て ひとり暮らしを始めてからのような気がします。
ウチの実家は周りが田んぼだらけの田舎で、夜は懐中電灯を持って出ないと歩けないくらい(国道沿い以外は)真っ暗だったので、若い頃は自転車か車移動ばかりで あまり散歩もしていなかったのです。
学生の頃は学校に友達もいましたし、家に帰れば家族もいたので、孤独を感じることもなかったですしね。

話はズレますけど、アパートっていうのもいいですね。
他の部屋の住人と交流することは まずありませんが、どんな人が住んでいるんだろうというのは いつも気になります。
ワールドカップの時とか、近くの部屋から一斉に わぁっという歓声が上がったりするのが聞こえてきたりすると、変な一体感というか、何だか不思議な感覚になったりして。
(自分はスポーツ観戦はしませんが
2年前から住んでいる今のアパートは防音がキチンとしているのか 他の部屋の音は全くと言っていいほど聞こえてこないので、快適ではありますが、ちょっと寂しい気もしなくもないです。

   2013年09月06日(金) 妄想

仕事でスタジオに泊まり込んでいる間に いろんなことが起こっていますね。

宮崎監督も(長編映画からの)引退ですか。
まぁ、『またか』という気もしなくもないですが、もののけの時と違って もう年齢が年齢ですから、今回は本気なのでしょう。
「風立ちぬ」も最後の長編映画として相応しい作品だと思いますし、引退するとしたら今しかないのかも。

あの歳でコンテを描き レイアウトをバリバリ修正してるだけでも 充分 凄いんですけどね。
とりあえず、今日の引退会見で どういう話になるのか…。
短編でもいいから宮崎さんの作品もっと観たいですけどね。
何だかんだ言いつつも好きですし。

僕は散歩が好きで、特に夜の街を歩くのが好きなんですけど、散歩をしている時に 時々する妄想があります。

ひとつは、街の一軒一軒の家を見ながら その家に住む家族のことを考えること。
高台から夜景を見下ろしたり、団地などの間を歩く時も、たくさんの窓の灯りを眺めながら、『この灯りのひとつひとつに家族が住んでいて、その家族がそれぞれ 自分と同じように年相応の人生があるんだよなぁ』などと思ったりします。
『この街に住む人間のうち、何人が自分が関わったアニメを観ているんだろう』、とか。

おそらく 一生 自分と出会うことも関わることもないであろう人たちのことを考えてどうするんだ と言われればそれまでですが、何となく気にしてしまいます。
テレビを観ていても、他の局とか専門チャンネルとか、自分の知らないところで知らない番組が 日々 大量に流れては消えていっていることに何だか不思議な感覚を覚えるのです。
そんなの当たり前のことなんですけどね。
日本だけじゃなく、人は世界中のほとんどのことは知らないまま 生き、死んでいくわけなんですけど。
人の世界なんて 所詮 目や耳や手で触れて感じる狭いところが全てで。
ネットで 多少 世界が広がったおかげで 昔だったら 絶対 出会わなかったであろう人たちと出会えるようになったりはしましたけど。
そのネットだって、自分が生きている間に触れる情報量なんて ほんの極僅かなものでしかありませんし。

もうひとつの妄想は、『この街が全てセット(張りぼて)だったら…』というもの。
これはバスや電車に乗っていて窓の外の風景を眺めている時にも考えます。
自分にとって、一生 入ることがない建物は外見だけの張りぼてであってもそうでなくても同じなわけです。
入らないんですから。
一歩でも足を踏み入れた瞬間にそのビルは自分の中で ビルになってしまうのです。
…伝わりますかね…?
別に本気で あのビル張りぼてかも…と思っているわけじゃなくて、仮に張りぼてだったとしても中に入らなければ知りようがないでしょ、という。
ビルはひとつの例えで、とにかく自分が生きていて関わることがない場所、人、事柄の全ては実在していようがしていまいが自分にとっては関係ない、という話です。
自分が行かない場所は「ビューティフル・ドリーマー」の亀の甲羅の外側であるとか「The Thirteenth Floor」のワイヤーフレームと同じようなものですよ。
ストリートビューやテレビで観たとしても それはあくまでバーチャルなので。
ある意味、そのワイヤーフレームの世界を少しでも消すために常に知らない場所、知らない道を歩いているというところもあるかもしれません。

でも、こんなこと言っておきながら「胡蝶の夢」であるとか「マトリックス」みたいに、自分の目で見えている世界や手で触れる感覚そのものが虚構であるという妄想はしないんですよね、何故か。

街の中ですれ違う人たちにも同じような妄想をします。
それこそ 映画「トゥルーマン・ショー」の様に街の群衆が全員エキストラであっても、仮に精巧にできたアンドロイドであっても、自分と関わらなければ それは同じことで。
肩がぶつかったりすれば、一瞬だけ互いの人生に干渉することができるけど、それがキッカケで その人と友人になったりすることは 基本的には まずあり得ない。
当然、エキストラであったりアンドロイドであったりするわけがないのは分かっているので、この世界のどこかには その人を産んだ人がいて、家族がいて、学校に通ったり就職したりした歴史があるわけですが。
逆に相手から見れば自分だって『街の通行人』の中のひとりに過ぎません。

昔、警備員のバイトをしていた時、連続で現場に立たされた疲労と寝不足から指示ミスをしてしまい、軽い接触事故を起こしてしまったことがあって、会社の社長と一緒にその人(車に乗っていたドライバー)の家まで謝罪しに行ったことがあるのですが、あの人も、あの時 僕がミスをしなかったら 一生 出会うことはなかったし、家に行くこともなかったでしょう。
でも、普通に考えれば あの人は今も生きていて、あの時 僕が行った家で今も生活しているはずで。
もう名前も思い出せませんが。

インターネット上でも、もう かれこれ 10年近く交流があるのに 一度も お会いしたことがない人が何人かいます。
実は人間ではなく人工知能が…などという妄想をすることもできますが、コミケなどのイベントやオフ会などで お会いしている人もたくさんいるので、まぁ 当然 どこかには存在しているのでしょう。
女性だと思っていたら男性だった、ということは普通にありますが。
ポルトガルに住んでいる日本オタクの Francisco Valle氏ですら 去年 来日した際に会ったわけですし。

でも、一度も会わないまま終わっていく人も 当然 たくさんいるわけで。
縁起でもない話ですが、ネット上、特にテキストのみでしか交流がない、本名も知らない人が ある日 突然 亡くなって消えてしまったとしたら、もう、自分の中では存在を証明することができなくなるわけですよね。
そういうことを考えると少し心がザワザワします。

こういう感覚は、サウンドノベル「街〜運命の交差点〜」などが好きな人には共感してもらえるんじゃないかなぁ。

人の出会いというのは不思議なものです。

僕が好きなアニメ「イーハトーブ幻想 〜 KENjIの春」の中で、宮沢賢治が教え子に向かって言う こんなセリフがあります。

『この地球に、何十億という人がいるのに、お前と俺が先生と生徒になったのも何か目には見えない不思議な因縁があってのことだ。――してみると、俺とお前は親子でもいいし、兄弟とも同じだ。』

宮沢賢治の作品には 全くと言っていいほど触れていませんが、多分、自分には合っているんじゃないかという気がします。


こういう話をすると友人には大体『はぁ…』みたいな反応をされるか 奇人を見るような目で見られるかのどちらかですが、ただの妄想ですから。
妄想は楽しいのです。
こういうところから作品のアイデアが生まれたりすることもありますし。

   2013年08月11日(日) コミケ

先週は一週間くらいスタジオに泊まり込んでいました。
一週間も泊まり込んだのは初めてかも。
なかなか思い通りに仕事が進まず、結果 長期間 泊まり込む羽目になってしまったわけですが、やっぱり何日も泊まり込むと 段々 集中力も落ちてきますし、逆効果ですね…。

とりあえず 今週が二度目の山なので、ここを乗り切らないと。
やるぞ〜


そういえば 今、コミケ 真っ最中ですね。
自分は時間も お金も無いので行けませんが。

来年は本を作って参加したいです。
夏コミになるのか 秋ティアになるのかは分かりませんが。
ピロウズ本を出す場合はティアは無理かな。
いい加減 ずっと出せずにいる みいこ本も完成させて出したいところ。
今の仕事が落ち着き次第、進めていこう。

web拍手 返信。

ばるすぅさん
こんにちは!いつのまにかラクガキが増えててびっくりしました!
(もちろんすぐに拝見させていただきました笑)
いやぁ・・渡辺明夫さんっぽい感じの女の子が個人的に一番好きです(笑)
ロードランというキャラは知らないのですが、とても可愛いですね・・今時こう、ぷにっとしたキャラが減ってきてるような気がするので、もっと増えればいいのになと思います。
例えばメダロットやロックマンDASH、おジャ魔女どれみなどなど・・・最近ではリトルウィッチアカデミアとかでしょうか?
(特にアニメのメダロットは、GAINAXの方々が参加されている話がとても大好きです!)
なんか自分語りになってしまいすみません・・・・汗
それにしても暑いですよね・・シワスさんも色々と苦労されているようで・・汗
私も色々考えてみたのですが、なんだかんだで制汗スプレーを使うしかないという結論に至りました(笑)
ただ、目の前で消臭剤をかけられるのはちょっとひどいですよね、
うん・・絶対嫌だなぁ(・_・;)
まだしばらくこの暑さも続きそうですが、頑張ってください!


ばるすぅさん、いつもありがとうございます。
渡辺明夫さんっぽいですかね?
ぷにっとしているキャラですか〜…最近だと「きんいろモザイク」とかですかね。
ちょっと前だと「けいおん」とか。
確かに 90年代は ぷにぷにしたキャラが多かった(流行っていた)気はします。
ここ近年は影も少なくサッパリした絵柄のものが多いですし、時代の流れと共に絵の流行は変わっていきますよね。

消臭剤と書きましたが、今にして思えば、女性も自分の汗の臭いを気にして香水の類を使っていただけかもしれません。
何にしてもできるだけ長期間の泊まり込みは避けたいところです。

   2013年07月28日(日) 学生さんは夏休み

暑い日が続いていますねぇ。
僕は相変わらずスタジオに泊まり込んでいますが、夏場は とにかく汗をかくので 泊まり込むのは大変です。
すぐ近くの席に女性がいるので、体臭とか特に気を遣います。
着替えも多めに持っていってはいるのですが、それでも やっぱり汗の臭いや加齢臭は なかなか どうにもなりません。
今のところは 3日に一度 風呂と着替えのために帰宅していて、銭湯は まだ ほとんど利用していないのですが…。
たまに女性スタッフが芳香剤(消臭剤?)の類を撒き出したりすると ものすごくバツが悪くなります。
正直、男性しか居ない所に席替えして欲しいです。
泊まり込んでる自分が悪いんですけど…。
周りが男性ばかりだと 全然 気にならないんですけどね。
自分も別に他のスタッフの体臭とか 全然 気になりませんし。

ひとつ幸いなのは今居るスタジオは部屋が広くて席と席が 若干 離れているということですかね。
以前 とあるスタジオに居た時は ちょっと椅子を後ろに引いただけで後ろの人とぶつかるくらいの狭い空間で僕の席の周りが 全員 女性で囲まれているという、最悪の状況で。
あの時は ものすごく居心地が悪かった。
まぁ、そのスタジオの女性陣は僕以上に泊まり込む人たちだったので、お互い様でしたけど。

スタジオの中に ずっと居る分には冷房も効いているので別にいいんですけど、ちょっと外に買い出しに出て戻ってきただけで 結構な量の汗をかいてしまいます。
僕が夏が嫌いな理由は とにかく この汗!
痩せるにはいいんですけど…。
寒さは着込めば どうとでもなりますけど、暑さばかりは裸になっても どうにもなりませんからねぇ。

寒さって ストレスには直結しないですけど、暑さは人をイライラさせたりしますよね。
満員電車とか 冬 以上に殺伐としてますし…。
あ〜やだやだ。
早く涼しい季節がきて欲しいものです。
…いや、仕事のスケジュール的には来て欲しくないんですけど。

早く仕事 終わって楽になりたいな。
まだまだ闘いは 当分の間 続きますが。


あ、そういえば 先日 PS3と PS VITAで発売された「XBLAZE CODE:EMBRYO」、僕もイベント原画を ちょこっと手伝わせていただいております。
よしなに。

web拍手 返信。

名無しさん
動画は諦めます〜けど
ゴリゴリ描いた粗いラフ絵でもいいので見てみたいです


う〜ん、粗いラフを露呈することは僕にとっては何一つプラスになる要素はないんですけどね。
以前 twitterの方で上げたラフならありますが…。
http://twitpic.com/cpaa0d/full
まぁ、これは ゴリゴリではなく 比較的 綺麗なラフですけど。

”粗いラフ絵でもいいので”、くらいの感じであれば、見なくても別に構わないでしょう。
すみません、めんどくさい人間で。

   2013年07月24日(水) 準備

いい加減、将来のことを考えていかなければな、と思っています。
独身貴族だからと言って いつまでも無駄遣いばかりするのではなく、今後のために少しずつでも蓄えていこうと。

ぼちぼち都内へ戻る準備も進めておきたい。
引っ越しするのは だいぶ先になるとは思いますが。

次に住むとしたら どの辺りかなぁ。
できれば 以前 住んでいた 練馬区は避けたいかな。
アニメの仕事をやるには杉並区とか 中野区 辺りに住むのが便利だとは思うけど…。
今の職場がある 武蔵野市 周辺も探せばいい所ありそう。
西東京近辺に住んでいる知り合いも多いし。
できれば自転車か徒歩(1時間圏内)で通勤できる場所がいいなぁ。

家賃 3万の家に慣れちゃったから、都内に戻るのは ちょっと不安ですが。

web拍手 返信。

名無しさん
ちょっと前からよく来ていますただのファンです^^
天使の羽っぽいのをつけた女児絵や他の女児絵等が可愛いくて何度も見てます
メイキングが動画で見たい!んですけど無理ですかね…


どうも〜、ありがとうございます。
天使の羽をつけた女の子の絵っていうのは…古いやつですかね。
”女児”っていうと だいぶ幼い女の子のイメージですが、そんなに幼い女の子 描いてましたっけ?

メイキングですか。
動画は難しいと思いますが…。
僕が絵を描く過程を見ても何も面白くないですよ?
たまにメイキングを希望される時がありますけど、多分 みなさんが期待されているようなことは何もないと思います。
ただ紙に鉛筆で絵を描いているだけですよ。
ラフもゴリゴリ描いて粗いですし、消しゴムで消した跡とかも かなり汚いです。
失敗すれば紙も捨てますし。
サラッと 上手くて綺麗な絵を描くようなことはないです。
(たまにサラッと描ける時もありますが)
塗りだって 特別 大した事やっていませんし。

僕は自分が絵を描いているところを人に見られるのが あまり好きではないので、メイキング自体は まだ いいですけど、動画は あり得ないですね。
すみません。

   2013年07月19日(金) あづい

ついに蝉も鳴き始めてしまいました。
夏ですなぁ。

ばるすぅさん
どうもこんばんは!イラスト拝見させていただきました!!
3枚ともそれぞれ絵の雰囲気が違っていて(特に顔の)、ただただ凄いなぁと思っておりました(笑)
特に7月12日の絵は攻殻機動隊の絵を意識してらっしゃるのかな?と勝手に思ったりしました(笑)
またお時間があればラクガキを描いていただけると嬉しいです!


ばるすぅさん、どうも。
ありがとうございます。

まぁ、アニメーターですから、基本的に どんな絵柄でも対応できますし、そもそも僕は”確固たる自分の絵柄”というものがありません。
特に顔なんかは何も考えずに描くと いつも同じ絵(描き方)になっちゃうので、ラクガキでは あえて意識的に変えてみました。
12日の絵は別に攻殻を意識したわけではないです。
最初は鶴田謙二さん的な絵柄にしたかったんですけど、描いているうちに変わってしまいました。
まぁ、確かに目とかは攻殻っぽいかもしれません。

ラクガキは息抜きなので、不定期です。
これから更に忙しくなってくるので、さすがに ラクガキをしている余裕は無くなっていくと思います。

最近 仕事で ビルや車ばかり描いているので、女の子が描きたかったのですよ…。(泣)

   2013年07月06日(土) web拍手 返信
ばるすぅさん
どうもこんばんは!!
さわおさんの井戸堀りのお話ですが、ゴールまでどの位あるのかわからないっていうのは、本当に怖いですよね・・・だからこそ、アニメーターの離職率が高いのかもしれませんが・・・(+o+)
ですが、それでも諦めず常に勉強という姿勢で頑張ってらっしゃるシワスさんは本当に凄いなぁと思っております。
自分も自分に甘えないよう見習わさせて頂きます。


ばるすぅさん、どうも〜。

それがゴールなのかどうかは置いといて、水が出たと感じるかどうかは本人次第というところもありますけどね。
僕自身、自分の中では まだ 水は出ていなくて掘り進んでいるつもりですが、周りの人から僕の井戸を見たら どうやら水が間欠泉の如く バンバン出て虹まで出ているように見えるみたいですから。
実際 出てたら どんなにいいか。

まぁ、結局、その延々と掘り続ける作業を楽しめるかどうかですよ。
自分は何だかんだ言いつつも楽しいから、いまだに諦めずに掘り続けていられるわけで。

とにかく、やれることから 一個ずつ地道に改善していくしかありません。
穴を掘りつつも自分を変えていくのは容易なことではありませんし、時間はかかるでしょうけど、自分の絵の力も信じていますので、辛抱強くやっていきますよ。


話は ちょっと逸れますけど、以前 twitterでフォロワーさんが
『口だけのクズじゃなくて やることやるクズになりたい』
みたいなことを つぶやいていて、「本当にそうだな」と心から思いました。
僕も 口先だけじゃない、立派なクズ人間を目指します。

   2013年07月05日(金) ARISE

今日で「攻殻機動隊ARISE」 border.1の公開も終わりですね。
二週間なんて ほんと あっという間ですなぁ。
border.2は 11月30日公開で、前売り券も販売中のようです。
前売り券は公開されている劇場のみかな?

border.1の Blu-ray & DVDの 一般販売は 今月の 26日からですよ〜。
僕も買ってスタジオに貢献します。
っていうか、社内試写で 一回 観たっきりなので、もう一回 観たいのです。

あ、関係ないですけど、「シュガー・ラッシュ」の Blu-rayも 今月 出るんでした。
買わねば。

web拍手 返信。

音里さん
お久しぶりです^^
ねこカフェではありませんが、根津のねんねこ家さんおススメですよ。
去年からグッズ販売+カフェだったのを全面カフェにされたようなのでどうなってるのかわかりませんが、奥の和室のカフェスペースは知人の家に遊びに行ったようにのんびりできました。 猫グッズとか本とかごちゃごちゃとしているのに、何故か落ち着く不思議な空間。
男性一人でも大丈夫な空気だと思いますよ。
サイトには猫がいるとは限りませんと書かれていますが、いなかったことがないので高確率でいるんじゃないかと…。 いなかったらスミマセン^^;
http://www.nennekoya.com/
他にも猫がテーマのギャラリー猫町さんとか谷中銀座のしっぽの形のドーナツ屋さんとかいろいろ谷根千のあたりはいろいろおススメです。
あぁ上京したらまた行きたい…。


音里さん お久しぶりです〜。
オススメありがとうございます
東京、関東に住み始めて長いですが、根津とか 谷根千とか、文京区、台東区 周りは一番 行く頻度が低いんですよね〜。
(新宿より東側には アニメスタジオも無いので、尚更)
でも、ねんねこ家は オシャカワな雰囲気で良さそうですな。
仕事が落ち着いたら 是非 行ってみたいです。

   2013年06月30日(日) 種

気が付けば あっという間に 6月も終わりですか。
というか、2013年が 半分 終わったのか。
天気予報を見ると晴れマークが続いていますが、もう 梅雨は明けたんでしたっけ?
これから 蝉なんかも鳴き始めて、茹だるような夏日がやってくるんだなぁ…と思うと 若干 憂鬱です。
早く 冬 来い。


長年 地道に撒き続けてきた種が、ようやく 最近 少しずつ芽を出し始めました。
まだ 花が咲くまでには至っていませんが、少しは希望が見えてきて嬉しいですね。
これからも 根気よく 種を撒き続けていきます。

先週だか 先々週だかの『山中さわおの Fool on the planet』(ポッドキャスト)で さわおさんも言っていましたが、井戸掘りですわ。
「あと 1メートル掘れば水が出るんじゃないか」と 掘り続けるか、途中で諦めるか の どちらかしかないわけで。
自分には諦めるという選択肢はないというか、絵という井戸 以外 掘れないので、水が出るまで掘り続けるか 掘り続けて死ぬかの どちらかしかないんですけどね。

毎度 言っているように、すぐに結果が出なくとも、焦らず、腐らず、コツコツ塵のように積み上げていくしかないわけですが、画の力だけではなく、フリーランスの人間には 自分を売り込む能力や コミュニケーション能力、人脈というものが特に重要で。
そういうことの ひとつひとつも 面倒だからと避けたり適当に流したりするのではなく、可能な限り自分の世界を広げていけるように努めていきたいです。

今回の仕事でも 新しい出会いはありますし、学べることも山のようにあります。
つくづく自分の観察力の無さや センスの無さを痛感する日々ですが、その分 得るものが多いので、確実に今後の仕事に活かすことができるでしょう。
やっぱり、やる気に満ちた素晴らしいスタッフに囲まれて仕事をするのは やり甲斐もありますし、楽しいですね。
周りが凄過ぎるがために 肩に力が入り過ぎて絵が硬くなりがちなのが唯一の悩みですが、その辺も 自分の立ち位置というか役割を自覚してからは ようやく少しずつ砕けてきた感じです。


とりあえず、ダイエットも含めて、健康にだけは気を付けたいと思います。
最近 肌荒れも酷いですし、あまり体調が万全とは言えない状態なので、食生活も見直しつつ 最後まで乗り切りたいと思います。

   2013年06月27日(木) 万能文化

最近、急に身の周りでペットを飼い出す人が増えている。
特に猫。
猫ブームがきてるのか?
その人達が こぞってSNSに猫写真をアップするので、動物好きの自分としてはニンマリする反面、羨ましくてグギギ状態。

猫に限った話じゃないけど、やっぱり人が猫と楽しそうに戯れているのを見ると羨ましくなるから、それで飼い出す人が増えているのだろうか。
写真だけじゃなく動画もアップしてるしなぁ。
もし自分も猫飼ったら同じことやるんだろうけどさ。

まぁ、自分みたいに ひとり暮らしで家を空けることが多い人間はペット飼えないんだけれども。
アパート自体もペット駄目だし。
建物がペットOKでも、ずっと自宅で仕事するか、自分が家にいない間 ペットの世話をしてくれる人がいるか の どちらかじゃないと無理だもんなぁ。

ペットを飼うのは子供の頃からの夢だけれども、子供の頃は今以上にアレルギーとか多くて、親に頼んでもペットは飼わせてもらえなかった。
猫の毛が目に入ったりすると 目が真っ赤になって猛烈に痒くなったりしていたけど、それでも懲りずに野良猫を触って よく親に怒られてたなぁ。

唯一、ペットを飼ったと言える経験は、小学生の頃、家の庭の植木に引っかかっていた、怪我をした鳥(何の鳥だったかは忘れたけど、ウグイスみたいな黄緑色の鳥だったと思う)を 1、2週間だけ世話したこと。
昔 実家の すぐ傍に ペットショップがあったので、そこで鳥籠と餌を買って来て。
結局、鳥の怪我が治ったら 親に「逃がしてあげなさい」と言われて 泣く泣く解放したんだけど。

いつか、ペット飼いたいな。

よく、独り身でペット飼うと駄目になる(婚期が遅れる)とか言うけど、それは自分の寂しさを動物で紛らわせているからであって、自分は純粋に動物が好きなのだ。
(婚期が遅れるっていうのは女性の話か。)
動物園とか今の歳でもテンション上がるし。
異性の代わりとして動物を愛でるなんて、自分の中では無い。
…誰に対する言い訳…?

基本、動物は何でも好きなんだけど、猫か犬かで言えば、自分は 若干 犬派 寄り。
いつか ペットを飼う日が来たとしたら 多分 犬を飼うと思う。
…猫も飼ってみたいけど。

そういえば、猫カフェにも いまだに行けていない。
30半ばのオッサンが一人で入るには なかなか度胸がいる。
一回 行ってしまえば そんなの気にならなくなるんだろうけど、猫カフェの空気感であるとか ルールであるとか 分からないから躊躇してしまうんだな。
だって、勇気 出して入ったら 自分以外 全員 若い女性か カップルのみっていう状況が容易に想像できるじゃん
そんなこと気にしなきゃいいんだろうけどさ。
…周りの女性客に蔑んだ目で見られると思うと…ビクンビクン。

…ああ、モフりたい…。
…モフりたい…。
…モフりたい…。
…モフりたい…。
…モフりたい…。
…モフりたい…。


調べたら、スタジオがある三鷹には猫カフェ無さそうだけど、吉祥寺ならあるなぁ。
…いつか行くか……行ってみるか…?

完全に仕切られていなくても良いから個室がある猫カフェがあればいいのに。

   2013年06月17日(月) 同窓会

昨日は専門学校の同窓会でした。
僕らの代だけではなく、代アニ福岡校を卒業した あらゆる世代の人たちが集う会。

この大規模(?)な同窓会は 2010年から始まって、今年で 3回目(去年はなかった)。
僕は初回だけ参加していないのですが、その初回が 一番 人が集まったらしく、100人くらい いたのだそうな。
僕が参加した 2回目と 今回の 3回目は 大体 4〜50人くらい。
数字で言うと多く感じますが、広い会場(と言っても ただの会議室みたいな所ですが)で机はスカスカ。
かなり疎らでしたね。

今回 僕の同期は 3人だけ来ましたが、その 3人とは数ヶ月前に集まったばかりだったので、全然 久しぶりでも何でもなくて。
会いたいなと思っていた人は ことごとく来ていなくて、残念。

まぁ、同窓会なんて毎年やられても、という気もしますけどね。
この仕事してると 年に一回しか会わないことなんてザラですし。
3年に一回か 5年に一回くらいでいいんじゃないかなぁ。

同窓会の主な内容として、今年の卒業生が作った卒業制作の上映と、福岡校の卒業生である制作さんたちが自社の作品をPRする時間、というのがありまして。
そもそも この同窓会を企画しているのが その制作さんなので、ある意味 自社作品のPRがメインイベントなのでしょう。

卒業制作に関しては、僕らがいた頃と違って今は生徒さんの数も半分以下に減っているそうなので、それを考えると 比較的 ちゃんとしているんじゃないかと思いました。
3Dとかも使っていましたし。
ストーリーも 学生らしく 若干 古くさい王道路線だけど、僕らの代が作った頭のおかしい作品に比べたら随分まともです。

同窓会は おそらく来年もやるんでしょうけど、次は行かないかもなぁ。
来るメンツ次第ではありますが。


そういえば、先生から「随分 顔色 良くなったね」と言われましたが、前回 参加した時 そんなに 血色 悪かったのだろうか。
2年前の 5月頃と言えば メンタル的に 一番 落ち込んでいた時期だったからなぁ…。

   2013年06月10日(月) 水が無い月

スタジオに行って作業し、帰って来て風呂に入って寝る。
同じ事の繰り返しの日々です。
少なくとも来月いっぱいは今の状況が続きます。
黙々 作業。
今のところは まだ 銭湯に お世話になるほどは泊まり込んでいませんが、これから徐々に長期間の泊まり込みも増えてくるでしょう。

仕事以外にも やることが山積みで なかなか収拾がつかない状況です。
全部 終わったら ゆっくり温泉にでも浸かりたいなぁ。
年末 帰省する時には家族で温泉に行こう、みたいな話になっているので、たまには遠出して 別府とか湯布院とか行きたいですね。
…まぁ、年末なんて まだ だいぶ先の話ですが。

ちなみに ダイエットを始めてから 10kgほど痩せましたが、まだ見た目的には あまり変わっておりません。
顔の肉が落ちないと なかなか痩せたようには見えないんだなぁ。
まぁ、このまま 辛抱強く続けますよ。
早く軽い体に戻るのだ。


【唄が凪ぐ夜は】 (初音ミク) ※クリックで拡大
先月の頭には線画まで終わっていた初音ミクの絵ですが、帰宅する度に ちょこちょこ塗り続けて ようやく完成したので こちらにもアップ。 (線画はこちら

本当はミクの日(3月9日)にアップできたら良かったんですけど。

線画の段階でイメージしていたものには だいぶ近づけたんじゃないかと思います。
特に色味とか。
可愛く描けたので個人的には気に入っています。

セーラー服+カーディガン、ニーソックス(脚)、スカートの裏地、服のシワ。
好きなものを思いっきり詰め込みました。
フェチ祭り。
おかげでスッキリ。
これで また仕事に集中できますわ。

しかし、スカートの裏地やポケットを絵で表現したものって ほとんど見たことがない気がするんですけど、どうなんでしょう。

   2013年05月30日(木) web拍手返信

ばるすぅさん
ええ!?ピロウズの記念本作るんですか!?
うわぁ〜〜いいなぁ!!めちゃめちゃみたいなぁ・・
シワスさんにはぜひ頑張っていただきたいです!!
勿論ファニーバニーもお願いしますよ・・?(笑)


ばるすぅさん、いつもメッセージありがとうございます。

今 頭の中でイメージしている本を作ろうと思うと 結構 大変ですが、可能な限りイメージに近いものが作りたいですね。

「Funny Bunny」は…、すみません、多分 僕は描かないと思います。
あまりイメージが沸かないので…。
ゲストの誰かが描いてくれるんじゃないかと期待したいです。

しかし、本当に Funny Bunnyの人気はすごいですよねぇ。
この 十数年、ピロウズが好きだという人に 何人も会いましたが、8割くらいの人が 好きな曲に Funny Bunnyを挙げるんですよね。
最近では漫画(アニメ)「SKET DANCE」で使われた影響もあって更に人気が出ていて、14年近く前の シングルでもない アルバム曲が これだけ愛され続けているというのは素晴らしいことだと思います。
(元々はシングルのカップリング曲になる予定だったそうな。)

ただ、僕自身も Funny Bunny 大好きなんですけど、僕が好きなのは歌詞ではなく サウンドの方なんですよね。
なので、カラオケで歌ったことも 数回しかありません。
歌詞も好きといえば好きなんですけど、サビ以外の部分の方が好きという…。
捻くれていて申し訳ないです。

イラストを描きたい曲は たくさんありますが、最終的には 10枚くらいに絞り込むことになると思います。
まぁ、何だったら 30周年に イラスト本 第2弾を出す、というのもありですけどね。

   2013年05月26日(日) 「闇があるんじゃない、光がそこにないだけ」

何年か前に「ピロウズの 25周年に 記念本 作りたいねぇ」みたいな話を ピロウズ好きの絵描きさんたちと話していましたが、気が付けば もう来年なんですよね、25周年。

と、いうわけで、ちょっと早いですが ざっくりと仕様を決めました。
同人情報のページにも書きましたが、

the pillows 25th ANNIVERSARY TRIBUTE
「WHEN YOU WISH UPON A HALLEY'S COMET」(仮題)

という イラスト本を 来年の夏〜秋頃 出す予定です。
ピロウズの楽曲の中から好きなものを いくつか選んで、その楽曲のイメージイラストを描く、という内容になると思います。
ピロウズが好きな絵描きさん仲間にも是非ゲストで参加してもらいたいですね。
…まぁ、知り合いの絵描きさんで ピロウズ好きな人 あまりいませんけど…。

頭の中では表紙のイメージとか、いくつかの楽曲の絵のイメージはできています。
イメージイラストを描きたい楽曲も リストアップしていますが、30曲くらいあって まだ絞り切れていません。
ゲストと被らないようにもしたいですし、近々 ゲストの人たちにも話して曲だけ先に決めてもらおうかな。

これから来年にかけて仕事も忙しくなってくると思うので、今のうちから ちょこちょこ描き進めておこうと思います。
来年を逃したら 次は 30周年(2019年)ですからね。

…「MiiCONOLOGY ver1.0」も いつ完成するんだよっていうね…。

   2013年05月22日(水) 攻撃

先日から ようやくスタジオ入りしました。
約一年ぶりの アニメスタジオ。
(正確に言うと 去年の 10月くらいに 一度 設定仕事をやるため 数日だけ入ってはいたのですが。)

本来だったら 2月の末か 3月頭には入っている予定だったんですけど…。
気が付けば 5月になってしまいました。
まぁ、こればっかりは…いろいろな事情がありますから、しょうがないですね。

僕の机自体は一年前に入っていた時のまま残してもらっていたので、また同じ環境で作業することになります。
自宅作業期間が わりと長かったので、スタジオの空気に慣れるのに また ちょっと時間かかるかも。
自宅は周りのスタッフに気を遣う必要とかありませんしね。

家が遠いので初日から泊まり込みましたが、久しぶりに机の下の床で寝たら体が痛い。
なので クッションを買いました。
これから夏場とはいえ、夜は結構 冷えたりするので、何か羽織るものも持って行かないとなぁ。

とりあえず、徐々に現場にも作品にも慣れていきたいです。


ひとつ楽しみなのは、銭湯ですね。
銭湯 好きなんですけど、今住んでいる自宅周りには銭湯が全くないので、久しぶりにスタジオ周りの銭湯を満喫したいと思います。
できれば新しい銭湯も開拓したいところ。


不安要素としては、スタジオにいると どうしても外食の比率が増えてくるので、食べ過ぎてしまわないように気を付けなければ。
これから数ヶ月間 食事をどうするか考えなきゃなぁ。

ダイエットは今のところ順調に進んでいます。
このまま年末、来年まで続けますよ〜。

ダイエットの話をした早々 何ですが、先月末にネットで注文していた日本未発売のエナジードリンク「MONSTER ASSAULT」が アメリカから届きました。
MONSTER 自体は日本でも アサヒが去年から販売していますけど、ノーマルのエナジーと カオス、あと つい先日 発売された アブソリュートリーゼロの 3種類しかないんですよね。
しかも 北米のオリジナル版には タウリンが入っていますが、日本版は タウリンの代わりに アルギニンが入っているという。

北米では様々なフレーバーが販売されているんですけど、どうしても日本未発売のものを 一度 飲んでみたかったので、思い切って ネットで注文してみました。
MONSTER ASSAULT、16オンス(473ml)、16本セット。

左の写真じゃ ちょっと分かりづらいですけど、横に太いです。
日本版でも エナジードリンクとしては 結構
大きいんですけどね。
北米には 700ml缶もあるそうな。
どんだけ飲むねん。

缶を空けると、赤い液体が入っています。
味は、かなり 薬っぽい。
子供の頃に病院で処方された甘いシロップ薬に炭酸を入れたような感じというか。
人によって かなり好き嫌いが分かれる味だとは思いますが、僕は好きです。
一本目を飲んだ時は ちょっと匂いがキツイかな、と思ったのですが、二本目で慣れました。
結構 クセになるかもしれません。

まぁ、そもそも日本人の体に合わせた飲み物ではないので、飲み過ぎると間違いなく危険だとは思いますが、少しずつ じっくり味わって飲みたいと思います。

もしまた日本未発売の MONSTERを買うことがあるとしたら、次は「M-80」かなぁ。
「MIXXD」というのも気になりますが。

   2013年05月08日(水) 「Eat to live, but do not live to eat.」

ゴールデンウィークも明け、徐々に慌ただしくなってきました。
今は まだ助走段階ですが、月末辺りから本格的に忙しくなってくるでしょう。
早く身の周りのゴタゴタを片付けないと。
…なんか、いつも同じことを言っているような気もしますが。


先週から本格的に再開したダイエットですが、今のところは楽しくやれています。
ウォーキング自体は今までと変わりませんが、しばらくサボっていた食事制限をキッチリやり始めました。
スナック菓子、炭酸ジュースの類は断ち切り(たまに栄養ドリンクは飲んでいますが)、炭水化物も控えめ、野菜を多めに摂る生活に切り替えました。
仕事が忙しくなってきたら あまり運動に時間を割けなくなってくると思うので、せめて食事制限だけは守っていきたいと思います。
痩せないまでも、せめて太らないように気を付けなければ。

明確な目標があると、気持ちが負けそうになっても踏ん張れます。


最近は毎日が楽しいです。
基本的には自宅の作業机に齧り付いてばかりの日々ですが、数年前に比べたら 精神的には 相当 幸せです。
もし タイムマシンがあったら 2〜3年前の鬱々としていた自分のところに行って励ましてやりたいくらいです。
…いや、今でも思い通りにいかなかったり 納得ができなかったりすることは 多々 ありますが。
それでも 以前みたいに いじけたり泣き寝入りしたりするのではなく、噛みつけるようになっただけ だいぶ進歩したと言えるでしょう。
消極的な性格、生き方は 染み付き過ぎて なかなか簡単には抜けませんが、以前の自分と比べたら 多少 自信もついて前向きになれているはずです。

これから もっと楽しくなるよう、ピロウズの「Midnight Down」と「Good morning good news」を テーマソングにしつつ、挑みます。

   2013年05月05日(日) BBQ

昨日 こっち(東京)にいる地元の友人達と 大井ふ頭中央海浜公園でバーベキューをやりました。
ネットで予約するだけで現地(公園)まで食材と機材を運んでくれて セッティングと後片付けまでやってくれるというサービスを使ったので、自分たちは お酒だけ持参。
友人は追加の肉も持参していましたが。


さすが ゴールデンウィーク。
バーベキューをやるスペースはファミリー層であふれています。


ガンガン焼いてはガンガン食べます。
バーベキューなんて何年ぶりだろ。
昔 地元の友人の家でやった バーベキューパーティーに参加して以来くらいだと思うから、多分 20年ぶりくらい。
ウチの家族はバーベキューとか一切やらないので。


最後は焼きそば。
これもデリバリーサービスのメニューに入っています。

いや〜、美味しかったなぁ。

午前 11時に開始して、午後 2時半に撤収。
そこからバスで大森駅に移動して、喫茶店でしばらく休憩。
そのあと 飲み屋で二次会。
結局 夜 10時くらいまで飲み食いしてました。

食事制限も本格的に再開したので、昨日みたいな暴飲暴食(と言ってもそんなに滅茶苦茶食べたわけではありませんが)は当分は控えたいと思います。

しかし、休日にバーベキューなんて、こんなにベタな休日の過ごし方をしたのは本当に久しぶりですわ。
たまにはこういうのもいいものです。

web拍手 返信。

ばるすぅさん
こんにちは!またまたコメントさせていただきます。
旅行日記を拝見させていただきました。
よくテレビなどでも取材されて有名な放水路ですね!やはり凄いですね・・・
廃墟フェチ?としてはたまらないです!!廃墟じゃないけど(笑)
まさか押井さんまでいらっしゃってたとは驚きでした。
確か新劇エヴァの監督さんもいらっしゃていた・・と思います。
一度自分もこの眼で観てみたいものです・・・


ばるすぅさん、ありがとうございます。
放水路は素晴らしかったですねぇ。
是非 ばるすぅさんも行ってみてください〜。

押井さんはPV撮影で来られていたようですが、そうでなくとも 元々 ああいう所 好きそうですけどね。
庵野さんのサインは見かけなかったと思いますが、放水路は ヱヴァQの参考として使われているらしいです。
ヱヴァQ 何回 観ても どこで参考にしたのか よく分かりませんが…。
綾波の おウチ周りですかね、やっぱり。

   2013年05月02日(木) 地下神殿 とか ゆきことか 風雨来記3とか

世間はゴールデンウィーク真っ直中ですね。
自分も ちょこちょこ出掛けたりはしておりますが、基本的には相変わらず自宅の作画机に齧り付いて黙々と作業をする日々です。

しかし、ここ 二週間は 本当に いろいろなことがありました。
色々あり過ぎて心が追っ付いていない感じ。

もう だいぶ前ですが、以前 お手伝いしたアニメ仕事のプチ打ち上げみたいなものがあって、それにお呼ばれして行ってきました。
普段 ほとんど仕事で絡むことのない ガイナ・トリガーの人達にも お会いできて楽しかったなぁ。
また仕事などで御一緒できると嬉しいですね。

埼玉に越してきてから ここ 2年、出会いとか、人との繋がりというものが仕事でもプライベートでも本当に大切だな というのを実感しているので、こういう出会いは今後も大事にしていきたいものです。
次の仕事でも きっと新たな出会いがあるでしょう。


先週の金曜日に「首都圏外郭放水路」の見学会に参加してきました〜。
詳しくはこちらのページで。


↑クリックで拡大
pixivと雪印コーヒーのコラボ企画、「オレたちのゆきこたんプロジェクト」(雪印コーヒーの擬人化イラストコンテスト)用のイラストが完成しました。
締め切り 1時間前のギリギリ投稿。

ルール的には 別段 描かなくてもいい設定絵は だいぶ前に描いていたのですが、肝心のイラストは最終日にバタバタ描く羽目になってしまいました。
とにかく間に合って良かったです。

細かく塗り込んでいる時間的な余裕がなかったので、主線をクッキリさせ、パキッとしたセル塗りで鮮やかな色味に振りましたが、結果的には これで良かったな、と思います。

あとは 6月上旬(予定)の結果発表を待つのみです。
せめてミニ画集には載りたいな。

風雨来記3 prelude」、プレイしました。
5月末発売予定の本編に先駆けて発売された、体験版。
本編の冒頭 3日目までをプレイできます。
preludeで行動できる範囲は 初代 風雨来記では行けなかった 北海道の西側、道南部分のみで、立ち寄れるスポットは 23ヵ所。
本編では 全道 112ヵ所 回れるということで、楽しみです。
preludeのみの要素として、主人公の千尋がバイクと出会ってルポライターになるまでの話を描いた「エピソード・ゼロ」があります。

これですよ、これ。
これぞ「風雨来記」。
新作を遊んでいるのに何だかすごく懐かしい気分になります。
PS時代に比べると画面(写真)の解像度も上がって格段に綺麗になりましたね。
PCでの操作もやりやすいです。

音楽は(preludeに関していえば)初代の風水嵯峨さんの音楽をメインに、新曲が ちょこっとある感じ。
曲のタッチは ちょっと違うけど、プレイしていると 別段 違和感はありません。

今作は前作(風雨来記2)までのスタッフではなく新しいスタッフで作られているそうですが、正直 言われなければ分からないくらいです。
絵のタッチは明らかに違いますが。
主人公も前作までの相馬轍ではなく千尋という新たなキャラクターですが、性格は轍とそんなに変わらない感じですし。
(まぁ、轍にとっての”アイツ”みたいな存在がない分、初々しくて前向きな印象はありますが)

それにしても、風雨来記をプレイしていると とにかく お腹が空きます。
…ダイエット中には危険だな。

あ、あと preludeには オマケで デスクトップ用の壁紙と 360°パノラマ写真(24ヵ所)が収録されています。


本編の発売が楽しみですが、本編が発売される頃には仕事も忙しくなっているはずなので、しばらくはプレイできないだろうなぁ…。

   2013年04月18日(木) web拍手返信

ばるすぅさん
はじめて感想をさせていただきます。
久しぶりに日記を拝見させていただきましたが、日記の閲覧数が私の思ってるより遥かに少ないと知りたいへんおどろきました:(;゛゜'ω゜'):
私自身現在20歳で、(あとひと月で21歳ですが汗)アニメーターを志していまして、シワスさんの中学生時代のような絵でも努力すればきっと誰でも上手くなれる!!というようにひたすら練習しております(笑)
これからもちょくちょくと拝見させていただきますのでよろしくお願いいたします_(._.)_


ばるすぅさん、ありがとうございます。

いや、日記を読んでくださっている人の正確な数字は分かりませんけどね。
サイトのアクセス数が 一日大体 120前後なので、その中の 3分の1いるかいないかくらいだろう、という勝手な想像でして。

ばるすぅさんはアニメーターを志されているんですね。

僕は19歳でアニメ系の専門学校に入って 21でアニメーターになったのですが、専門学校に入るまではアニメーターになる気は1ミリもありませんでしたし、絵の勉強も全くやっていませんでした。
趣味としては ずっと描き続けていましたが、学校の授業(美術とか)以外で真面目にデッサンとか学ぼうとしたこともなくて。

そんな僕でもアニメーターになって、こうして今も絵で食べていけている(いけてるのか?)ので、大丈夫ですよ。
志の問題だと思うので。

アニメーターになるだけなら(スタジオを選ばなければ)そんなに大変ではないと思います。
問題は 続けていけるか なんですよね。

就職活動、頑張ってください。
いつかどこかの現場で御一緒できるといいですね。

   2013年04月14日(日) 泡沫拾周年

今日で このサイトを立ち上げてから 10年が経ちました〜
わーい
ぱちぱち〜。
ドンドンパフパフ。
かんぱーい
いえ〜い
花火花火〜
ボカーン
ゴオオオォォ…
ブスブスブス…。(全焼)


と、いうわけで(?) 10周年ですよ。

このサイトを立ち上げた時、自分 25歳だったんだなぁ。
まだ ギリギリ”若手”とか呼んでもらえていた頃ですよ。
恐ろしい…。
アニメーター 5年目、原画マンとしては まだ駆け出しの時期で。
下手ながらも燃えていたなぁ、あの頃は…。(遠い目)

…原画の腕は今もそんなに変わっていないね…。


20代前半の頃は 30代の先輩とか すごいベテランだと思っていました。
多分、今の若い人から見たら自分もベテランに見えるんだろうな。
ひ〜っ。
心は まだ新人だよォ…っ

…新人というより、子供か。
それは多分 一生 変わりませんな。

まだまだ 頑張りますよ


何はともあれ、改めて 今後とも当サイトを 宜しくお願い致します

【泡沫10周年!】 ※上の画像をクリックすると拡大します。
記念絵を描きました。
このサイトでは お馴染み(?)の みいこ と その取り巻きたちです。
pixivでは上下を切って 16:10にしたものをアップしましたが、こちらではスキャン時の比率でアップ。
まぁ、もともと上下を切るつもりで描いたので、下の部分とか 若干 適当ですが。

最初は背景まで描くつもりはなくて、ラフの時はキャラだけ描いていたのですが、途中で やっぱり背景も描こう と思い立って 無理矢理 後ろにスタジオ背景を描き足したので、先に描いていたキャラとの辻褄を合わせるのに 少々苦労しました。
キャラの位置をずらしたり サイズを変えたりしつつ 何とか まとめましたが、アイレベルとか かなり適当です。
消失点も合ってないですし、インチキパースですが、まぁ、パッと見 変じゃなければいいかな、と諦めました。
じっと見続けていると描き直したくなってくると思うので、もう見ません。

ちなみに この絵で描かれている 楽器、機材、スタジオなどの元ネタはキーボード以外 全て ピロウズなのですが、このスタジオ、天井が斜めに傾斜していて、ただでさえ インチキパースなのに 更にややこしい絵になってしまいました。
ミスだと思われたら嫌なので 突っ込まれる前に 一応 言い訳。

キーボードは 昔 ZUNTATAの OGRさんが ライブで使ってたやつを チョイスしました。
ナオ(青髪の子)が着ている Tシャツも ZUNTATA Tですね。
ギターにしてもアンプにしても10年以上前のものを参考にしているので全体的に古いです。

しかし、この 5人も 2001年に AIC Webshopのマスコットキャラクターとしてデザインしてから 12年も描き続けていますが、あと何年 描き続けるんだろう。
そろそろ もう、15周年とか 20周年とか、節目節目の時くらいだけでもいいかな、と思っていたりもしますが。
今度 出す予定の同人誌「MiiCONOLOGY ver1.0」で ひとつ区切りにしたいところです。

AIC Webshopの担当だった Yさんが見たら「まだ描いてるの!?」って驚かれるだろうなぁ。


4月7日はクアトロに行ってきましたよ。
さわおソロツアー 2回目。

セットリストは高円寺HIGHから「silver moonlight」を抜いて、ダブルアンコールを「ストレンジカメレオン」の弾き語りに変えたバージョンでした。
「SPACE SHOWER TV」のカメラが入っていたので、TV用に この日だけ変えたのかもしれませんね。
ライブのテンションも 高円寺HIGHの時より確実に高かった。

「silver moonlight」は好きな曲なので ちょっと残念だったな〜。
最終日の BD撮影が入る時には是非 演って欲しい。

MCではピロウズドラムのシンちゃんが先日ついに通風になった話をしていました。
俺が言えたことではありませんが、健康には気を付けて欲しいですわ。

これから仕事が忙しくなってくるので ツアー最終日に参戦するのは難しいと思いますが、ライブBD化するのを待ちつつ、ピロウズの新曲も楽しみにしたいと思います。

できれば年末には マニアックツアーなり シングルツアーなりやって欲しいな。

web拍手 返信。

venus坂田さん
ちょい早いけど、10周年おめでとうございます。
3月後半から天気良くなかった(主に風)けれど、4月頭だと桜そんなに散ってなかったんだね・・・。 俺は会社でのお花見を覗きに行くつもりが、当日は大雨・・・。
そのあとまた雨やら風やら、そして桜の見時の時期過ぎたやらで、今年も桜を愛でることなく部屋にこもったまま終了〜(涙)


坂田さん、ありがとうございます。

何だかんだと 桜 残ってましたね。
光が丘公園は数年前に夜桜を撮りに行きましたよ。
カメラと三脚持って、夜明けの時間まで歩きながら写真撮ってました。
引っ越してからは 全然 行けてないですが。

また 近々 そっち行きますんで、飯でも食べましょう。

アッシマーさん
いつもサイトおよびイラスト見させていただいています!
pixivで10周年イラストを見まして、いてもたってもいられなかったので初コメントさせていただきます。 少し早いですが、10周年おめでとうございます!
シワスさんの絵の、BGや物の質感の捕らえ方、描き込みの多さなど勉強になることが多く、絵が本当に僕の好みのドツボなので最高の参考資料としてよく使ったりさせて頂いています。
実は僕もアニメーターになり、ようやく1年目を迎えたのですが辛いこともあり、今後を悩むことも多いのですが、シワスさんの素敵な絵を見て、いつも「よし!俺も頑張らないと!」と励まされていて本当に感謝しています!
これからもシワスさんの泡沫を見て自らの活力としていきたいと思いますので、10周年の次は15、20周年と続くよう微力ながら応援します!
改めまして10周年おめでとうございます!
駄文失礼しましたm(_ _)m


アッシマーさん、ありがとうございます。
アニメーターさんなんですね。
僕の絵が励みになっているのであれば 嬉しいです。

描き込みに関しては…あれは pixiv用というか、本来は 常にシンプルな絵でいきたいんですけどね。
まぁ、服のシワは進んで細かく描いていますけど。

アニメーターになったばかりの頃は辛いことも多いですよね。
自分は なかなか原画をやらせてもらえなくて悶々としていました。
自主的に練習で原画を描いては作監さんに見せに行ったりしていましたし。
気持ちばかりが焦りますし、お金もないから 精神的に余裕がなくて。

でも、正直 言うと 若い頃より今の方が悩みは多いですし、状況も深刻です。
だから、僕は逆に今の若い人が頑張っている姿を見て「俺も頑張ろう」と励まされています。

お互い頑張りましょう

20周年も祝えるように健康にも気を付けていきたいですね。


もう ひと方。
レス不要になっていましたが、「シワスさんの作品、いつも何か新しい挑戦がある感じがして」という感想、嬉しいです。
そこ、意外と気付いてもらえない部分なので。

自分に課題を課したり、細かい変化を取り入れたり、毎回 何かしら違うことをしようとは心がけています。
たとえ周りからは いつもと同じように見えても、自分の中では 毎回 違うように意識して描いているのです。
手癖で描いてしまわないように。

例えば この前 描いた 風雨来記の絵でも、わざわざ 描かなくてもいいバイクをあえて描いたり、エヴァ絵でも アスカだけ描けばいいものを わざわざ初号機と弐号機まで描いたり。
ラクガキや趣味の絵は仕事じゃないんだから もっとサラッと楽に描けばいいのに、あえて面倒なものを描こうとしているという。
今回のバンド絵もそうですけど。
アニメーターとしての嵯峨なのか、楽な構図に逃げたくない!という意地もありまして。

でも、その意地が 結果的に どんどん自分を追い詰めてしまって、一時期 何も描けない状態に陥ったりもしていました。

今は それを乗り越えて わりと気楽に描けるようになりましたけどね。

仕事でも新しいことに挑戦しようとは常々思っています。
頑張ります

   2013年04月05日(金) web拍手 返信
ちゃろぞう君
リアル友人で見続けて十年! 見てるぜ! 10周年おめでとう〜。
つーことは来年秋に廃墟になったウチのページが十年だ!
7年前PCお亡くなりになってデータの回収が出来ナンだ><
なんかやりようはあると思うんだけどなぁ。 なんとかしたい・・・。
雪印コーヒー!うま吉すぎてヤクいぜ!!!


ちゃろぞう君、ありがとう。
そう、君は 時々 掲示板とか web拍手に書き込んでくれるから見てくれてるのは分かってたけど。
でも、身内で ここ見てるのは 多分 君だけなんじゃないかなぁ。
見てるっていう話も聞かないし。
まぁ、時々 思い出して ふらっと検索かけて来てる可能性はあるかもしれないが。

君のサイトも放置されて久しいね。
画像データとかテキストデータなら ネット上に残ってるサイトから保存すれば何とかなるだろうけど。

雪印コーヒーといえば 雨宮桂馬でせう。
ウマ吉。

   2013年04月04日(木) これから

さて、徐々に仕事が忙しくなってきたので しばらく篭もります。
これから夏、秋くらいにかけて日記の更新頻度は かなり減っていくと思います。

最近は このサイトのアクセス数も目に見えて減っていて、今ではピーク時の 三分の一くらいになっていますし、――まぁ、そのピーク時も大した数ではなかったのですが――、この日記を読んでくださっている方 自体 多分 数十人いるかいないかくらいなので、更新頻度が減ったところで大した影響はないとは思いますが、ちょこちょこ生存報告と仕事の告知くらいはしていきたいと思います。

このサイトを見に来てくれている方って どういう人なんだろうと いつも思いますが、おそらく 5割が同業者(主に制作さん)で、2割がアニメーターを志している学生さん、残りの 3割が pixivから流れてきた方、といった感じでしょうか。
リアル友人とか、身内は多分ほどんど見てないだろうし。

どんな人であれ、わざわざ時間を割いて見に来てくださっているわけですから、こんなにありがたいことはないです。

ここ何年かは twitterや Facebookもやってますし、生存報告や仕事の告知がしたければ 本来そっちだけでも充分なわけで。
絵をアップしたけりゃ pixivなり tumbler.なり TokyoOtakuModeなり、今や様々なサイトがあります。
じゃあ、わざわざ時間を割いて このサイトを更新する意味はあるのか。

今月の 14日で このサイトを立ち上げてから ちょうど 10年が経つわけですが、今から 10年前、25歳の時に最初にいた会社を辞めて フリーになり、初めて自分用のパソコンを買ってインターネットを始め、最初に作った このサイトには特別な思い入れがあるのです。
最近では 一ヶ月以上 日記を空けることも ざらにありますが、それでも この 10年間 長期間 放置することなく続けてこれたのは やはり その思い入れがあるからです。

ブログに移行することも 一時期 考えましたけどね。
いつまで ホームページビルダー2000で作り続けていくかは分りませんが、このサイト自体は可能な限り続けていきたいと思っています……って、つい何ヶ月か前にも同じようなことを書いた気がしますが。

できるだけ、twitterや pixivとは違うこと、例えば このサイトでしか見れない絵とか、そういうのは 今後も ちょこちょこ入れていきたいと思っています。
はやり、このサイトと、このサイトを見に来てくださっている方は大事にしたいですし。

とりあえず、次回は 10周年記念日の 14日に更新します。
(もしかしたら 来週辺り ライブレポとか更新するかもしれませんが)
仕事の合間に描き進めている 記念絵も 14日までには完成させたいです。


今 pixivでやっている 雪印コーヒーの擬人化コンテスト(ゆきこたんプロジェクト)も時間があったらやりたい。
この手の企画物、pixivコラボ物には今まで一切乗っからずに来ましたが、今回は急に 描きたい、と思いまして。
単に雪印コーヒーが好きだからというのもありますが、この手の企画物に対して いつも眉を顰めてばかりいないで、たまには貪欲にやってみるのも良いんじゃないかと思ったのです。
否定する前に 何事も とりあえずやってみようと。

まぁ、競争率も高そうですし、自分のセンスでは 多分 優秀作品に選ばれることはないと思いますが、とにかく楽しんでやりたいですね。

その前に まずは目先の仕事を進めないといけませんが。

   2013年04月02日(火) アニスタイベントやら花見やらライブやら

3月30日に地元の友人達と小金井公園で花見をしてきました。
小金井公園は 数年前 feel.(東小金井にあるアニメ会社)に お世話になっていた頃に散歩がてら よく行っていましたが、花見スポットでもある公園の西側には ほとんど行ったことがなくて。
花見目的で来たのは初めてでしたが、さすがに綺麗でしたね。

せっかく桜が満開で素晴らしい眺めなのに、空は一日中 曇り。
午前中は小雨も降っていました。
そして何より、寒い!{{{}}}
この日に限って気温が前日比 マイナス8℃で、最高気温13℃!
寒くなるのは分っていたので ある程度は着込んでいましたが、それでもガチガチ震えるほどの寒さ。

その寒さの中 このビールサーバーですよ。
花見の会場まで業者さんがサーバーを持ってきてくれるサービスがあって、友人が手配してくれました。
これは 一番 小さいやつらしいのですが、それでも 10リットルくらい。
これがまたキンキンに冷えていて、外からも中からも体が冷えまくり。
美味しいんですけど。

晴れていたら最高だったんだろうけどなぁ。
まぁ、桜も もう散り始めていましたし、この日を逃すと 多分 もう花見のチャンスはなかったと思うので、とりあえず無事に花見ができてよかったです。
ここまでガッツリ ブルーシート敷いて飲食しながら花見をするのって、最初にいた アニメ会社 以来なんじゃないかな。
多分 十数年ぶり。
たまには こういうのも いいもんですな。

午前中から夕方まで お酒を飲みつつ友人達と散々くっちゃべったあと、そのまま高円寺に移動して 山中さわおのライブに行ってきました。
「Buzzy Roars Tour」の初日。
微酔い気分で参加するライブは最高ですね。

最新ソロアルバム「破壊的イノベーション」の曲を中心に、「DISCHARGE」、「退屈な男」からも 結構 演ってくれました。
個人的に 1st、2ndも大好きなアルバムなので生で聴けて嬉しかった
拳を振り上げるタイプの曲は少ないけど、じっくり聴き込める良いライブでした。
「moon×moon」を演ってくれなかったのは ちょっと残念でしたけど。

ダブルアンコールでは まさかの ピロウズ曲、「Fool on the planet」弾き語り。
Fool on the planetは大好きな曲だけど 実は10年間 ピロウズのライブに行っていて一度も生で聴いたことがなくて。
初めて聴くのが弾き語りになるとは思わなかった。
いや、すごく感動しました。

高円寺HIGHに行くのはオープニングライブ以来 5年ぶでしたが、やっぱり良いライブハウスだな〜。
これくらいのハコが一番楽しい。
ステージまでの距離も すごく近いですし。
また何度でも来たいな。

来週の日曜日は渋谷のクラブクアトロに参戦します。
 山中さわお 「Buzzy Roars Tour」
 2013.3.30 高円寺 HIGH セットリスト

 01.RED BAT
 02.Vacant House
 03.The Devil's Pub
 04.The Beautiful Lip
 05.Absurd Song
 06.Slide in tomorrow!
 07.Desert me
 08.Permanent black sheep
 09.Rehabilitation
 10.Youth Club (Two members)
 11.Irritations
 12.Music Creature
 13.たとえばぼくが死んだら (森田童子カバー)
 14.Answer
 15.All memories
 16.HEVEN'S PINHOLE
 17.Mallory
 18.Buzzy Roars
 (encore1)
 19.silver moonlight
 20.DAWN SPPECH
 (encore2)
 21.Fool on the planet (弾き語り)

日時が前後しますが、3月24日に三鷹で行われたイベント「井上俊之さん小黒祐一郎さんと一緒に『もっとアニメを観よう!〜出張アニメスタイル in JAniCA〜』」に行ってきました。

井上さん小黒さんによる 作品解説、日本アニメ史の解説を挟みつつ、過去の良アニメ作品を振り返っていくイベント。

【上映した作品】
・「くもとちゅうりっぷ」 (劇場作品 1943年)
・「わんぱく王子の大蛇退治」 (劇場作品 1963年)
・「どうぶつ宝島」 (劇場作品 1971年)
・「ルパン三世(第1期)」 (TV作品 1972年)
 5話「十三五右ヱ門登場」、14話「エメラルドの秘密」
・「侍ジャイアンツ」 (TV作品 1973年) オープニング
・「ど根性ガエル」 (TV作品 1972年〜1974年) 146話「かんかんアキかんの巻」
・「ルパン三世(第2期)」 (TV作品 1977年〜1980年)
 8話「ベネチア特急」、143話「マイアミ銀行襲撃記念」、145話「死の翼アルバトロス」
・「スペースコブラ」 (TV作品 1982年〜1983年) 1話「復活!サイコガン」
・「NEMO」 パイロットフィルム 近藤・友永版 (1984年)
・「王立宇宙軍」 パイロットフィルム (OVA 1985年)
・「ロボットカーニバル/プレゼンス」 (OVA 1987年)
・「迷宮物語/走る男」 (劇場作品 1987年)
・「迷宮物語/ラビリンス*ラビリントス」 (劇場作品 1987年)
・「御先祖様万々歳!」 (OVA 1989年〜1990年) 4話「捲土重来」
・「幽幻怪社」 (OVA 1994年〜1995年) 事件ファイル04 「君よ帰れ わが胸に」
・「THE 八犬伝」 (OVA 1990年〜1991年) 1話「万華鏡」
・「ユンカース・カム・ヒア」 パイロットフィルム (1993年)

当然 全部を流すと とんでもない時間になっちゃうので、一部分を抜粋しての上映でした。

さすがに 80年代以降のものは DVDも持っていますし、古い作品も 専門学校や アニドウの上映会イベントなどで観たものもありましたが、全ての映像を所持しているわけではないので、改めて観られて良かったです。

個人的には うつのみやさんが大好きなので、御先祖様万々歳!、幽幻怪社の流れは ちょっと嬉しかったですね。
幽幻怪社は 2話の作画も好きなんだな。

それにしても「NEMO」のパイロットフィルムは改めて観ても凄かった。
高画質で欲しいなぁ。

久しぶりに また過去の名作アニメを観返したくなりました。

近年 アニメを観る数が減ってきていますが(特にTVは)、別にアニメに興味が無くなっているわけじゃないんですよね。
むしろ逆で。
好きだからこそ休業もするのです。
自分には アニメと 一度 距離を置くことが必要だったので。
いろいろと複雑な感情があるのです。

今年は またアニメ仕事をガッツリやる予定ですし、改めて頑張ろうと思いました。


前回の日記に書き忘れていましたが、だいぶ前に Amazonで「風雨来記」の ゲームコミックなるものを発見したので買ってみました。
こんなものが出ていたなんて 全然 知らなかった。
「久遠の絆」ならわかるけど、まさか 風雨来記にアンソロジーコミックが(しかも 2冊も)あるとは思わなかったので ちょっと驚きです。

表紙は田上俊介さんが描かれています。
(「1」の方では漫画も描かれています)
中に描かれている作家さんは…ごめんなさい、僕は 全然 知らない人ばかりでした。

内容は よくあるアンソロジーコミックですね。
ちょっとしたサイドストーリー的なものとか 本編とは無関係なドタバタギャグものとか。
…正直、あまり面白くはないです。

まぁ、内容は置いておいて、数少ない風雨来記アイテムのひとつとして持っておくことにします。

   2013年03月16日(土) 11年目のオーロラ

昨日、確定申告を済ませてきました。
毎度の如くギリギリ。
去年はやらなかったんで、引っ越してから 初めて 所沢税務署に行きました。
練馬より署員の数もパソコンの台数も多くて楽でしたね。

税務署がパソコン(e-Tax)を導入してから 申告も だいぶ楽になったもんです。

それにしても 毎年 調書を見るたび 自分の年収の低さに愕然としますな…。
家賃が今の倍だった練馬の頃だったら 色々 アウトだったわ。
今年は頑張って稼ぎたいものです。


【ふうらい】 ※クリックで拡大します。
2月の頭から仕事の合間に ちょこちょこ描き進めていた 風雨来記の絵が ようやく完成しました。
2001年にPSで発売された 風雨来記(1)に登場したヒロイン達です。
今年の春に 8年の沈黙を破って いよいよ発売される(予定の)「風雨来記3」を記念して描きました。
まぁ、風雨来記の絵自体はプレイしていた当時から 何度か描こうとしたことはあったんですけど、なかなか上手くまとまらずに 10年以上の時が流れてしまいました。
ようやく描けて良かったです。

ちなみに、この絵は 風雨来記のゲームパッケージ裏の構図を少しイメージしています。
ゲームが発売された 2000年頃という時代を考えると 玉恵(左のキャラ)が スズキの GLADIUSに載っているのは おかしいんですけど、まぁ、個人的に描いてみたかったということで。
確か ゲームの中では特にバイクの車種とか限定されていなかったと思うんですよね。

さて、初代 風雨来記から 12年、「2」から 8年も間を空けて 今年 2013年に 風雨来記の新作(確か以前 3部作だと言っていた記憶があるので おそらく完結編)が発売されるということには、多分 意味があります。

ひとつは、北海道のオーロラは 11年周期で観測の当たり年が巡ってくるということ。
そして 風雨来記(1)の発売時期から 11年目の 去年 2012年と 今年 2013年は その 11年周期でやってくるオーロラ観測の当たり年であるということ。

初代の時は、ストーリー上では 結局 オーロラを観ることはできませんでしたが、サントラには「オーロラの空」という未使用曲が入っていました。
つまり、オーロラのシーンを入れる予定はあったけど、スタッフが取材時に オーロラを撮影できなかったから ゲーム内でも観れずに終わった、ということなのかもしれません。
(勝手な推測ですが)

そして 風雨来記3でも 故・風水嵯峨さんの音楽が使われるということが決まっています。
これはつまり、1で未使用曲だった「オーロラの空」が 今度こそゲーム(ストーリー)内で聴けるのではないかと、個人的には期待しているのです。

オーロラ観れるかな?、観れるかな?
3の画面写真も ちょこちょこ出てきているので、楽しみです。
風水さんのサントラを聴きつつ、発売を待ちたいと思います。

北海道にも できたら 来年辺り 行きたいなぁ。
一週間くらい休みを取って、独りでふらりと。
僕は バイクの免許 持っていないから レンタカーでの旅になるでしょうけど。

   2013年03月13日(水) 人間万事 塞翁が馬

震災から あっという間に 2年が過ぎ、僕が埼玉に引っ越してきてからも 2年が過ぎました。
この 2年で 練馬に住んでいた 12年間とは 仕事も生活環境も人間関係も だいぶ変わってしまいましたが、引っ越し前に疲弊しきっていた心は だいぶ落ち着いてきたように思います。
まぁ、今でも 仕事で思い通りにいかなくて悶々とすることは多々ありますけど。
でも、この 2年で だいぶ学習したといいますか、ひとつ成長できた気がしています。

今後の人生も どう転がっていくかは分かりませんが、崖にぶち当たろうと 穴に落ちようと、とにかく止まらず前に転がり続けて行きたいものです。

先日、「アニメミライ2013」と「キャビン」を観てきました。

アニメミライは 2011も 2012も観れていないので、今回が初めて。
上映期間も短かいですし、きちんと ソフト化もされていないので、なかなか観れなくて。

2013を観た率直な感想は、「なんだか懐かしい」、でした。
年々 TVアニメを観なくなっている僕ですが、そんな僕が 今より たくさんアニメを観ていた頃の匂いが漂っている気がしたといいますか。
あえて悪く言えば ちょっと古臭いのかな。
多分、意図的にそういう方向に振っているんでしょうけど。
でも、その匂いが好きなのです。

4作品とも、個別に もっと長い尺で観てみたいと思いました。
デスビリヤードと リトルウィッチは 30分短編として上手くまとまっていると思いましたが、RYOと アルヴ・レズルは 長編の予告編(序章)といった感じで 少々 消化不良な印象でした。
(というか、どう考えても 30分で収まる内容ではない

でもまぁ、キチンと エンターテイメントしているというか、お客さんへのサービスもありますし、アニメらしい アニメですよ。
こういう企画に参加できるのは ちょっと羨ましい。

アニメミライの目的である”若手育成”が ちゃんと機能しているのかどうかというのは 現場を見ていないので分かりませんが、こういう企画が若い人のモチベーションに繋がるのであれば今後も続いていって欲しいと思います。

「キャビン」は超ウルトラB級映画でした。(褒めてます)
というか、B級ホラーのノリを作り手が思う存分楽しんでいる映画というか。
いろんなホラー映画のオマージュ的要素が盛り込まれているわけですが、それが分かれば もっと楽しめるんだと思います。
残念ながら僕は基本的に自分から進んでホラー映画を観るタイプではないので、そういう細かいネタに関しては いまいち良く分からなかったのですが(一緒に観に行った人に教えてもらったりはしましたが)、そんな僕でも普通に楽しめる映画でしたよ。
ホラーというよりは ギャグですし。

劇中で『客が望んでいるからな』というような台詞が出てきますが、あれ、映画を観ている時は 映画の世界の中での”客(クライアント的なもの)”がいるんだと思っていましたが、あれって要するに劇場でキャビンを観ている お客さんのことを言っているわけですよね。

最後に大女優のオバハン(一応ネタバレ防止)も出てきますが、先日 某 宇宙人映画を観たばかりだったので「またお前か!」とツッコミそうになりました。
おそらく本人もノリノリでやってるんでしょうけど、あまりにも チョイ役すぎるでしょ。

結構 スプラッタなシーン(内臓が見えたりとか直接的なグロ描写はない)も出てくるので 決して万人にオススメできる映画ではありませんが、カルトな映画が好きな人であれば大喜びできる内容だとは思います。
個人的には好きです。
オチに もう一捻りあると なお良かったですけど。

web拍手返信。

七誌さん
今更ながらシワスさんがまさか東方をプレイされていたとは驚きました。
イラストの妖夢すごいよかったです
今年で妖々夢から10年だそうで。
東方も息の長いジャンルになりつつあるなぁと思いました


七誌さん、どうも。
ありがとうございます。

東方は昔ハマってましたね〜。
今でも新作が出る度に ちょこちょこやってはいるのですが、昔ほど ガッツリやり込んではいません。

僕は 2003年の頭に初めて自分用のPCを買ったのですが、ちょうど その頃に たまたま友人に連れられて行った とらのあなで「東方紅魔郷」のデモプレイを流していまして。
それを観て、「よくできてるな〜、PC買ったばかりでやるゲームも特になかったし、1000円なら買ってみるか。」という感じで購入したわけです。
昔から シューティングが大好きだったからというのもありますが。

それから しばらくの間は ずっと紅魔郷ばかりプレイしていました。
アーケードスティックも買って。
EXTRAステージを普通にクリアできるくらいには やり込んでいましたね。
妖々夢も Phantasmをクリアするまでやってました。
今は もうできないと思いますが。

ネットに繋いで初めて書き込んだ掲示板も 上海アリス幻樂団の掲示板(当時あった)でした。
シューティング好きが集まる 濃い掲示板で、僕にとっては すごく楽しい場所でした。

黄昏フロンティアが東方の格闘ゲームを出した頃から(あくまで僕の個人的な印象ですが)どんどんファンが増え出して、僕が書き込んでいた当時 わりと まったりしていた上海アリスの掲示板にも人が溢れかえってログが追えないようになり、ついには掲示板自体が閉じてしまいました。
最初はZUNさんも一人一人に返信してくれていたんですけどね。

僕は その辺りから徐々に東方から離れていった感じです。
永夜抄 辺りまでかな、ちゃんとやっていたのは。

ちなみに、数年前に 例大祭スタッフが着るジャンパーの絵を 4回ほど描かせてもらったりもしました。
なので、東方の絵 自体は ちょこちょこ描いていたりします、実は。

東方は確かに息が長いですね〜。
僕がハマってから10年、96年の旧作から数えたら 17年くらいですか。
正直、こんなに長く続くとは思わなかったですね。
ゲームはやったことないけど キャラは知っている(描く)という人も 結構 多いですしね。
”東方”という世界観やキャラクターが どんどん一人歩きしている感じで。
まぁ、もともと凄く緩い世界観ですから、キャラも多くて弄りやすいですし 二次創作向けなんでしょうね。

僕も また機会があったらプライベートで東方絵を描いてみたいと思います。

   2013年03月02日(土) 拾

毎度 同じような書き出しで何ですが、気が付けば 3月に突入していましたね。

最近も相変わらずの日々です。
自宅で黙々と仕事をしつつ、1時間 ウォーキングをする。
延々と その繰り返し。
ウォーキングと買い出し以外では ほとんど外に出ない生活です。
ウォーキングも夕方か夜にやることが多いので、陽の光も あまり浴びていません。
良くないですな。

3月に入ったので、ぼちぼち アニメスタジオから お呼びがかかる時期だと思いますが。
自宅に篭もる生活も もう少しで終わりかな。
また しばらく スタジオに住み着く生活が始まるわけですが、個人的には 久しぶりに銭湯に入れるのが ちょっと楽しみです。

そういえば、来月の14日で このサイトも 10周年を迎えます。
最初にいたアニメ会社を退社して フリーランスになったのと ほぼ同時に立ち上げたサイトなので、フリーになってから もう10年経ったということなんだなぁ。

仮に 10年前 このサイトを見てくれていた小学6年生がいたとしたら もう成人して社会人になってるってことだもんなぁ。
恐ろしい。

このサイトは過去に何度かデザインのリニューアルをしていますが、作り方自体は 10年前から ずっと変わってなくて、いまだに「ホームページビルダー2000」で作ってます。
15年前のソフトですわ。
もう これに慣れちゃってるからなぁ。
10年後も 同じ感じで作っているんだろうか。
…というか、続いているのだろうか。
可能な限り続けていきたいですね。

ただ、そろそろ ジオシティーズ サーバーの容量が限界に近づいてきているので、いずれ新しく レンタルサーバーを借りて画像データを移行するか、あるいはブログなどに乗り換えるなどするかもしれません。

とりあえず、サイト10周年に向けて、仕事の合間に チマチマと記念絵を準備しています。
これから仕事が どんどん忙しくなってくるので、塗りとか あまり凝った絵にはできないとは思いますが、せっかくの記念絵なので、自分なりに気合いを入れて描いております。
早く仕上げたい。

あと、「風雨来記3」の発売を記念して描いている「風雨来記(1)」の記念絵も線画までは描き終わっているのですが、これも 3が発売される前には塗ってアップしたいところです。


ほとんど外に出ないと言いつつ、今週の日曜日に 日帰りで箱根まで行ってきました。
その時に撮った写真を軽くアップしてみます。
上の写真は「TOYO TIRES ビューラウンジ」から見た 芦ノ湖と富士山。

富士山アップ。

Dな場所。
時間に余裕があったら 椿ラインを下りたかった。

せっかくなので、帰りに 箱根湯本駅にある「えう゛ぁ屋」にも寄って来ましたよ。
エントリープラグ型の缶に入ったクッキーだけ買いました。

しかし、日曜日に車で観光地に行くもんじゃないですな。
渋滞は酷いし、駐車場は どこも満車。
平日が最高です。

   2013年02月16日(土) パパパパパインのカカカカカカオ

毎度のように言っていますが、もう 2月も半分過ぎちゃいました。
うっひゃぁ。

先日 アニメ仕事の作打ちで 3週間ぶりくらいに都内まで出ましたが、それ以外は相変わらず自宅で黙々と仕事をする日々です。

数本の原画、イラスト仕事と 自分の作品作り、そしてダイエットと健康のための運動と食事制限を 同時に こなすというのは本当に大変です。
これから確定申告にも行かなくてはいけませんし、時間が欲しいです。
一日が 今の 3倍くらいあったらいいのに。

来月からは また半年くらいアニメスタジオに篭もることになるので、今のうちに面倒な用事は済ませておきたいものです。

西荻窪にある パイナップルラーメン店「パパパパパイン」で、バレンタイン限定の カカオラーメン「カカカカカカオ」が食べられるという話を twitterで教えてもらったので、先日、作打ちで都内に出たついでに食べに行ってきました。

店の前に数人の人が並んでいて、15分くらいは待ったのかな。
いよいよ、カカオラーメンにチャレンジですよ。

予め ネットのブログなどで この カカカカカカオが「意外といける」という レビューを読んでしまっていたのですが、それでも、「いや、そうは言っても カカオでしょ?」と、食べるまでは疑心暗鬼で。
だって、先に隣の人が食べているラーメンから うっすら チョコの匂いがするんだもん。
バレンタインだから チョコのラーメンなんて どう考えても悪ノリでしょ、と思っていたのですが…。

困ったことに、食べてみたら これが なかなか美味しくて。
匂いのわりには味は ピリ辛で、カカオ風味は だいぶ控えめな感じ。
カカオだと言われなければ 分からないですね。

正直、最初は「不味かったらどうしよう」と思いつつ、でも、ある意味 ゲテモノハンターとしては ネタになる分 そっちのパターンに期待していたのですが、予想に反して あっという間に完食。

普通に美味しいラーメンでした。
また来年も食べに来たいくらいです。

…まぁ、このラーメン店の売りである パイナップルは ラーメンとは あまり合わない気が 僕はしましたけどね。

   2013年02月03日(日) 2月突入

ついこの間 始まったと思っていた 2013年も あっという間に ひと月終わって、もう 2月突入ですよ。
いつも言っていますが、本当に早いですな。
最近 一日一日が あっという間過ぎて、毎晩 寝る時に天井を見上げながら「ああ…昨晩 寝てから もう一日経っちゃったのか…」と思うのが日課になっています。
今晩も また思うでしょう。

2月は いろいろとイベント尽くしになる予定なので、楽しみです。
頑張って仕事も進めなければ。

【夜が降る前に】 ※クリックで拡大
先月 pixivにアップした絵を こちらにもアップ。
線画のみはこちら
数年前に企画した自主制作アニメ用のイメージイラストを描いてみるシリーズ、第一弾。
…数年前と言っても、7年くらい前ですが。
自主制作アニメーション用に考えている企画はいくつかありまして、これは その中のひとつ。
作品のタイトルは未定で、「夜が降る前に」というのは 単に この絵のタイトルです。

この作品、自分の中では 一番 優先度の低い企画で。
基本的に僕は現代劇が好きなのですが、いっちょ ファンタジーものも作ってみるか〜と だいぶ前に 結構 真面目に考えたものなんです。
ひとつの世界を舞台に、3人の主人公が それぞれの目的を目指す物語で。
この絵で描いている少女は その主人公のうちの一人。
まぁ、この企画は個人制作で作れる規模ではないので、いつか予告編だけ作れたらいいな、くらいの感じなのです。
予告編のイメージだけは だいぶ出来上がっているんですけどね、細かい部分のディティールがまだ…。

これから少しずつ他の企画のイメージイラストも描いてアップしていきたいですね。
来月以降 どんどん忙しくなっていくので 全部 描くのは だいぶ先になりそうですが。

世の中、人生、なかなか思い通りには進んでくれません。
仕事をしていて、絵を描いていて、納得がいかなかったり ガッカリしたりすることも多いですが、とにかく自分を信じてやっていくしかないんですよね。
諦めず、日和らず、地道に種を撒き続けるしかない。
当たり前ですけど、ボンヤリ待っていたって誰も手を差し伸べてはくれませんし、自分から動くしかない。

最近、またいろんな絵描きさんたちと お知り合いになったりしているわけですが、その人たちが やたらと僕のことを過大に評価してくれていて…それ自体は 例え お世辞だとしても大変ありがたいことなんですけど、実際 自分が今 置かれている立場や状況と、その評価というか…イメージとのギャップに悩んだりして。
現実は厳しいですよ。

一日でも早く、そのイメージに追いつきたいものです。

   2013年01月15日(火) 雪と新年会

久しぶりに 結構 積もりましたね、雪。
過去に撮った写真を見返す限りでは 前回 雪が積もったのは2011年の2月のようなので、2年ぶりか。
そういえば 2年前に引っ越しした日も雪降ってたっけ。
2003年と2006年にも かなり積もっている写真が残っていましたが、今回ほどではないかな。
自分は九州と関東にしか住んだことがないので、雪が積もると やはりテンションが上がります。
積雪量でいえば福岡の田舎の方が積もっていたような気もしますけど。

先日、はましまさん主催の新年会に参加させていただきました。
池袋の「ゑび車」で あんこう鍋を堪能してきましたよ。
あんこう鍋は初めてでしたが、美味しかった。
刺身や馬刺しも美味しかったな〜。

雪で電車が止まったことで来れなくなった人もいたようで、最終的には20人弱くらいの集まりでしたが、今回は絵描きさんも少なく ラノベ作家の方とか声優さんとかいたりして、ちょっと特殊なコミュニティでした。
いや〜、みなさんノリが良いというか、パワフルというか。
自分は知り合いが ほどんどいなかったので 終始 聞き手に回っていましたが、それでも楽しかったですね。
機会があったら 是非また参加させていただきたいです。

   2013年01月13日(日) バッサバッサ

ようやく態勢が整ってきたので、今年は攻めます。
というか、やりたいようにやって 生きたいように生きる。
周りの目だとか 戯言だとか 負のオーラだとか、そんなものは 全部 薙ぎ払って。
バッサバッサァー

とにかく、今年も楽しい一年にしたい。
描きたい絵や やりたいことが山積み過ぎるので、とにかく その山を切り崩す

年々 時間の流れも早く感じるようになってきていますし、できるだけ時間を有効的に使っていきたいものですな。

ダイエットも頑張ります

   2013年01月12日(土) スカイツリーとか 水族館とか 東方とか

今週の頭に知り合いとスカイツリーに登ってきました〜。

スカイツリーの予約時間は夜の8時で、待ち合わせた時間からは まだ だいぶ余裕があったので、それまで スカイツリーの真下にある すみだ水族館で時間を潰すことに。
人生 二度目の水族館!
(一回目は数年前に行った池袋のサンシャイン水族館)
軽い気持ちで入った水族館でしたが、なかなか良かったですよ。

「水のきらめき〜自然水景〜」ゾーン。
大きなネイチャーアクアリウム水槽。
美しい。

「ゆりかごの連なり Part1 水の記憶〜クラゲ〜」ゾーン。
フワフワと浮かぶクラゲがたくさん。
しばらく見入ってました。

「ゆりかごの連なり Part2 小さな仲間たち〜アクアギャラリー〜」ゾーン。
名前の通り小さい生物がいっぱいいます。
スベスベマンジュウガニ、初めて生で見ました。

「いのちのゆりかご・水の恵み〜東京大水槽〜」ゾーン、の、上部。
大水槽を上から覗き込むことができます。
サメもいます。

ペンギンとオットセイがいる中央ゾーンを上から見下ろしたところ。
これは通常照明。

夕方6時を回ると夜間用の照明に切り替わります。
なかなか良い雰囲気。

ペンギン。

「光と水のはぐくみ〜サンゴ礁〜」ゾーンの生きものたち。
チンアナゴ と ニシキアナゴは キモ可愛いですな。
引っこ抜きたい。

大水槽を下から見上げたところ。
なかなか圧巻です。

水族館を堪能したあとは、いよいよ本日のメインイベント、夜の東京スカイツリーへGO。

おそろしく速いエレベーターで一気に 地上350mの展望デッキへ。

遠くの方は煙ってますが、さすがに素晴らしい夜景です。
眼下に見えているのは隅田川。
夜景が綺麗なのは良いのですが、展望デッキ内の明かりが窓に反射して、それが結構 邪魔なんですよね。
もうちょい何とかならなかったのでしょうか。

ズームで寄ってみた。

しばらく展望デッキを堪能したあと、更に1000円を払って最上階の展望回廊へ。
地上450m。

夜なのもあって展望デッキとの高さの差は それほど実感できませんでしたが、展望回廊 自体が狭い上に 通路が ずっと ゆるやかな坂道になっているのもあって 高所恐怖症としては 若干 怖かったです。

眺めは本当に素晴らしいです。
ここまでくると もはや空撮の域。

スカイツリー周りはイルミネーションも綺麗でした。

まぁ、これで当分スカイツリーに登ることはないと思いますが、また来る機会があったら今度は昼間に登りたいですね。

約10年ぶりに妖夢を描いてみました。
数年前に何度か例大祭スタッフジャンパー用の絵を描かせてもらう機会があったので東方の絵自体は多少描いていましたが、プライベートで描くのは10年前の妖夢以来。

10年前(2003.9.12)に描いた妖夢

2003年と言えば初めて自分のPCを買って このホームページを立ち上げた時期で、デジタルでの塗りも まだまだ不慣れでした。
10年という時の流れが 2枚の絵に見事に表れていて我ながら面白いというか、感慨深い

【10年ぶりのみょん】 ※クリックで拡大
です。

東方シリーズも「紅魔郷」から「永夜抄」くらいまでは結構やり込んでいましたが、それ以降は 多少 触る程度で(やっても せいぜい一回クリアするくらいで)ほとんど やり込んでいません。
久しぶりに やりたいな。
昔、上海アリスのサイトに掲示板があった頃は よく書き込みに行っていたものです。
コアなシューティング好きが集まる、自分にとっては憩いの空間でした。
懐かしいな。

しかし、本当に早いもので 今年の4月14日で このサイトも10周年ですわ。
初期の頃に遊びに来てくれていた方々は今でも見に来てくれているのだろうか。
10年といば 当時 小学生だった人が成人してるわけだからなぁ。
ゾッとするわ…。

4月には何かしら記念絵でも用意できたらいいな。

   2013年01月03日(木) あけました

あけましておめでとうございます
今年も宜しくお願い致します〜

大晦日はコミケに行って挨拶回りをしたあと、その足で渋谷に直行してピロウズ主催のカウントダウンライブに行ってきました。

出演バンドは、怒髪天、BUGY CRAXONE、gold sounds、POP CHOCOLAT、noodles、
そして the pillows(出演順)。

the pillowsはデビュー以来 23年間カウントダウンライブをやり続けているみたいですが、僕は今回が初参戦。
今まで行かなかったのはFC先行がなかった
2012.12.31〜2013.01.01 Shibuya O-EAST
the pillows presents
COUNTDOWN BUMP SHOW!! 2012→2013

01.Sha-la-la-lla (1コーラス)→Nightmare
02.サリバンになりたい
03.Advice
04.I think I can
05.New Year's Eve
(COUNTDOWN)
06.LITTLE BUSTERS
07.その未来は今
08.like a lovesong (back to back)
09.ONE LIFE
10.この世の果てまで
11.No Surrender
12.ハイブリッド レインボウ
(encore)
13.Funny Bunny
14.Ready Steady Go!
からだったと思うんだけど、どうだったっけ。

何はともあれ、凄く楽しかった
朝家を出てから 丸一日 歩きっぱなし立ちっぱなしで ライブの後半は もはや足の感覚が無くなりそうな状態でしたが、最後は足の痛みも忘れるくらいに盛り上がりましたね。

年が明ける瞬間には会場にいるみんなでクラッカーを鳴らしました。
たまにはこういう賑やかな年越しも良い。

怒髪、ブージー、ヌードルスを生で観るのは2回目でしたが、相変わらず怒髪のライブはパワフルで楽しかったですね。
ブージー、ヌードルスも最高。
初めて観たゴールドサウンズとポップショコラも良かったですよ。
なかなかに濃密な6時間でした。

今年の年末も行けたら また行きたいな。

さて、今年はどんな一年になるやら。

とりあえず、去年に引き続き 無理せず慌てず じっくりと歩を進めていきます。
きっと良いこともあるでしょう。

昨晩 pixivの方にエヴァ絵をアップしました。
こちらのギャラリーにもアップしておきます。

元々は twitterの方でアスカをリクエストされて、「それじゃあ描いてみるかなぁ」くらいの軽い気持ちで描き始めたのですが…。
最初は普通に可愛い感じのアスカを描こうと思っていたのに、気が付けば随分シリアスな絵になってしまっていました。
でもまぁ、わりとイメージ通りの絵にはなったかな?

絵の内容は特にエヴァ本編とリンクはしていませんが、イメージは新劇場版ではなく旧劇ですね。
初号機も昔のデザインですし、アスカが着ている服も DEATH編のものです。
描いたあとに気付きましたが、アスカが眼帯をしているのであれば二号機の目も潰しておくべきでした。
最初は量産機に喰われた後の二号機を描こうと思っていたのですが、あまりグロい絵になるのも嫌だなと思って普通にマスクにしたのですが…目のことはすっかり失念してました。

【花のなかであたしを殺して】※クリックで拡大
…まぁ、元々ストーリーとは関係のないイメージ絵なので、ご勘弁を。

ちなみに絵のタイトルは中井紀夫さんのSF小説から拝借させていただきました。
庵野監督はよく作品のサブタイトルにSF小説のタイトルを引用されるので、自分も真似してみました。
…「花のなかであたしを殺して」、読んだことはないんですけどね。
読んでみたいんですけど、90年のSFマガジンを入手するのはなかなか難しそうです。
短編集に収録されているのかな?

何はともあれ、自分なりにリスペクトを込めて描きました。
もしかしたら、エヴァンゲリオンがなかったらアニメーションの世界に行こうとは思わなかったかもしれませんしね。

しかし、プライベートでアニメの絵を描くなんて随分久しぶりです。
同人誌のゲスト原稿などで頼まれて描いたことは多少ありますが。
2005年のニナモリ以来…かな?
あ、センコロールも描いてるか。

web拍手返信。

とっとこ太カさん
こんにちは。お久しぶりですとっとこ太郎です。
前回は、レイアウトのことについてご丁寧に御答いただきありがとうございました!
年末年始でお忙しいとは存じますが、またイラストについて質問したいことがありましてよろしければ御答いただければなと思います。
現在、画力向上のために色々なことを試しています。
ポーズカタログやファッション・グラビア誌で人体・ポーズの勉強(男女・複数)、フィギュアの模写、動物・背景のスケッチ、アニメの動画の模写、町でカメラ撮影、アニメ・マンガキャラの表情集の模写、イラスト・落書きなどやったりしてどれも楽しくてやりがいがあるのですが、これ以外でシワスさんが“これは楽しかった”とか“ためになった”やり方や本などはありますか?貪欲なもので、他にも面白いことがあるのならばやってみたいとも思っていますので。基本的に描くものについて得手不得手はありますが、好き嫌いはないです。
それとふと思ったのですが、シワスさんはキャラを描く時、素体などアタリを描いてそれに服を着せて完成させますか?それとも、素体をイメージして着服させたキャラを描いてしまうのでしょうか。落書きや仕事の時などで描き方を変えたりしているものなのでしょうか?こちらも合わせて御答いただければと思います。また、2つも質問してしまい申し訳ないです^^;
P.S.
1年も早いものであともうじきです。
まだまだ短い付き合いですが、来年もどうか宜しくお願い致します!


とっとこ太カさん、どうも。
あけましておめでとうございます。
年を越してしまいました。

>シワスさんが“これは楽しかった”とか“ためになった”やり方や本などはありますか?

う〜ん…、特にないですねぇ…。
絵を描くのは常に楽しいですし、全てがためになっていますから。
自分は学生時代から基本的に ずっと独学で、人のやり方や本を参考にしたりすることは ほとんどありません。
今はアニメやイラストの仕事が何よりの練習(勉強)になるので、基本的にはそれで充分ですし。

ためになった本といえばA・ルーミスの「やさしい人物画」ですが、これはプロの絵描きであれば わりと誰でも持っているものなので、わざわざオススメするほどのものではないんですよね。

あと、専門学生時代にデッサンの授業でやったマッシングヘッド(人間の頭部を昔のポリゴンみたいな単純な立体で表現した物)をあらゆる角度から描く練習は結構役に立ちました。

それくらいでしょうか。

これから言うことは あくまで僕個人の考えですが、絵が上手くなるために必要なのは、
参考書でも勉強法でも天性の才能でもなく、「意志」だと思っています。
明確で強い目的意識。
「上手くなりたい」なんていうのは絵描きであれば誰でも思う当たり前のことなので、それは目的ではないです。
絵はあくまでも手段であって目的ではありません。
ある目的があって、それを達成するために上手くなる必要性があるべきだと思うのです。

僕は学生時代から劣等感や嫉妬といった負のエネルギーを絵に転化してきました。
悔しい、負けたくない、と、寝る間も惜しんで絵を描いていました。
プロになった今は昔に比べると画力もついて気持ちにも 多少 余裕ができましたが、根っこの部分では今も変わっていません。

身近に切磋琢磨できるライバルがいるとより良いですね。

>キャラを描く時、素体などアタリを描いてそれに服を着せて完成させますか?〜

大体 素体のアタリを描いてから服を着せています。
別に直接 服を描くことも全然できますが、もはや癖みたいになっているので。
とりあえず、簡単にでも素体を描いておけば間違いはないですからね。
(大した手間でもないですし)

ちなみに仕事とラクガキで描き方を変えるというのは特にありません。
ただ、その時その時のマイブームは多少あるので、仕事とかラクガキとかに関係なく、描き方はちょこちょこ変えています。



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