TOKYO GAME SHOW 2008


朝10時半、幕張メッセ 前。
一般日と違ってビジネスデイの 幕張メッセ 前は閑散としています。

とはいえ、建物の中に入ると当日登録者がズラリと並んでいて、結局手続きを済ませて会場に入るまでに40分近く待たされました。
次回ビジネスデイに来る時はネットで事前登録して行こう。

一般入場口から見下ろした会場。
既に開場から1時間ほど経過していましたが、まだ午前中ということもあって お客さんは疎ら。

僕が真っ先に向かったのは 4-S3 にある セガ ブース。
チュンソフトの「428 封鎖された渋谷で」体験コーナー。

去年の「忌火起草」ブースと違ってわりとこじんまりとした作り。
428 に限らず 今年は去年ほど大掛かりなブースが少ないような気がする。
話題性のある大作が少ないからかな?

僕が 428 のコーナーに辿り着いた時には15人くらい人が並んでいました。

看板を見ると15分待ち。
ゲームをプレイできる時間は(正確に計ったわけではありませんが)10分。
一度にプレイできる人数は 10人。

去年の 忌火起草 みたいに あるポイントまでゲームを進めたら終了するのではなく、10人一斉にプレイを開始して 10分経ったら次の10人と入れ替わる流れ。
体験版ソフトは退場する際に貰えます。

このようにブースに仕切りがないので 並んでいる時にもお客さんがプレイしている様子を横から眺めることができます。
先に見ちゃうとつまらないので 僕はあえて見ないようにしていましたが。

ただ、10分で終了になる ということだけはわかっていたので、自分の順番が回ってきた時にはできるだけ文章を早く読んで先に進めるようにしようと頑張りましたが、結局たいして進められませんでした。
10分じゃ本当に触りの部分しかプレイできないよ。
Wii のコントローラーにも慣れてないし。

とりあえずその触りの部分だけやってみてわかったことは、やっぱり Wii の画質は良くない、ということ。
PS3 の忌火起草 をプレイしていたからなおのことそう感じるのかもしれませんが、とにかく画面のブロックノイズが気になった。
引きのサイズだと役者さんの顔が潰れてましたし。
ちょっと大袈裟かもしれないけど、PS2 のゲームの方がまだ綺麗なんじゃないかと思った。
まぁ、多少画質が悪くても内容さえ面白ければ問題はないのですが、なんとなく後々 PS3 に高画質で移植するような気がする。
あくまで個人的な予想だけど。

あと、キャラクターを選択した後にキャラクターがポーズをキメながらカメラに接近してくる演出はいらないと思いました。
少々あざとい。

セガ ブースに展示されていた 428 の予約特典 メイキングDVD。
欲しい。
予約しとかないとなぁ。

さて、お次は僕が個人的に大注目している XBOX360 の「怒首領蜂 大往生 ブラックレーベル EXTRA」と、「ケツイ 〜絆地獄たち〜 EXTRA」(5pb.)。
428 と同じ セガ ブースに展示されています。

今のところ雑誌やネットでもほとんど情報が出ていない ケツイ がプレイできるのが嬉しいところ。

大往生 も ケツイ も 共にステージ 1 のみ遊ぶことができます。

いやいや、どちらも素晴らしいデキでしたよ。
最初、美少女ゲームをメインで作っている 5pb. が移植を担当すると聞いたときは正直「どうなの?」と思いましたが、これなら全然申し分ない。
安心して買えますよ。
ケツイ が家でプレイできるなんて嬉し過ぎる。
実に楽しみだ。

ただ、他のゲームと違ってコーナーが全然賑わっていなかったのがちょっと寂しかった。
列なんて当然できていないし、大往生 はまだしも ケツイ なんてほとんど誰もプレイしていませんでした。
怒首領蜂 ほど知名度無いからなぁ、ケツイ は。
悲し過ぎる…。
改めてシューティングというジャンルの人気の無さを実感しました。

一般日には多少賑わうとは思いますけどね。
元々人が少ないビジネスデイじゃこんなものなんだろうな。
5pb. コーナーの近くで展示されていた PSP の「零・超兄貴」。
数年前に PS2 で出た「超兄貴〜聖なるプロテイン伝説〜」が散々なデキだったのでまったく期待はしていないのですが(作っているメーカーは違いますが)、多少興味はあるので一応画面だけ見ておきました。
プレイすることもできたのですが、何故だかやる気が起こらず。
”原点回帰”をテーマにしているだけあって画面の見た目は PCエンジン版の初代 超兄貴 に近いのですが、また余計なアレンジ
が加えられているようで。
グラフィックを強化するのはいいけど、ゲーム性をいじるのはやめて欲しいなぁ。
どうせならそのまんま移植してくれればいいのに。

あと、超兄貴 と言えば 気になるのは葉山兄貴の音楽かな。
新曲を書き下ろしている という記事をどこかで読んだような気がしますし。

同じく セガ ブース。
codemasters のコーナーでは PS3版「RACEDRIVER GRID」をプレイすることができます。

以前ネットのムービーで XBOX360版 GRID のプレイ動画を観た時にもそのリアルさには驚かされましたが、こうやって実際に実機でプレイしているところを見るとよりその凄さがわかりますね。
ゲームもここまで来たか、という感じ。
新しいハードが出る度に同じセリフを言っているような気もしますが。

3D では比較的表現しやすい車ゲームではありますが、それでもこのグラフィックには驚かされます。
まぁ、60f/s ではないし(多分 30f/s?)、そもそも止めの写真では全然伝わらないとは思いますが。

洋ゲーらしく車がボコボコにブッ壊れるのがイイですね。
ある意味清々しい。

とりあえず目的のゲームは大体見たので、しばらく会場内をウロチョロ。

5-N2、ハドソン ブース。
高橋名人。
毎年いますが。

今年も恒例(?)の ボンバーマン 大会 が行われるようです。

高橋「これからプレイヤーの皆さんに対戦して頂いて”ボンバーキング”を決めたいと思います。 まぁ、”ボンバーキング”というと懐かしい歌を思い出しますけどね。」

名人、何歳向けの MC やってんすか。

3-C1、カプコン ブース。
タツノコ VS.CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES」コーナー。
ちゃんと確認したわけではありませんが Wii 版が遊べるようです。

2-S1、スクウェア・エニックス ブースでは ヴァニラウェア の「朧村正(おぼろむらまさ)」が展示されていました。
もちろん遊べます。
空いていたらプレイしたかったけど、30分待ち状態だったので諦めました。

6-N1、バンダイナムコゲームス ブース。
FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜」と「スカイ・クロラ イノセン・テイセス」。

FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜 は発売されるハードが Wii だったこともあって全然注目していないタイトルだったのですが、ブースで流れていたトレーラーを観てちょっと気になりました。
ゲームが面白いかどうかはわからないけど、世界観や雰囲気はかなり自分好み。
Wii 買ったら買ってみようかな。

スカイ・クロラ は人がプレイしているのを横から見ただけですが、エースコンバット の PROJECT ACES が制作しているだけあってかなりちゃんとしてましたよ。
アニメや漫画のゲーム化っていうと あまり良いイメージがありませんが、原作を抜きにしてゲームとして普通に楽しく遊べそう。
実際にプレイしたわけではないので Wii コントローラーでの操作感はわかりませんが。

セガ ブース近辺にいた ソニック。
女の子にモテモテ。
外人さんやコンパニオンのお姉さんまでソニックに抱きついて写真撮ってましたよ。

俺もあの中に入りてぇ。

7−N13、「ゲームセンターCX」の物販コーナー。
午前中だったからなのか、全然お客さんがいません。
まぁ、一番奥だしなぁ。

ショップでは ゲームセンターCX 制作プロデューサーの 菅さんだと思われる人が売り子をやっていましたよ。
あれ多分 菅さんのはず。
あの顔には見覚えあるし。
直接聞けばよかったな。

売り子のお兄さんに新商品の「どんぶり」(約2600円)を勧められましたが、今日は持ち合わせが少なかったので カメラマン 阿部さんの「つっぱり大名 手ぬぐい」(約500円)を購入させて頂きました。

すみません、お金に余裕があったら どんぶり 買ってもよかったんですけど。

帰り際、携帯電話のカメラで撮った会場内。
午後2時前くらいかな。
ビジネスデイとはいえ、スクエニ と カプコン の モンハン コーナー前はさすがに人が多い。

上の写真の左に写っているのは マイクロソフト ブースの「STAR OCEAN 4 THE LAST HOPE」。

午後4時から行われる CESA の「日本ゲーム大賞」に行って今年もまた生 伊集院でも見てこようかな とも思いましたが、仕事もあるので諦めて帰りました。
お金も無いのに一人で時間を潰すのもツライですしね。
次に来る時はお金を貯めて行こう。

ちなみに 日本ゲーム大賞 で今年 大賞を受賞したのは「Wii Fit」と「モンスターハンターポータブル 2nd G」らしいですね。
Wii Fit ?!
ゲームって言っていいのか?、あれ。
モンハン は去年も受賞してたじゃないか。
「2nd G」じゃなかったけど。

まったくもって面白味の欠片も無い結果だ。
伊集院は見たかったけど、日本ゲーム大賞 自体は行かなくて正解だったな。
時間の無駄だ。

今日会場で貰ったパンフ類と 428 の体験版ソフト。

つっぱり大名 手ぬぐい。
ニンテンドーDS 「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」の企画会議でカメラマンの阿部さんがデザインしていたキャラクター「つっぱり大名」がプリントされています。

阿部さん、漫画家を目指していただけあってやっぱり絵上手いな。
「スタンガン」とか、説明文まで消さずにそのままプリントしてあるのが面白い。


さて、来年のゲームショウはどんなゲームが出てくるのかな。
来年こそはグッズを買うぞ。
今年は シュウォッチ 買えなかったし。



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